紙の本
手元に置いておきたい一冊
2015/08/24 23:31
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねったいぎょ - この投稿者のレビュー一覧を見る
怒ることというのは誰にでもあり、私ももちろんある。しかし、怒っても良いことはないことは実感としてわかる。では、どうしたら怒らない心を持つことができるのか、これは非常に難しい。怒ってしまったときには、この本を読み、自分を戒めたい。だから、この本は立ち読みではなく、買って手元に置いておきたい。
この本には、なぜ怒ったらいけないのかが具体的に詳しく書かれている。そして、どうすれば怒らない心を持つことができるかが書かれている。言葉も明快でわかりやすい。素晴らしい本だと思う。
電子書籍
こころがかるくなる、オススメの本です。
2015/03/24 22:14
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あさひむら - この投稿者のレビュー一覧を見る
本を読む前は、気持ち悪くて、落ち着かない気持ちでイライラしていましたが、スマナサーラ長老の「怒らないこと」を読んでいるうちに、気持ちが落ち着き、いつの間にか、仏教への強い興味へとワクワクした気持ちに変わっていきました。すばらしい影響力のある本です。
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怒らないことの難しさと、そのことで得る事の出来る幸福が広がることがわかる。そして仏教世界の思想が伺える作品である。
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サイエンス・オブ・マインド
自分を観るということ
生きるということ
他を思い遣るということ
心の底から。
思想と実践。
釈迦の思想に触れる本でもあり
あたりまえのことに気付く本でもあり
感謝する心を育てる本でもある。
ある見方からすれば、とても厳しい本。
同時に、愛情に満ちている本です。
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怒りというのはネガティブな物をひっくるめて怒りというのかなぁ。怒る事によって起こる害と起こらない方法を解かれている。部分的には賛同しかねるところもあるのだけど、それがまた心地いいのだから困るのだ。
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今まで感じたことのない激しい怒りにここ1年間ずっと悩まされていました。この本に書かれているように、怒りは有害で、それに捉われていることが間違っていることはわかっていました。それでも、どうしてもその怒りは拭えませんでした。この本を読むことによって自分の「怒りに捉われることは間違いで下らないことだ」という考えは強力に肯定されました。何とか乗り越えられると思います。
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▼ 100文字感想 ▼
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ちょっとしたことで怒っていませんか?職場で家庭で、
怒る必要もないのに、腹を立てて、いつも自己嫌悪に
陥ってるあなた。わかっちゃいるけど、止められないの
なら、怒りの本性、怒りのしずめ方などを知りましょう。
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▼ 5つの共感ポイント ▼
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■怒るのは誰のせいでもありません。「怒るのは私の
せい」なのです
■自分は正しい、自分の言葉も正しい、自分の考えは
正しい。相手は間違っていると思うから怒る
■何回言ってもわからないのは、言葉が不完全で、完
全に正しいということはあり得ないから
■喉が渇いているときには、一滴の水でもありがたいも
のです。人間が感じる幸福も、それと同じです
■閻魔大王が地獄か天国か審判する時何をするかと
いうと、鏡を見せるです
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タイトルが「怒らないこと」なのでいわゆる宗教説話的な文章が延々と続くのかな、と思っていましたらすごく落ち着いた語り口の本ですぐ読めました。つまり、仏教研究者のスリランカの方の文章を翻訳したような本かな、と思っていたのです。
著者が日本在住ということもあり、日本の状況に合わせて書いておられるところもあり、そういう意味でも読みやすさを感じました。
うなずきやすかったのはやはりアジアの思想がベースにあるからでしょうか。
「怒らないのである。本当に怒らないのである」(西洋思想なら「正当な理由があれば怒ってもよい、相手を傷つけてもよい」となるところ)
「怒りは人の気持ちも体も傷つける害毒」
「(怒っている相手に対して)どこまで赦すのか。どこまでも、である」
「怒っている間は考えることも何もできなくなる。つまり人間性を捨てることだ」
はっ、としたのは、
「太古の昔から世界を征服してきた人は心の良くない人」(=他人を支配しようとする、愚か者)という一節でした。
私はコンサルタントをしています。
世界を支配…まで行かなくても一定のマーケットで勝つことを考え、お教えしています。その目指すものと怒らず悠々と生きることの折り合いをどうつけるか、この本はまだ何度も読み返さなければならないと思いました。
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怒らないこと。
怒るということは、まず真っ先に自分を破壊している。
自分を壊して傷つけている。
衝撃。
でも事実だよね!
イライラすると涙出てくるもん。
自分が傷ついてたんだ。
怒りが出てきたら、その感情をゆっくり観察する。
「あ、今怒ってる。」
怒りは我慢するとたまってしまうものだから、
毒を抜くように怒りが出た瞬間になくすのが大事。
地球のような心で
海のような心で
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「怒らないこと」を意識するってことは
「悟り」に近いカンジがします。
何度も読みなおしたいです!
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マッチの火でゴミを燃やそうとすれば、ゴミより先にマッチが燃えてしまう。他人の言動に怒るのは、腐った食べ物を拾って食べるようなもの。
心はスポンジでなく水晶の玉ように・・・。そんな仏教説話らしいわかりやすい例え話で、怒りは自らに害を与える、決して為にならない行為であることを説明していく。
初期仏教、即ちお釈迦さまの話は後世の大乗仏教に比べて単純だが、一人一人の心の深い部分を突いてくる。この「怒らないこと」が初期仏教説話シリーズの一冊目にきているのは決して偶然でなく、心に抱える「怒り」結局は様々な人生の歪みを引き起こしているから。怒りは「火」であるが、毎日ささいなことに怒り続けるのは火遊びを繰り返すようなもの、いつか自分が(自分だけでなく近くにいる人も)燃えてしまうのだと心に刻んでおきたい。
解脱、と仏教
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イライラしてた仕事帰りにふと目に留まり
思わず手にとって読んで良かったので購入。
忘れがちな、だけど当たり前なことに気づかされる。
自分の未熟さを痛感。戒めのための1冊。
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普段怒りがちな自分がいかに損をしているか、と思った。
怒りに対する笑いができるようになりたいと思う。
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怒る事=自分のエゴを突き通したいという感情にコントロールされている時なので不必要な感情。誰でも怒った時はいい気分でなくなるので心身に良くない。という事は理解できたけど、きれいごとの論理だけな気がした。実際にその考えを自分の生活に取り入れて、怒らない様に自分の感情のコントロールをするのってかなりむずかしいだろうなと思った。
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話題の一冊。目から鱗。
「私は正しい」という思考は間違っている。
「怒り」が生まれると「喜び」を失う。
そういえば仕事始めた頃、笑ってないとやってらんない
って思ってたじゃないか、と思い出した。
怒らない人っているけど、もしかしたら我慢してるだけかもしれない。
ここで目指すべきはその感情すら生まれないお釈迦様のような境地。
難しいね。
けど、まずは怒っているその感情に気づくところからスタートすべし。