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村上龍は好きなんだけど結構グロイ系の小説は苦手、、昔イピサを読んでゲンナリした記憶が。。。
でも青春モノや家族モノ。結構笑えたり感動したりするものもあってそうゆうのは本当引き込まれます。
この作品集は私の好きな『空港にて』も入っていて大満足。苦手なグロイ系もなかったし。
第三章までしか入ってなかった『希望の国のエクソダス』は今度別に買ってみようと思う。
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はじめての・・・だから大丈夫かと思ったけどやっぱり・・・。このシリーズは揃えていくつもりではいます。
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「はじめての文学」シリーズから作品を選んで日本語の生徒と読むことにしたので、その下読み。村上龍はあまり好きじゃないんで(なんか暑苦しい感じで…)、本人選の傑作短編集(?)を読んでもやっぱり3つ星だなぁ。『希望の国のエクソダス』の1部だけが入っているのはずるい。
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今まで村上龍さんの本は読んだことがなかったので、とりあえず読んでみた。
「空港にて」が面白かったです。
「希望の国のエクソダス」は続きが気になるなぁ・・・。半独立国家を誕生ってすごいよなぁ・・・その過程がぜひ見たい。
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『タナトス』のせいで毛嫌いしてたけど、悪くなかった。考えさせられる内容も多かった(『希望の〜』とか)。この本を手にとって一番良かったなと思ったのは、村上龍という人間に魅力を感じたこと。まえがきの“どのような汚辱に充ちた世界を描いても作者に充分な動機と才能があれば小説は際限なく美しく強くなり、読む者に生きる勇気を与えるのだと知った”にやられてしまった。
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■「村上龍」がつまってた。こぅーくらい感じとか闇的な感じが。最後の「希望の国のエクソダス」が結構面白くて思わずそっちの本を買いたくなりました☆あぁいう中学生の改革戦争的なものって「所詮それも理想郷」って感じしたし、微妙。って最初は思ってたけど、なんかハマるかも。続き読みたい!って「はじめての文学」の中で初めて思った!
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帯の売り文句を読んで買った1冊
村上龍をちゃんと読んだ事が無かったからすこし難しかったけど考えさせられる話もあった
けれどはじめての文学、という題名からもっと子供っぽい文章かと思った
セックスとドラッグが結構でてきて学校で読んでいて軽く焦った
とにかくまえがきにやられた、この人はすごい人
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短編集みたいなので、感覚的に物足りない感じがしました。村上龍先生は話の中に分かりやすく主張(?)などを入れてあるので色々ハッと気付かされ、考えさせられます。最後の話は『半島を出よ』に少し似ていて、体の中を自衛隊みたいな格好をした人があの黒いブーツで体中を走り回っているような気分になります。今は物理的にも精神的にも弱い時期なので、ちょっとキツイです…(笑)
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収録作品
「ハワイアン・ラプソディ」
「フィジーのバニラ」
「ムース・ショコラ」
「おまえ、いいな巨人戦も見れるんだろ?」
「ワイルド・エンジェル」
「空港にて」
「浦島太郎」
「鶴の恩返し」
「希望の国のエクソダス」
オムニバスだったので、読んでいないのも有。
時事がふんだんに混ぜてあった。
そのせいか、小説全体がリアルな感じがした。
「フィジーのヴァニラ」は少しファンタジックな話。
世の中、たまに不思議な現象が起こるけど、案外日常の出来事として素直に受け止められるものよね。
「浦島太郎」と「鶴の恩返し」は、現実的なおとぎ話。
「希望の国のエクソダス」は帰国までの流れは引き込まれたが、学校のシーンのラストが少し暴力的で苦手だ。
80
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258P
初出:色々 1984.9~2002.12
初刷:2006.12/10
印刷:凸版印刷
製本:加藤製本
ブックデザイン:大久保明子
最初の一文:「岬の突端にある気象観測所の丸屋根がオレンジ色に輝いている。」(ハワイアン・ラプソディ)
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村上龍の作品を読んだのはこれが初めてだったけど、スゴい良かったと思います。彼の文法や表現力は僕の好みです。この短編集には様々な話がありましたけど、「希望の国にエクソダス」が僕にとって最も印象的でした。ナマムギの存在を知った中学生達が反乱を起こすって言うのはとても面白かったです。この話を読んで、社会のコンプレックスを少し学ぶ事が出来たと思います。ナマムギの言った事、「すべてがここにある、生きる喜びのすべて、家族愛と友情と尊敬を誇り、そういったものがある、我々にが敵はいるが、いじめるものやいじめられるものがいない。」僕にははっきりとこの言葉の意味が分からないけど、「いじめがない」って事は分かります。つまり、敵と戦う戦いは存在するけど、いじめたりいじめられたりする戦いは無いってことです。それは、意味が無い戦いをしないって意味だと思います。この言葉はとても印象的でした。これからも村上龍の作品を読みたいと思います。
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村上龍さんの小説は初めて読んだ。
1冊読んだだけでは深く語る事はできないが、他の作品も読んでみたいと思える内容だった。
特に老いたスーパーマンの話や浦島太郎、鶴の恩返しなど昔話のアレンジは「はじめての文学」という名前にふさわしく、入って行きやすいものだと思う。「希望の国のエクソダス」の出だし部分も含めて、まずは「これを試してみてください」といった感じの本ではないだろうか。
作者をもう少し語るには、これだけでなく多くの作品に触れてみる事だと思う。
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今まで村上龍ってなんかギラギラしたイメージがあって(顔?)あんまり読まずぎらいだったのだけど こんな可愛い小説を書くのだったのね そしてかっこいい! そして題名がいい いっきに好きになってしまった
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村上龍は、以前、読んだことがあるけど
最近の作品はかなり傾向が違うみたいなので読んでみた。
作品の一部しか読んでないから、全体像が見えないけど
指摘はとてもするどい点をついていると思う。
でも、私にはあんまり合わないかも。。。
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すっかりハマっているこのシリーズ。人気作家自らが「若い読者のために」収録作品を選び、まえがき(またはあとがき)でメッセージまで添えているという贅沢な作り。若くない読者にも(笑)おすすめです。
さてリュウ先生。最近ご無沙汰だったのですがとてもよかったです。レビューを見ると『空港まで』が好きな方が多いようで、なるほどー。もちろん私も好きです。『おまえ、いいな巨人戦も〜』もそうですが、タイトルがいいですよね。実に読む気をそそられます。
ほんの少しチラ見するつもりがつい引き込まれ、時間を忘れて読みふけってしまいました。文学に宿る「精神の自由」について語ったまえがきも、短いですが若い人たちへの素晴らしいメッセージになっています。現実から決して逃げないリュウ先生の力強い筆致は好みが分かれるところかもしれませんが、比較的読みやすい作品が揃っているので入門編としてぜひ。