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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
時代に書かれた、日本のポツダム宣言を受けるまでのノンフィクションです。映画化されたので、見ている方、私のように見てない者にも面白く読めます
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投稿者:TAICHI - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦争という僕らみたいな若い世代には知らないことを、はっきり鮮明に書かれていて、とてもわかりやすかったです。
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日本軍関係では精力的に本を出している方ですが、地の文に個人の価値判断が出すぎていて、私は好きではありません(文章がちょっと陶酔気味というかき美文調というか……)。とは言え、その時代を生きた人の生の言葉を採集しているという点では貴重かと。宮城事件については読んでみたかったので、面白かった。語り口で☆ひとつマイナス、でも読む価値はあるかなと思います。もう少し淡々と書いてくれるといいんですけどねー。
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夏になると読みたくなる本。
今年はあの報道もあったのでいろいろ考えました。
あまり上手だとはおもわないのですが。
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昭和20年8月15日の一部陸軍将校によるクーデター未遂事件。本当にこんなことがあったんだろうかと愕然とした。今の平和な世から考えれば想像もつかないことだが,平和な世になったからこそ,二度と暴走しないために歴史の過ちを知っておくべきである。
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↓こちらを登録したいのにできませんよ。おかしいなぁ。
「日本のいちばん醜い日 」鬼塚英昭 ISBN:4880862169
「天皇のロザリオ 上巻 日本キリスト教国化の策謀」
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1945年8月14日正午から翌15日正午の玉音放送までの24時間を綿密な取材と証言を基に再現したドキュメンタリー。
戦争継続を主張する一部の陸軍省幕僚と近衛師団参謀が中心となり起こしたクーデター未遂事件(宮城事件)を軸に話は進む。
終戦派・継続派の息詰まる攻防、国家存亡の危機に生死を懸けて自分の信念を貫く姿。
こんなに手に汗を握りながら読んだ本はこれまで無かった。
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読みごたえのある本です。
終戦直前の混沌緊迫した24hours。
膨大な取材量をもとに、日本の歴史が大きく転換した瞬間を忠実に再現しています。
登場人物が多すぎて、「主要人名索引」を活用しなければ、訳がわからなくなります。
反乱は許されることではないが、反乱者も日本の未来を真剣に考えてたからこそ、そういう行動に移ってしまったわけで、一概に彼らを責められないでしょう。
終戦前夜に死を覚悟しながら、日本の未来のために動いた人達がいたからこそ、今の日本があり、今の僕があるんですよね。
僕が惹かれたのは迫水書記官です。
裏方の事務官だから、おそらく死ぬほど忙しかったでしょう。
こういう歴史は学校では習いません。
でも、こういう歴史こそ語り継がれなければいけないと思います。
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昭和二十年八月十四日 午後一時から 十五日正午の玉音放送までのドキュメンタリー。
政府、軍部、NHKで何が起こったのかを筆者が関係者存命中に取材をし一時間ごとの章立てで話が進む。
ポツダム宣言を受諾するか否か、詔書の文章で紛糾する議会、聖断に納得できず蜂起する青年将校、様々な思いを抱えた人々が作るドラマが生々しい。
文章は非常に淡々としていますが、緊迫感溢れる文章でグングン読ませます。
24時間をほぼ300ページで書いているので1時間約15ページという構成も読み易い要因か。
筆者も文中に書いているが当事者の記憶が曖昧な部分や語りたくない部分もあるので、本書の内容が完全な真実か否かは不明であるが、この一日の間に苦悩し判断し行動した人々のドラマとしては大変面白く読みました。
しかし登場人物も多く話が複雑なので再読せねば読み飛ばしてしまっている内容があるような気がする。。。
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タイトルの「日本の一番長い日」とは、もちろん太平洋戦争が終った昭和20年8月15日のことで、日本の無条件降伏が決定された前日の14日の御前会議から、15日の玉音放送までの24時間を綿密にたどったノンフィクション。元々は'65年に出版され映画にもなった。今回読んだのは30年ぶりに大幅加筆訂正を受けて出た決定版(文庫は平成18年7月の新刊)。
一刻も早く戦争を終結させたい首相や大臣、全軍の思いを背負った陸相、真の国体護持を思いクーデターを画策する一部将校、歴史の一台局面に立ち会うことに震える放送局やマスコミ、そして聖断を下した昭和天皇……それぞれがこの国を想い、必死に苦闘した24時間。
後に八・一五事件と呼ばれる、終戦に抵抗する一部軍人の騒動や、玉音板……天皇の玉音放送を録音したレコードを奪取しようとした事柄についてはある程度知っていたが、改めて読んでみると、さまざまな偶然やわずかな時間差といったものによって「終戦」というものが迎えられたのだなと思い知らされる。
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8月14日正午から15日正午の玉音放送までの24時間。
この最後の24時間においても、これほどまでに終戦か徹底抗戦かのぎりぎりの攻防が続けられていたということに衝撃を受けた。今の日本人にとって理解することは難しいかもしれないが、ポツダム宣言を受諾するという決断がどんなに困難なものであったか。
阿南惟幾陸軍大臣の日本の将来を憂いながらの壮絶な責任の取り方に涙なくして読むことはできなかった。
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ゆっくり読みました。ほとんど場所は皇居だけ時間は24時間だけの話なのに読んでいるこちらがくたびれてしまうほど次々と起こる事件。ポツダム宣言を受諾すると決めて戦争は終結することを全国の国民に伝える、前線の部隊に伝える、と書くととても簡単ですっきり次の生きる道を見出したような節目の日であるが、陸軍の抵抗がいちばんのネックでした。しかし、判断が遅い早いはともかく内閣が機能し戦争を終わらせる仕事をしていたしていたことに安心しました。それから玉音放送が正午に流れるまで、何度も正午に放送があると予告していたこと、農民は朝が早いから正午に放送したという配慮を初めて知りました。
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45年前に初版が発行された本でありながら全く古さを感じ無い。描写がリアル・緻密で当時の情景を精緻に再現しているからなのだと思う。
半藤氏はこれを35歳にして書かれたということも驚愕に値する。
これからもずっと終戦時の日本の様子をリアルに伝えていくことになる名著だと思う。
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終戦。戦争を知らない自分としては、原爆とソ連参戦でようやく日本の惨状に気付きながらもポツダム宣言受諾に踏み切れない政府の決断力のなさと、それでも戦争を継続しようとする陸軍の愚かさに不快感を覚えるも決して賛美出来るものではなかった。しかしながら今回これを読んで、ポツダム宣言受諾から玉音放送までに昭和天皇、鈴木首相、阿南陸軍大臣を筆頭とした各大臣それぞれに終戦を成し遂げるとの強い意志が感じられ感銘した。陸軍イコール悪という認識だったが阿南陸相この人でなければ更に戦争が長引かされていたと思う。これに対し玉音放送を阻止しようとした青年将校は天皇陛下の想いも分からぬ浅はかな人間である。切腹、特攻、ともすれば美化される日本の悪しき考えであるが、阿南陸相の最期は受け入れられるものではないが、立派だったと思わずにはいられなかった。戦争はさまざまな人びとを追い詰め殺してしまうものである。二度とこのような悲劇が起こらぬよう願いたい。
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1945年8月15日、日本はポツダム宣言を受け入れ無条件降伏。当時の内閣が終戦を決断するまでの24時間。
終戦からはや60年。
日本は混沌としている。
いつだって自分のことで精一杯なんだ。
だが、終戦の日、日本の未来を考えて戦った人たちがいたことを忘れない。