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獣の奏者 1 闘蛇編

獣の奏者 1 闘蛇編 みんなのレビュー

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みんなのレビュー279件

みんなの評価4.5

評価内訳

279 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

獣の奏者

2016/01/04 16:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぎっちょ - この投稿者のレビュー一覧を見る

これがはじめて読んだ上橋菜穂子さんの作品でした。世界観が大好きで読んで行く内にどんどんはまって行ってしまいました。
エリンと母との突然の別れに隠された闘蛇と王獣との衝撃の真実に涙が思わず出てしまいました

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紙の本

獣の奏者1闘蛇編

2017/02/11 12:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ボノ - この投稿者のレビュー一覧を見る

アンデルセン賞受賞ということで、読み始めてみましたが、受賞に値する作品で、主人公に感情移入でき、楽しめる話です。作者の生物に対する愛情があふれる作品で、一気に読み進めることができます。

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紙の本

魔術ではなく

2007/02/24 17:31

10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うみひこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

幻獣と語る少女の話。そう書くだけで、少女には、特殊な能力があるか、特殊な一族の秘術が授けられているか、あるいはお師匠様について魔術でも学ぶのだろうと思われるだろう。だが、この物語の主人公エリンは違う。彼女は考える。そう、ファンタジーには珍しく、エリンは観察し、仮説を立て、実験を重ねて、様々な方法を見いだしていく。彼女は科学的思考をする少女なのだ。
エリンが生まれた国は、二つに分かれている。王獣に乗って降臨した神王が治める王領の国と、闘蛇を操り近隣の国を平定し、王領に富と権力を貢ぐ大公の国。権威と権力の二分化は、それぞれの国の住民に不満をもたらすようになってきている。
そんな中で、ある日、獣医術師であるエリンの母が育てていた大公の戦闘用の闘蛇が死に、難をおそれた村人たちは、母を処刑してしまう。母を助けようとしたエリンは、霧の民の出身である母の必死の身振りによって、池の中で野生の闘蛇に食べられるところを危うく逃れる。
山の中で倒れていたエリンを助けたのは蜂飼いのジョウンだった。彼の下で暮すうち、エリンは生き物に対する様々な知識を学び取り、考える力を身につけていく。やがて、山の中で野生の王獣を見たことから、エリンは、王獣の医術師になる学舎で学び始める。ある日、怪我をした幼い王獣が学舎に運び込まれ、その世話をしていく中で、王獣と意思の疎通を図る技術を見いだしていった事から、エリンは、この国の存亡の危機の鍵を握ることになっていく…。
この物語の中で、魅力的なのは、登場人物たちが、みんな一生懸命考えているところにあると思う。暗い定めや掟に身を任せるのではなく、世界が崩壊するのを防ぐ方法を、考える。ニヒリステイックな考えに囚われそうな兵士も、王女も、大公の息子も…。そして、獣医術師としてのエリンが、この世界の中の生き物について真剣に考えていく過程が、世界の変貌に大きく関わっていく。孤独な少女が、人間と相容れないといわれる動物と接しながら、必死でコミュニュケーションの道を探っていく過程は、とても、豊潤な物語となり、一時も目が離せない。ファンタジー世界が破壊されるのではなく、変貌していく姿を楽しむことができるこの物語。その新しい世界観と、終結の思いがけない見事さには、圧倒され、感動を押さえられない。

この書評は、Ⅰ、Ⅱ巻共通のものです。

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紙の本

『十二国記』を彷彿とさせる雄大なファンタジーです。とくに、男女の話が前面にでてこないのが凡百の児童書とことなるところが嬉しい。でも、シリーズ化されると、どうなることやら

2007/06/09 19:24

13人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

萩原規子の『風神秘抄』のことが頭を過ぎったんです。いや、混同していました。上橋が『精霊の守り人』シリーズを書いていることは知っていましたが、『風神秘抄』も上橋の作品だと思い込んでいた。だから、出版された2006年末以来、無視してきたんです。ちなみに、私は武士や公家が大嫌いで、勿論、その延長戦上にいる軍人、官僚、その上に立つ天皇も嫌いです。で、この話も、日本の古代を礼賛するだけの本じゃあないか、って。
勘違いでした。誤解を通り越して、屋上に行ってしまった。しかも、私、上橋の本を一冊も読んだことがない!無論、先に触れた『精霊の守り人』も、です。ただし、それに気づいたから、この作品に手を出したわけじゃあありません。「結構評判だし、ファンタジー好きの高二次女がどう思うか聞いてみたい」と思ったからです。ま、先に読み終えたのは私のほうでしたが。
舞台は架空のリョザ神王国です。ヨーロッパというよりは中国の山奥あたり、あるいはモンゴルを思い浮かべたほうが正しい気がしますが、異世界です。なんといっても人を乗せて空を飛ぶ王獣や、人を襲う巨大な闘蛇が出てきます。おまけに電気もないし、火薬もありません。ただし、政治的にみればその体制は古代中国、あるいは『十二国』のそれに近い。
ただし、上橋にはそういった背景を順をおって紹介する気はありません。例えば王国が、敵対する大公領と真王領以外の幾つの領からなるかも不明です。何故、闘蛇を操る大公と王獣を飼う真王が対立しているかも、霧の民というのが何ものであるかも。無論、話の進展とともに明らかになる部分も沢山あります。ただ、現在出ている二巻だけでは世界の一部しか見えてはいません。それらは、いずれ出る続巻ではっきり姿をあらわすのでしょう。
話は主人公である少女エリンが十歳の時に起きた事件から始ります。ある日、大公領で育てられていた戦闘用の獣・闘蛇が何頭も死んでしまったのです。その責任をとらされたのが霧の民の出身で、闘蛇の医師であった母ソヨンです。本来、王国の民と結ばれることはタブーでした。それを破って獣ノ医となったソヨンには、周囲の偏見があります。
大切な獣の死の調査に村にやってき監察官は、追求が自分の身に及ぶことを恐れ、スケープゴートとして異民族であるソヨンに責任を負わせようとします。彼女は申し開きをすることもなく、残酷な方法で処刑されます。それは、罪人を複数の闘蛇のうち最も強いものに食べさせてしまうというものでした。しかしソヨンは死の間際に、霧の民によって見せることを禁じられていた技を、エリンに見せてしまうのです。
第一巻はエリンが蜂飼いのジョウンに助けられ成長し、王獣であるリランの世話をするようになるまでを、第二巻は王獣とひそかに保護場で過ごしていた彼女が、その能力ゆえに王国の勢力争いに巻き込まれていくまでを描きます。そのなかで、少女はこの世界の成り立ちや、人間というものの醜さ、崇高さを知っていきます。まさにビルドゥングス・ロマンです。
こういう部分が『十二国記』と似ている、といわれる所以でしょう。それに反対する意見もあるようですが、この二巻をもって判断するにはあまりに条件が異なります。『魔性の子』だけ読んで、だれが今の『十二国記』の壮大な世界を創造したことでしょう。
ただ言えるのは、上橋の脳中にある世界の姿が明らかになり、リョザ神王国のその後が、そして異性を意識し始めたエリンの姿が描かれるであろう続巻が出るまでの間、この作品は日本が世界に誇ってもよい傑作ファンタジー『十二国記』なみのものになる可能性を秘めている、ということです。願わくば、今後の話が、安直な男と女の恋物語や、軍事礼賛といったものにならないで、人間とはいかに世界と向き合うべきかを読者に考えさせるものとなって欲しいものです。

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紙の本

希望の物語

2007/11/20 20:15

10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はな - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この本が出版されてから1年近くが経ち、その間に多くの人が、私に感想を告げてくれた。中でも、顔を輝かせて、目を潤ませて、本を抱えて私のいる部屋に飛び込んできた中学生の顔は忘れられない。本を読むことの純粋な喜びを教えてくれる本だと思う。

 闘蛇編、王獣編の二冊に分かれているが、話の内容は大きく三つに分かれる。母を失い村を追われた主人公エリンが蜂飼いの男に拾われ、育てられていく子ども時代、獣ノ医術師にになるための学校で学ぶ少女時代、王獣と心を通わせるという他の誰もなし得なかったことを成し遂げ、それがゆえに苦しみの中に立たされる終盤。
 エリンは知ることへの欲求に取り付かれた少女だ。特に自分と違う生き物の生命のあり方に惹かれてやまない。知りたくて、近づきたくて、ひたすらに観察し、考え、エリンは多くのことを自分の知識としていく。無邪気ともいえるその欲求は、しかし結果として、越えてはならない壁を越え、国の行く末を左右するものとなっていく。

 全編に流れているのは、哀しみだと思った。エリンの孤独。同じ過ちを繰り返す人の業。どれほど近づいたかに見えても決してわかりあえぬ人と獣。人と人。聡明であるがゆえにその虚しささえともなう哀しみから逃れられない人々を見て、こちらも胸が締め付けられるほど哀しい。だからこそ、最後に射す一筋の光が沁みる。哀しく虚しく切ない、生き物の性の物語。けれどそこには希望がある。


 同時に、この物語に心動かされる子どもたちの存在にも希望を感じた。珠玉の一作である。

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紙の本

国産ファンタジーの、これはとびっきりの名品です

2009/03/06 08:29

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:東の風 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 今振り返ってみて、とても鮮やかに、上手く描き出されていたなあと思うのは、主人公の少女エリンと王獣リランの距離感が変化していくところ。エリンが、自分とリランとの間にどうしても越えることの出来ない、越えてしまってはまずい一線を発見して慄(おのの)くところ、そこの描き方が素晴らしい。そして、その「越えてしまってはまずい一線」いうのが、王国に昔から伝わる「王獣規範」の隠された意図と実はつながっているらしいという話の構図が、もう本当に上手いのです。エリンにはどうしても納得できない、この「王獣規範」の真の意図が明らかになった時、王国建国の歴史の謎が、するするっとほどけていく。ここで私は、「うわーっ、参りましたー」て、感嘆、脱帽の思いに駆られましたねぇ。

 本作品の素晴らしさについては、面白本のおすすめ巧者・北上次郎が、『小説新潮 2008年9月号』の「ファンタジー嫌いにすすめるファンタジー」で取り上げ、語っています。その紹介文を目にして、この物語と出くわしたような次第。

 読んでいる間は、時の経つのを忘れて読み耽った至福の数時間だったなあ。心の片隅にいつまでも残る、国産ファンタジーのとびっきりの傑作! ファンタジー好きなのに未読の方は、ぜひ!

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紙の本

王獣は「けっして馴らしてはいけない獣」

2009/04/05 16:10

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kou - この投稿者のレビュー一覧を見る

神であり穢れない存在である真王と、自らを穢れにさらしながら真王を武力で守る大公。この2者と、それぞれの領との関係がもたらす歪みが大きくなっていた時代。
大公の武器である戦闘用の獣・闘蛇を育てる闘蛇衆の村で、ある異変が起きる。村で飼育していた突撃用の闘蛇<牙>が一匹残らず、死に絶えてしまったのだ。その責任を追及されて処刑される母を助けようとした少女・エリンは、最期に母が見せた不思議な技で操られた闘蛇に乗せられて、村を脱出する。
真王領に流れ着いたエリンは、蜂飼いのジョウンに助けられてそのまま暮らすうちに、野生の王獣に出会う。真王の王権を象徴する聖なる獣・王獣。そして蜂たちが見せる生命の神秘に魅せられ、エリンは獣ノ医術師になるべく、カザルム王獣保護所の学び舎に入るが・・・
―――――――――――――
アニメ化もされているファンタジー作品。
おもしろかったです。お話の最初で、目の前で母親を闘獣に食い殺されるという酷い経験をしたエリンは、その後、教養は高いのに現在は世捨て人のような生活をしているジョウンから学びつつ人里離れた高地で暮らします。そのジョウンとの別れに際して、亡き母の遺した言葉、自身が野生の王獣を見ていて感じる数々の疑問を解き明かしたいという情熱に駆られて、ついに自分の行く道を決めます。
けれどそこで発揮した持前の洞察力や発想の豊かさは、知らず知らずのうちに、エリンに禁断の扉を開けさせ、それは国をも揺るがす大事につながっていくのです。
 
上橋さんのお話で素敵なのは、どの登場人物にも人生があり、想いがあるというのが自然な形で描かれているということだと思います。このお話も例にもれず、エリンやジョウンだけでなく、エリンに掟を押しつけようとする母方の一族・霧の民にも、真王の王権を揺るがそうとする大公にも、真王にも、真王を守る盾となる<堅き盾>のイアルにも、陰謀をめぐらすダミヤにも、多くは語られずとも、それぞれの想いと魅力があります。
それに何より、このお話の魅力はエリンと王獣・リランとの関係です。エリンに心を開き甘えてくるリランの姿は文句なしにかわいいし、それでも人間とは違う獣としての性を思い知り絶望するエリンの迷う姿などを見ていると、先が気になってついついページをめくってしまいました。
もうすぐ続編が刊行されるそうですので、そちらも楽しみです。

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2007/01/08 12:47

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2008/11/14 22:07

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2007/11/08 21:53

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2007/02/10 10:06

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2007/01/08 16:38

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2007/09/15 11:38

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2007/08/03 03:54

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2008/05/23 11:59

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