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日日日ことあきらの新作書き下ろし。「ちーちゃんは悠久の向こう」に登場した旅人さんの友人のお話。「うそつき」に登場した悲劇のヒロイン小島唯も登場。ていうか同じ学校だったのかこいつら・・・・
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日日日の新風社出版第三弾。
大人になりたくない少女と、大人になりたい少女が織り成す、妄想と現実の物語。
読んでいて強く感じたのは、この本が大人の手によって書かれた子供の物語と言う事。
小さい頃は、こう感じていたと言う自分が経験してきたことが、そこには詰まっています。ただ、何となくの違和感を拭いきれない。
僕も含め、大人になることで何を感じ何を忘れたのか、それを思い出すのにいい本かもしれません。
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日日日作品。
面白いし、旅人さんも魅力だったけれど、オチをああいった形にしてしまっていたのがちょと残念。ピーターパンとの絡ませがよかった。
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表紙に惹かれて購入しました。新しいジャンルの小説に出会えたって感じでした。言い回しがとても面白いです。
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読了。
重いというか、不思議というか、電波というか、ホラーというか、妄想というか・・・とにかくドロっとした感じの作品。
狂乱家族日記と同じ作者なのだけれど、向こうはカラっとした感じなだけにその落差が印象的。
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ファンタジーなのかと思ったら違った。現実に引き戻された時の主人公の気持ちがなんとなくわかる。いい意味でも悪い意味でも感情移入してしまいました。
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実を言うと表紙の絵を描いている中村さんが好きだったから思わず買った本だけれど、
文章が気に入った。
晶氏の本はこれからも買っていきたい。
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怖い要素だったり、ファンタジックな世界観だったりが混沌としてるのに、とてもテンポ良く読めます。結末は本当に衝撃的。でも、ラストの「すべてのウェンディは大人になってしまう―・・・」の文章は、本当にこの世界に希望を授けてくれるものだったと思います。何回も読み直したい。
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一言で言うと、変な話。気持ち悪い話。好みによると思いますが、私は嫌いではありません。文章の稚拙さは作者の歳を考えると当然なので気になりませんでした。
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ちょっと後味が悪かったかもです。旅人さんの終わりが悲しいなぁ。晶さんは初めてで、表紙買いでした。アジカン好きのわたしにとっては買いざるをえなかったのですよ(そんな)
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アジカンのCDジャケットイラスト描いてるイラストレーターさんの絵だったので気になって手にとってみたら日日日さんの本だったので即購入しました。最初の方は丁寧語、いや、文体、ですかな。が少し合わないな気持ち悪いなと思ったのですが、読んでるうちに段々慣れてきました。良かった。このお話はアレですね最後の方になっていくと衝撃が何か黒い大きな形のない物となって迫って来る感じ。特に母の死の発覚のところからは凄かった。いいねこれ。面白い。
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こいつはやられました。
なんだかやたらにリアルな妄想、非現実的な現実が、主人公の少女の視点で語られる。
二転三転して明かされていく真実に、やられたっ!と思わず叫びます。
ちょい、暗め。不気味目。そこが好き。
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表紙のイラストと「すべてのウェンディは大人になってしまう」という宣伝文句に惹かれて購入。
文章の雰囲気や登場人物の描かれ方から乙一さんを思い出しました。この暗ぼったさ、良い!(笑)
思考のシンクロ率が高かったので驚きました。数年前に感じてたこと、それを思い出して、今、感じること。心を見透かされてるような感覚に、思わず作者を確認すると(そこでか)、日日日さんは自分と同い年だということが判明。即、応援することが決定。日日日さんこれからもがんばってください・・・!
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主人公の女の子に、面白いぐらいに感情移入が出来ました。「そうそう、だよね」みたいな。日日日さんの小説は文体が好き。ラストにも見事にハメられましたよ。秀作。
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主人公の少女は自分の腹の中に「餓鬼」という悪意を孕んでいる。周りの人との関わりはほとんどなく、その大勢が顔がぼやけて実態となって見えない。
ある日彼女は「旅人さん」という、初めて輪郭がはっきりした少女と出会う。その少女との出会いをきっかけに違和感の正体を探そうとするが・・・
「全てのウェンディは大人になってしまう」いつまでも子供のままではいられない。それがたとえどんなに甘美であったとしても、虚構に逃避して、物語に没頭しても、そこには幸せなんてないんだから。すごく、身に染みました。