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鬱。救い無し。異能力バトル系の作品なのですが・・・
メインキャラを躊躇無く消し去っていく過激なストーリー展開がもうヤバいヤバい。
かなり濃厚な作品。だが、大好きです。だいぶグロいけど。
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此度の巻では重要な事実が判明しますね。
レンテンシア・イズラデリの伝えたい事、そして生きる目的が判明します。
もう自分は生きている人間ではなく、元の自分にも戻れない。
そんな苦悩を抱えた儘、100年以上も生き続けたその精神力は感嘆致しました。
最後は安らかに澪に根源闇滓を譲る事が出来て良かったと思います。
そして100年以上もかけた目的を果たして終わる事が出来たのですから。
しかし蘭乱爛崎寝々嬢も狂おしい過去をお持ちですね。
この物語に登場するキャラクターは、特に代替魔術師は皆そうですけれど。
実の弟イオへの想いと、駆け落ちの末の死。
そして彼女だけが代替魔術師となり、
最愛の人になり済ましたドワーフに利用され続けていたのですから。
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シリーズ第2弾。導入で突然に、ヒロインっぽい少女に「殺される」主人公、気が狂ったようなヒロインの命名センス、何だかんだで仲良くなる二人。落ち物ラノベのテンプレを自覚的に取り入れ、それをしっかり裏切ってくれる。分かりやすいボーイミーツガールに飽きた方に。
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何かぐずぐずした、女々しい話になりました。
1巻の話を引きずって、2巻ではもっと落ち込み、それにより覚悟の意思が強くなってきています。
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ライトノベル・・・?と言いたくなるような内容。
しかし、これぞライトノベル!とも言えなくもない、そんな感じ。
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読書録「ぼくと魔女式アポカリプス2」1
著者 水瀬葉月
出版 電撃文庫
P77より引用
“ここでは、神仏を信じてはいるが、それを心の拠り所とはして
いない人間が大半だ。人知の及ばぬーつまり自分の力ではどうし
ようもなくなったときだけに、初めて神の名を口に出す。つまり
神はもとより運命そのものであり、けして頼るものではないのだ。
”
普通を嫌う高校生を主人公とした、同じ学校の女生徒の一言か
ら変わってしまった日常を描いたライトノベル第二弾。
ある日いきなり首の骨を折られた主人公、その相手はチャイナ
ドレスだった…。
上記の引用は、とある人物の日本に対する感想。
八百万の神様がいて死んだら仏になっていくので、もう近所の人
と同じくらいの感覚になってしまっているのでしょうか。近所の
人に神様のような力を持ってしてしかかなわない事を、頼んだり
しないですよね。
身近な感じで気楽でいいように思いますが、畏れ敬う気持ちは大
切に持ち続けたいものです。
前作もそうでしたが、漢字に読み仮名が振ってくれてあるのは、
漢字に疎い私にも優しくてありがたいと思います。しかし、それ
も程度の問題なのではないでしょうか。
シリーズ二作目のエピローグに入っても、前作の序盤から登場し
続けている人物の苗字に読み仮名が振ってあるのは、しつこく感
じました。
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澪と冥子の暮らす町に、蘭乱爛崎寝々(らんらんらんざき・ねね)という名前の代替魔術師がやってきます。「正義の味方」を称する彼女は、冥子やレンテンシアを悪と決め付け、「正殺」すると宣告し、戦いが始まります。一時は寝々の攻撃を防ぐことに成功しますが、冥子が幼女の姿に変えられてしまいます。
一方、寝々からいちおうの信頼を得ることに成功した澪は、彼女と行動を共にしながら、出方を探ります。ところが寝々は、「悪」と決め付けた人間たちを容赦なく殺していくことを知った彼は、寝々と戦うことを決意します。
冥子とレンテンシアも参戦しますが、寝々の力の前に苦戦を強いられます。しかし、寝々と行動をともにしてきた澪は、寝々の心の底にある真実を見抜いていました。
戦いの末、ようやく勝利を収めた澪ですが、レンテンシアはそんな彼のもとから死の世界へと旅立っていくことになります。最後に彼女は、自分の意志を澪が継いでくれることへの期待を語ります。
キャラクター設定や文章はかなりハチャメチャなのですが、最終的な落とし所がきちんと考えられているため、全体のストーリーはそれなりに引き締まって見えてくるのが不思議です。