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サントリーの人気商品はたくさんあるが、昔はウイスキーを主力とした企業でした。
自分も小学生の時に家に親父のウイスキーがあったのを覚えている。それほどサントリーのオールドは売れていた。
しかし、全盛期で年間1200万ケース売れていたのが300万ケースまで落ち込み、サントリーは他の商品の開発に本格的に着手する。
その中で生み出されたのが、
『伊右衛門』、『BOSS』、『−196℃』、『青いバラ』などである。
今ではこれらの商品は1度は飲んだことがあるはずである。
そんなサントリーの開発能力はどんなところにあるのか、それぞれの商品ごとにその誕生秘話を収録。
サントリーの初代社長の『とにかくわからんけど、やってみなはれ』の精神で皆が攻めの挑戦をしている。社内でも攻めの挑戦で失敗をしても咎めるのではなく、失敗を知っているからこそ分かることが次に活かされるとチャンスを与える風土がある。就職したくなる理由が分かる。
帰りに思わず『−196℃』を買って帰りました。
その苦労が分かるだけにいつもよりおいしく感じました。
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?サントリー での商品開発の裏側を特集した本。
伊右衛門、黒烏龍茶など、サントリーの社員が、消費者のために誠心誠意
想いをぶつけている姿を垣間見れて、サントリーファンにとっては、とても楽しめる本です。
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宣伝・マーケティングに定評のあるサントリーの
知られざれる研究開発力について書かれている。
多くの有名ブランド誕生までのストーリーが紹介されており、
サントリーの技術力・j開発力の高さを改めて実感した。
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競合他社の商品に対して対抗的な商品を開発するのではなく、消費者が実際に求めている商品を生み出す、ニーズを読み解くという開発思想がヒット商品を世に出すために欠かせない。また、中身の美味しさに加えて「知覚品質」(ネーミング、パッケージング、広告宣伝など)も重要であることが分かった。
R&D部門も自分たちで市場調査(居酒屋に飲みに行き、そこで居合わせた客に質問したりするらしい)し、それが新たな商品コンセプトの元になることもある。
新ブランドを生み出すまでのストーリー(伊右衛門やプレモルなど)が熱い!
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サントリーという企業が,なぜここまでシェアを伸ばして生き残ってきているのか。その裏話がいろいろと書かれています。
オジサン世代にとっては,「サントリー」と言えば「オールド」ですが,わたしは,その「オールド」を,いつの間にか飲まなくなりました。本書を読むと,それはわたしだけではなく国民全体にそういう流れがあったようです。
その「オールド」に寄りかかって成長してきたサントリーが,その後,どのように再生を果たしてきたのか。その時の開発のど真ん中にいた人にも話を聞いています。
佐治社長の言葉に
「5,6回の失敗は目をつむっているのではないでしょうか」
というのがありました。これにはビックリです。たぶん,5,6回まで我慢できるトップの姿勢があったからこそ,新しい分野に挑戦して,成果を出すことにつながっているんだろうなあと思いました。
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一つ一つの開発ストーリーの情報が少ないので、ちょっと残念な感じ。
しかし、ちょっとしたカンブリア宮殿ができそうな内容です。