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学園もの、女学院、さらにヴィクトリアン…ときて舞台がインド。
シリーズ2作目の今回はお姫様も出てきますよ。インドのお姫様…!お姫様ときたら、おてんばでこっそりお城を抜け出すわけですよ。ね!お約束が素敵なんですが、でもそこがまた面白さ。
スパイも絡んで、世界情勢に翻弄される主人公の運命や、いかに…!
王子様の成長っぷりも必見。
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高殿円が趣味に走ったシリーズの二巻目。
寄宿舎ものと歴史ものときて、今回はプリンセスも出てきます。
お約束のように繰り広げられる寄宿舎生活がとても素敵で、読んでいてついつい微笑んでしまいます。
それと同時に進行していく第二次世界大戦直前という世界情勢に巻き込まれ、引き裂かれていくシャーロットたち。果たして二人の恋の行方は…
女の子の寄宿舎ものという、男性には手が出しにくいジャンルではあるけど、一度読み出すとそんなことは気にしなくなると思います。
特にカーリーとシャーロットの授業は最高でした。
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ああああああああ!面白かったあああああああ! 結局はこの物語、「小公女」で代表される少女小説へのオマージュ。かつて夢中になって少女小説を読んだ人には、たまらなく魅力的な1冊になると思います。 シャーロットが学ぶオルガ学院に転校生がやってきた。その転校生は実は本物のプリンセスだったから、さあ大変!! 2巻目は、プリンセスが学院で引き起す騒動と恋の行方がメイン。 「「ローマの休日」で最後まで突っ走ってしまうのかどうか!」の興味から、ラノベにしてはブ厚い本なのに、気持ち的には一気読み。 突如乱入してきたプリンセスパティのおかげで、シャーロットとカーリーのむふふの絡みが少なくて残念!と思っていたら、そうくるかっ!おったまげ。 不意打ち食らわされて驚きつつも、「寄宿舎もの」で甘くてほんわかした少女小説の部分と、物語の背景となり、主人公らに陰を落とすイギリス&インド近代史の非情な政治的な部分が、実にバランスよく書き込まれていた巻だったと、感心したんでした。 これにてシャーロットの幼年期時代編は完結。 まんまヴィクトリア調の少女小説(寄宿舎よ寄宿舎!)の世界がもう味わえないのかと思うとものすごくお名残惜しいのだけど、全てを知ってしまったシャーロットが、初恋の相手であるカーリーとどんな風にして再会するのか、それがとても楽しみ。完結するまで、目が離せませーん!(2006.10.5読了)
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好きすぎて保存用と2冊買ってしまいました。これ読んだのはもうずいぶん前だなあ・・。
シャーロットとカーリーのやりとりが可愛くて、読んでてほんわかしてきます。
あれからずっと続編を待っているのですが、出る気配がない・・。
高殿さん、ぜひ続編をお願いします(><)
追記です
どうやら講談社文庫より復刊、続編もでるらしいです!!こんなに嬉しいことはありません。
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おおお面白い!女子寄宿舎生活、異国インドの情緒、恋と友情の物語に、近現代の戦争の影。舞台はあくまでも女子寄宿舎なのに、世界は繋がっていく。非常に面白い。たまに回想の形をとるのがまた切ない。生まれも育ちも考えも違う、大切な友人がいる。振り替えればかけがえのない日々に思えるのだろう。感無量。
続刊が出ていないなんてあり得ない!講談社文庫より新装版が出るようなので、大いに期待して待ち。
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愛おしくも切ない寄宿舎青春ストーリーの続編。
このシリーズに関してはとにかく好みとしか言いようがないのだった。
待望の続編がついにIN★POCKETで始まったとの事、いやもう本になるのが今から楽しみというしか、なんとか年内に読めると嬉しいんだが。