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リンダ作品には珍しい奥手ヒーロー。
でも最後はやっぱり頼りになります。
最後がちょっとあっけない終幕でもの足りないかな。
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あらすじ
(BOOKデータベースより)
3年前、夫に急死されたケイト・ナイチンゲールは、今は4歳となった双子の息子をたちを連れてシアトルからアイダホの山奥の小さな村に引っ越し、B&Bをはじめた。人里離れた村での生活は色々不便もあり、B&Bのやりくりも大変だったが、ケイトにとって息子たちと一緒に過ごせることが何よりも大切なことだった。双子たちに振り回されながらB&Bを切り盛りするという忙しくも平凡な毎日が送っていたケイトだったが、ある日、一人の宿泊客が荷物を部屋に残したまま姿を消したことで、その平凡な日常が壊されることとなる。数日後、宿に現われた二人の男たちは消えた宿泊客が残した荷物を手に入れようと、武器を持ちケイトを脅した。そんな男たちからケイトを救ったのは、村の便利屋であるカルヴィン・ハリスだった。それは、ケイトに会うたびに赤面し口ごもっていたカルヴィンの普段の姿からは想像できないものだった。しかし、望むものを手に入れることが出来なかった男たちは、村を孤立させ村人たちを襲撃し始めたのだった。
まず双子の男の子が○。
エピソードが盛りだくさんで、双子だけれど個々のキャラクターがちゃんと描き分けられているし、ほほえましくて。
そうだよなぁ、工具箱って男の子には魅力的。そのうえ触らせてくれたらそれはもうヒーローだろうなぁとカルとのいい関係の描き方も無理がなくていい。
それでも日々大きく活発になっていく二人を見て「この二人をきちんと育てることができるのだろうか」と不安にさいなまれる気持ちも理解できる。
教えなくても引き算ができてしまったり、聞いたことのないはずの単語を口にしたりすればなおのこと。その辺のエピソードもうまいなぁと思ってしまう。
もう一つのロマンスも同時進行でなかなかおもしろかった。
元修道女ってあり?やっぱりひっかかるんだよねぇ「修道院」やら「修道女」の位置づけ。
なにかできっちり調べないといけないなと思っています。
ヒーロー然としている男性が恋愛にはうといというか、奥手なのは常套手段なのかしら?
いざってときに頼れれはそれでよし、というのが女性の受けがいいのかどうなのか。
やっぱり男はサバイバルできないとだめだよね?とか思いつつ読んでしまう。なにも誰も彼もが人殺しの才能があっても困るんだけど。
すてきな作品だと思います。
Cover of night by Linda Howard
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Cover Of Night
アイダホ州の山脈奥深くにある村で、幼い双子を育てながらB&Bを営む若き未亡人のケイト。
ある日、1人の宿泊客が荷物を残したまま姿を消し、数日後に武装した怪しい男たちがやってきて…という話。
携帯電話は通じず、電線は切られて唯一の道も封鎖されて、村は孤立してしまう。
ケイトに惹かれている、便利屋業を営む心優しいカルヴィンと、この危機に立ち向かって行くが…。
カルヴィンが、珍しいキャラクターのヒーロー。
赤面してしまって、ケイトとまともに話せない位だったのだけど、この危機に大活躍。
まぁまぁ面白かった。
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堅実な未亡人のヒロインと、恥ずかしがり屋を装った肉食系ヒーロー。二人の認識の差が埋まっていく様が面白い。
リンダの割にhotな描写が控え目。
小さな村を襲う事件が凄惨で胸が痛む。優秀な軍人が居れば普通の人でも外敵と戦えるのかなあと考えてしまった。
ミステリ要素が大きい割に、結末があいまいといか、続編があるのかどうか気になる終わり方。
そこら辺をクリアに出来たらもっと面白かったと思う。
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双子の男の子が可愛い!そして、ヒロインの母も素敵!
盛り上げた割には、あっさりなラストだったなぁ。その後…的な章があったら満足して本を閉じられたのにな。
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平和だった寒村に怪しい男たちが現れて…未亡人が危ない!ラブサスペンス小説「夜を抱きしめて」
http://youyou-bookmovie.blog.so-net.ne.jp/2014-12-08
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山奥の山村で未亡人のケイトはB&Bを開きながら、4歳の双子を育てていた。
ある朝、1人の宿泊客が荷物を残したまま姿を消した。
それから数日後、怪しい男たちがやってきて…村を孤立させてしまった。
ケイトと優しく静かな村人のカルヴィンが危機に立ち向かう…。
面白かったー。
リンダにしては珍しく、内気で無口でスグに赤くなるヒーローですって?
コレは楽しみ!とワクワクして読みました。
トクステルに襲われたケイトを救うときのカルヴィンの変わりようと言ったら!
ドキドキ
こういうヒーローもすごく良いなぁ。
双子も可愛くて、跳びはねるアレのエピソードは笑えたわ~。
ただ、言いたいこともあるけどー。
あんな風に村を孤立させて襲ったなら、村人が何がどうなってるか判らない内に自分たちの欲しい物を要求し、それが果たされなければどうなるのかを明確にし、期限をきっちり切るのがセオリーだろ~と思いました。
それがやったはいいけど、村人が要求を聞いてこない、と不満を募らせるし(相手任せか!)やっと要求したと思ったら、拡声器も使わずに声がかれるまで怒鳴るって…ぇ~~…。
割りとノープラン。
ケイトとカルが山を登って助けを呼ぶのも、4日はかかりすぎ。
4日も村を離れるなんて、何がされるか判らないのに無理だと思うわ、この計画は。
まぁ、結局雪が降り始めて4日が6日になりそうだっていうのもあって戻るんだけどね。
それに、いかにケイトが男たちにレイトンが窓から出て行ったって言わなかったとしても、ケイトが持っているものとして思い込み過ぎでしょう。
荷物を残したまま消えたって言われたとしても、普通は慌てて逃げたんだと思うのが普通では。
あそこまで大掛かりな計画で孤立させるのに、ちょっと動機が弱いと思う。
フォークナーも相手がヤバイの判ってるのに、自分が出張らないで部下に任せただけで、連絡待ちしてるだけだしね。
ホントに優秀なの?
びびりながらも、のんきに我が家に帰っちゃうしね。
それを抜かしても面白かったな。
ケイトとカルのカップルだけじゃなくて、ニーナとクリードのカップルの恋模様も楽しめた。
☆は4つ。
あと、バンディーニがどうなったか教えて欲しかったっす。
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学生時代からずっと読み続けている大好きな作家さん。そこまで深いサスペンスではなく、読みやすいロマンティックサスペンス。
内容(「BOOK」データベースより)
アイダホ州ビタールート山脈の奥深くにある平和な寒村で、若き未亡人ケイトは小さな民宿を開きながら幼い双子を育てていた。ある朝ひとりの宿泊客がなぜか荷物を残したまま姿を消し、それから数日後、武装した怪しい男たちがやってきた…。携帯電話は通じず、電線は切られ、唯一の道も封鎖され、村は完全に孤立してしまう。夜闇のとばりが下りてゆくなか、ケイトと、心やさしいが謎めいた村人の男カルヴィンは、結束してこの絶体絶命の危機に立ち向かう運命を選ぶのだが―。