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チェック項目16箇所。できるだけラクをして成功したいと思っている人たちに「小商人」という生き方を提案するのがこの本です、小商人という生き方の面白さ、知恵を絞って儲けることの楽しさ、読者の皆さんにも、この本を通してそれらの片鱗なりともお伝えできれば、一小商人に徹して生きてきた私として、それに過ぎる幸せはありません。今の社会では年収3000万円もあれば、お金で買える幸せのほとんどは手に入るといっていいでしょう、1世帯平均所得の約5倍であり、マイホームの平均購入価格とほぼ同じです、平均所得の5倍でも買えないような幸せは、それ以上いくらあっても、その人にはおそらく買えないものなのです。お金が動かなければ、商いは成り立ちません、ですから商人はケチであってはいけないのです、お金を貯めるのが大好きという商人は自己矛盾に陥っています。この本では、私がコンサルティングをお引き受けしているクライアントへの指導や、主宰する勉強会「共運塾」の実績をもとにしながら、その気になれば誰でも稼げる年収3000万、年商にして3億~5億レベルの「小成功」「中成功」を、確実に勝ち取るための考え方やコツを、できるだけわかりやすく書いていくつもりです。能力や才能の”物事を成し遂げることのできる力”と比べれば、才覚はその場限りの工夫やひらめき、やりくりのための知恵です、ビジネス=商いで一番必要となるのは、能力でも才能でもない、まずは商人的な才覚、知恵の働かせ方です。5年というのは短いようで、意外と何かを成し遂げられる時間の長さです、年齢に伴う体の変化や、ものの見方・考え方の変化、また環境的な移り変わりなども考慮して未来を考えるには、ちょうどいいスパンではないでしょうか。遠くにある大きな目標に向かって努力し続けるよりも、仕事でも遊びでも、今を楽しみたいという私のような小商人でも、5年という短いスパンなら、すぐ近くにビジョンを感じ、ワクワクしながら努力できるのです。恋愛の能力と商いの能力は、なぜ共通点が多いのでしょうか、どちらも相手の心をしっかりつかまえなければ、成功できないからです。「他の誰でもない、あなたから買いたい」、お客様にそういっていただけることが最大の喜びであり、そういうお客様をどれだけ持っているかというところに、小商人としての実力が現れます。あなたはお客様に、「この人から買いたい」と思われているでしょうか、「この人なら私の友人、知人、臣籍を紹介してあげたい」と思ってもらえるような、ラクをして稼ぐ小商人になれているでしょうか、それを知る目安があります、あなたはお客様に、あなたの取り扱う商品以外の、買い物の相談を持ちかけられたことがありますか? お客様にご家族や恋人、仕事の話を聞かせてもらったり、悩みを打ち明けられたりしたことがありますか? 商いにおいては、お客様という他人が、私たちに「運」や「ツキ」を運んできてくださるからです。