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著名な方がたくさんのポートレイト。
成し遂げた何かが、写真から伝わっているのか。
それとも、やはり誰でもただの1人だからこその人間くささが伝わってるのか。
年を重ねた人が多くて、私もこんな風に味のある老人になりたいと思った。
購入のきっかけは、サントリーミュージアム[天保山]での
アンリ・カルティエブレッソン展より
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被写体は、おしべてみなリラックスしている。というより、全身の力を抜いている。
この絶妙な距離感。見守る距離感だ。
それにしても、アンリ・カルティエ=ブレッソンが、撮った有名人の陣列に驚く。そして、それは決して偉人風でなく、みな人間であることを思い知らせてくれる。
中でも私は「わが管理人夫人」がお気に入り。こういう家族でないけど、身近にいる人の存在を撮った彼に脱帽である。
写真ポートレイト作品の最高傑作集。
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有名人のポートレートがイッパイ。
キング牧師、ジャン・ジュネ、ストラヴィンスキー、ヴィスコンティ、若き日のカポーティ、ユング、ネルー、ディオール、ロラン・バルト、ル・クレジオ、レオノール・フィニー、カミュ、ロブ・グリエ、メシアン、ソンタグ、ミロ、山口光圓、シャネル、サルトル………。
各分野のスーパースターがここまで並ぶと圧巻。
ジュネの顔とか、初めて見たわ。
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20世紀を代表する写真家・映像作家、アンリ・カルティエ=ブレッソン。とりわけ、彼のポートレイトは、写真史に残る傑作も多いです。時代をいろどった著名人だけでなく、きわだった印象とその容貌に惹かれてごく普通のひとびとなど、彼が50年以上にわたり撮影しつづけたポートレートを集めた一冊です。