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犯人の生い立ちから犯行に至るまでの経緯が書かれてあって、そのこだわりについての記述がすごく説得力があった。
ストーカーの類型とか、エグゼクティブ・ストーカーの文字列のきらびやかさに驚きつつ、有名人の大変さになんとも言えない。
ちょっと筆者の主観とか偏見ぽい文章が気になったけどお勉強になりました。
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現代は犯罪に関心を持っていないとしても、犯罪にまきこまれて被害者となりうることは充分あり得る。また、家族や友人、知人がそうした立場に追い込まれて苦痛を味わうことになる機会もふえている。したがって、犯罪、とりわけ現代の社会や家庭の病理を反映する要素が多い性犯罪について、その正確な知識を得、対策を考えることは大きな意味がある――(作田明HPより)
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犯罪は自分と関係ないところで起こっている。関わることはないだろうと考えていませんか?
実は身近なものかもしれませんよ。
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加害者に対するケアが再犯を防ぐ
例に挙げている加害者達は刑務所を行ったり来たり
病的なまでに性犯罪に手を染める者には適切な治療が必要である。
確かに。
だけど通り魔的なレイプ犯には死刑でいいんじゃないかと思う僕はおかしいのだろうか。この考えはこれから変わっていくのかな
2009/02/14
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性犯罪の分類や特質、強姦の誤った認識などを実際の判例を挙げながらわかりやすく書かれた本。
強姦については学生時代授業で嫌と言うほど習ったので誤認はないが、ファティシズムやサド・マゾ、さらには小児愛の定義が判例を伴いわかりやすく書かれていたので勉強になった。
ストーカーにも様々な種類があり大変興味深いと思ったが、ストーカー予防は人の性格を見抜き、危険な人には近づかないということしかないらしく、それはどうにもならないなあと思った。
性犯罪の予防のためにメーガン法を取り入れようとする議論があることは承知だが、そのまま取り入れても活かしきれないと思うので我が国に合った形で適用して貰いたいものである。
減少を図ったものが増加の助長をしているなんて事にならないようにして貰いたいと思う。
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犯罪心理学を専門的に扱う筆者により執筆された本。「誰もが性犯罪被害に成りうる時代に、現代の社会や家庭の病理を反映する性犯罪について正確な知識を持つことは大きな意味がある」とし、本書を書いたという。
特徴的なのは、「性犯罪の事件の中には軽い犯罪から重い犯罪へと徐々に発展していくケースもある」ことを踏まえて、重大な犯罪からではなく軽微な犯罪から説明していることだろう。本書で書かれているものは性嗜好異常(痴漢・のぞき・露出狂など)、フェティシズム、サディズム/マゾヒズム、小児性愛、強姦・強制わいせつ。強姦神話、ストーカーであり、事例もそれぞれ説明されている。
自分用キーワード
暗数(性犯罪) 代理満足