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投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
童話などの姫君達をモチーフにし、白雪姫や人魚姫などの名を冠した事件を、事件と何ら関係のない少女2人が推理する
外に出ることの出来ない「しずるさん」に「よーちゃん」が事件のあらましを語って聞かせるというスタイル
正確な答え・真実と言えるものがなく、ある種の世間話ですね
答えを見て作った問題用紙を採点する人がいないという感じ
推理そのものには価値がないのですから、もっとキャラクターの背景を見せて欲しいです
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こんな表紙でこんな内容!?シリーズ。一応探偵もの? 上遠野氏はすごく好きなんだけどこのシリーズだけは好きになれない。特に1話目とか。。 乱雑な思考とか。。まぁ最後のところにもってきたいからあんな内容になっちゃったのかなとか思う。 それにしては無理やりだ、。
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しずるさんシリーズ、3作目。結局1作目は買い直していない。本編よりもチクタが気になってる今日この頃……
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人が謎を求めるとき、そこには必ずと言って良いほど快楽が付きまとうものである。
謎を解く楽しさ。読者を嵌める愉快さ。
そういった様々なものが交錯して謎が生まれる。
謎は媚薬でも使っているかのように人々を誘惑し、その回答を要求させる。
答えというものがどんなに残酷で救いがなく、肩透かしのものだったとしても。
謎というものはまるで豪奢でありながら中身のないお姫様のようで。
しかし謎は語ることはせず、ただそこにあるばかりの代物。
誰かに解かれることばかりを願っているのだ。
この話には何人かの姫君が登場する。
そのどれもがまさにお姫様であり、数多くの謎を振りまく。
しかしその謎というものはどれも空虚で救いようのないものばかりで。
そのくせ構って欲しいかのように難解なのである。
謎は寂しがりやだ。
だからどこにでも現れる。
しかし謎だと思っているのは『ごまかされた』人間ばかり。
この中に登場する本当の姫君たちにはそんなものは通用しない。
これは悲しく寂しく、豪奢で空虚な物語。
されどもそこには必ず快楽が付き纏う。
利用されるための媚薬のように。
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借本。
シリーズ3冊目。
思い切って途中の話を飛ばして後からまとめて読んでみたら、「あぁそういう事」と納得。
毎度、途中の話が邪魔に感じるけど、通しで読む方がいいと思いました。
途中の話がいい箸休めな存在なので、構成的には通しで読むのがいいかと。
内容がどうも好きになれない方向なので、続編は読まないつもり。
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ここにきて作者特有の世界の説明が入る。
何らかの前触れもしくは伏線なのだろうけれど、少しもどかしい。
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今回は白雪姫人魚姫といろいろ登場したけど、一番気に入ったのは統和機構が登場する事。ブギーポップも登場する日が来る事を祈る。
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しずるさんシリーズ3冊目。
今回はおとぎ話の姫をモチーフにまとめたお話になります。
シリーズ通していわゆる見立てというかモチーフ前提で
それに肉付けするように推理物としてのお話を作ったような物語なので
推理物としてのトリックや意外な犯人などは期待しないほうが良いです。
しずるさんとよーちゃんとの関係や
上遠野作品の雰囲気を楽しめればいいと思います。
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三巻目ともなると、この作品の楽しみ方も少しずつ分かってきます。
謎を解くことよりも、二人の少女の会話を楽しむための作品なのかな、と思います。
これが最終巻なのでしょうか?よーちゃんとしずるの詳しい背景が描かれてないので謎が残ったままなのですが。。