紙の本
一家に一冊──本のかたちをした日めくり
2012/02/10 23:44
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:野々宮子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
疲れた時にひらきたくなる本だ。
1年365日。1日1ページ。一冊の中に四季があり、年中行事がある。
どのページにも、まるで鉛筆の一筆書きのような軽やかなイラストがついている。3月、自転車で風にむかって走る女の子の後ろ姿。4月のつばめ。5月、麻のシーツに横になったところ。11月のヤツデの花。まあ、こんな単純な線で、よくこの表情が出せるなあと言いたくなる味のある絵だ。
月星のめぐりや、草木の成長、旬の食べものや料理、小動物の一挙一動……日々を暮らすことに細やかな関心をもっていないと書けないような文章と絵によってできている。
買ったのはもう5年前。ふだんは部屋のどこかに置き忘れている。ときどき思い出したように取り出しては、作者と一緒に今日がどんな日かをゆっくりと咀嚼する。
書斎よりも、ダイニングに置いて、同居する人たちとかわるがわる手にとって話のネタにするのもいいと思う。
紙の本
毎日を彩る季節の変化。
2021/03/29 14:52
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
特別なイベントがなくとも毎日なにか季節の動きがあって楽しい。と、そんなことに気づかされる本。366日、毎日その日由来のことを短いテキストとイラストで綴った内容で、身近なところにおいて、今日はなに?と開くのも楽しいし、真似して、今日見つけた季節の変化をノートなどに綴っても楽しいなぁと思う。
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1日1ページ。
四季と共に 身の回りから各地のいろんな事まで 1日1つ教えてくれる◎
忙しい毎日 1日のどこかでこの本を開きたいです。
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題名の通り、1年365日(366日)の日々を綴った不思議な本。「●●の日」など、その日に合った出来事や歳時などを可愛らしい絵と文章で紹介してくれます。
思いついた時に、ぱらぱらとめくってみると穏やかな気分になれそう。
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歳時記と言いますが、歳時記というよりはおーなり由子さんの日記のような不思議な歳時記。
元旦から毎日、季節を追っておーなりさんの言葉とイラストが刻まれています。
もちろん「今日は○○の日」という歳時記的お題にのっとった日記もありますが、
そうでない時の方が多いです。
でも、むしろそういう日の方が季節を肌で感じられるような出来になっています。
おーなりさんの感性、好きだなーーー!って思えます。
友達の話しを聞いているような、友達から来た手紙のような、そういうあたたかい歳時記です。
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1年間の 毎日のことが あれこれ書いてあります。
かわいい挿絵もあって、和みの1冊。
日本の行事、大切にしようと おもいました。
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一日1ページ、366日。季節や日々のちいさな物語、「今日は何の日?」
行ってみたくなる各地のお祭、行事。
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ぶあつくて、辞書みたいです。
変り映えのない日々なんてどこにもない。
毎日少しずつ、だけどこんなにも季節は移りかわってゆきます。
そういうことを感じることのできる本だとおもいます。
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将来子供とやりたいことが、この本を読んで沢山増えた。
トイレか、リビングかに常備しておきたい一冊。
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ネットで注文していた本(中古)が届いた。
それほど急いでなかったので、店頭でチェックしてから注文。
366日分、可愛いイラスト入りで丁寧に文章が書かれている。
1日1ページ読んでもいいし、気になる日を探して読んでもいい。
矢のように過ぎる1日を、少しでも大切にしたくなる。
そんな本。
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その日にその日のページを読んでから
1日を始めると、
何だか、その1日が
いつもより少し、
大事に過ごせる気がします。
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今年に入ってから毎日該当日付の分を読んでいます。
著者がその日その日がどんな日であるか軽い文章と絵で語ります。
日本人であることが得な気がしてくる一冊。
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一日一頁、朝起きた時に読んでます。
毎日短い日記のような文章を読みながら
もうそんな季節かあ…と思うこともしばしば。
日本に生まれたことを感謝したくなる本です。
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日本人として歳時記を知りたいと思い、購入しました。
茶道でお茶杓の銘を考えるのに、重宝しています。
日本って素晴らしい☆
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寝る前はネットやテレビを控えて本を読みたい今日この頃。
枕元へ置いてゆっくり読むのにぴったり。
子供の頃、眠る前のお話の時間のような。
やわらかな時間やさしい空気。
ふと思い出させてくれた一冊。
追記
電子書籍で読めるといいかも
(機器?は残念ながら持っていないのですが)
でも、折角のこの本さりげない紙のこだわりとか
良さが無くなって勿体ないのもあり。
紙の触感(さわりごこち)の代わりに、
音楽が付いてると面白いのかな?(おススメBGMリンクとか)