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紙の本
とある刑事の物語
2007/01/27 17:40
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
これも、悲しいお話しです。
第二次世界大戦後まもない、NYが舞台です。
一人の作家が、以前の知り合いの刑事ラファティを訪ねますが、
周囲の人間、誰もがみんな、口をにごし正確なことを話してくれません。
その作家が、探り当てた一人の刑事のストーリーとは、、。
話の前半は、作家の調査にあわせて、書かれていますが、
中盤以降、読者の感情移入というか、トリップ感があがると、
話者が切り替わる形で、警部補ラファティがいつのまにか話者になっています。
簡単に言うと、一人の警察官の破滅へのお話しで
本当によくある話です。
ラファティは、謹厳実直な刑事だったのですが、
捜査の関係で一人のショーガール、ローズと出会うことで
全ては、狂っていきます。
しかも、ローズの元情夫の服役囚エディが多額のお金を
もっていることが、判明し。
それを強奪する計画をたてるあたりから、話は、緊迫感を持ってきます。
これが、丁度本の中盤あたり。
最初はちょっと古くて退屈かなぁと思っていたのですが、
この辺からは、ノンストップになりますね、、。
結末が大体わかっているのに、(それは、冒頭に書かれているのだから)
読者を強烈にラストまで、引っ張っていくのは、どうしてでしょう?。
ダメじゃないか、、と思いつつ、
しかし、なにか、ラファティにシンパシーを感じてどんどん読んでいってしまう。
犯罪小説という意味では王道のお話しです。
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