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「『Kind of Blue』なんて退屈で仕方ないじゃない」であるとか、「やっぱり人間は牢屋に入るか死にかけないとダメなんだね」とか。
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おもしろいです。菊地さんの話すこと、その文章は何故にああも面白いのか。人を惹き付けるのか。やっぱり毒なんでしょうね。心地よい毒。そういうことでしょう、きっと。(06/5/10)
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ずっと「菊池」だと思ってたことに今気づく。いやあ、視力低下はなはだしいなあ。編集者による43.5の質問コーナーがやけくそ気味で良かったと思います。あと、伊藤俊治さんや山下洋輔さんとの対談も興味深かった。ジャズとはいったいなんなのだろうかわからないけれど、聴くとソレとわかる気がして不思議です。特集ではないけれど、掲載されていた水無田気流さんと和合亮一さんの詩を読んで、現代詩はやっぱり現代詩で、そこがいいんだけど、そこがなあああ。と思ったのでした。なんつーか、穢れない感じがよくも悪くもたまらない。
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彼ほど過剰にすべてを語ろうとするアーチストは近年まれだ。しかし、彼からはさらにさらに何かを吸収しようとするキョロキョロした姿勢が良く見てとれるので好感を持ってしまう。こういうタイプに特徴的なのは、強く打てば大きく響くし、弱いとそれなりにだ。
したがって、伊藤俊治との対談には唸らせられ、モランスキーとの往復書簡や三田格とのQAはイマイチである。したがって、こういう人を語ろうとするのも困難極まる。大和田俊之、林拓身はちょっとおもしろかったけど。
世間が彼を評価したがるころには彼は地球の裏側に行ってしまっているだろう。