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借本。
著者の本はこれがはじめて。
1巻がなかったので、2巻から。
「やさしくて切なくて、時に激しい想いの物語」ってのは確か。
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<内容>
レトロな郵便配達員のような制服を身に纏う少女、文伽が届ける確かな「奇跡」、死後文――
消防員の話、猫の話、恋のキューピッドの話収録
<感想>
一巻がよすぎただけに少し残念。
消防員の話とかもいい感じに来るところはあったものの……う~んといった感じですね。。orz
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シゴフミ二巻。最近シリーズものをいっきに読むようにしています。あと、この文をかいているのは七月九日という状態ですわい。
どんなはなしなのかは一巻の紹介をみていただければおわかりになるでしょう。めんどくさかったらア●ゾンの紹介文を読んでください。
一章『英雄になる瞬間』
ながれで消防署に勤めることになっていた桜井進のはなし。
消防署でのかったるい日々が続く中、シゴフミがとどく。そのシゴフミには住所がかいてあったりしており、「自分が死んでしまったが、隣にる妹は助けてくれ」という文章が。その子供を助けたことをはじめに、桜井は「英雄」といわれるようになり、、、、
一章には文伽たちの出番はすくない。感想としては、まぁどっかにありそうなはなしだなとかおもった。あと、腑におちなかったところといえば文伽ですね。「助けて」とかいてあるシゴフミを何回かわたしたあとに「シゴフミを利用して英雄になるなんて」とかいってましたけど、シゴフミに「助けて」なんてかいてあったらいやでも助けないとだめでしょうに。むしろ利用したくなくても利用したことになってしまうのではないのだろうか、っつーことおおもった。
最後のところは、ちと不満足。けど自分がかくとなったらああなるのかもしれない。
二章『青い空、白い猫』
若干「我輩は猫である」を連想させたけどまったく違う流れですよ。あと、このはなしもマヤマ目線。
白い猫、カムイ。ご主人のちっちゃい女の子加奈子には自分で狩ができてほしい、とかいって、、、、
感想はカムイがうざくってそんなに好きな作品でしたね。文伽の出番がまったくなかったというのもあるんですけどね。まぁ前回同様マヤマに心を理解できることはできないみたいですね。
三章『キューピッド』
題名道理のはなし。
学校で友人たちの恋を必ず成功させることから恋のキューピッドこときゅーちゃんといわれている木村愛。木村愛は告白をさせる場所としてよく選ぶ花壇には園芸部のいい人、南野彰一。友人が「南野くんが好きなんだけど……」といわれ、さっそく駆動をさせてみるが心のどこかがひっかかる木村。二人がコンタクトを取った次の日に、、、、
けっこう好きでしたね。キューピッドですか、好きなキャラです。もっとかきこみたいんですけどネタバレになるのでそんなにいえませんが、この巻で一番すきなはなしです。ちょいとかなしいはなしでしたけどね。
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ヒーローになる物語と、猫の物語、恋の物語
の3本構成。
個人的には真ん中の猫の物語が良かったですね。
猫が妹のように、いなくなっても生きていけるかを見る。
そして、気まぐれに天へと旅立つ。
心配する気持ちと、安心して何も言わずに消えるところは猫らしいなと。
シゴフミがある意味というのもなるほどと思いました。
伝えたいことはいっぱいあるけど、限定されるからこそ伝わるみたいな。
ここだけは伝えたいってやつですね。いわゆる死んでから書く遺書。
恋の物語ですが、最後の持って行き方がいいですね。
恋のキューピッドは狙いをはずさない。
まさにその通りで、主人公は相談されたどおりに両思いにさせてしまい、
自分は失恋すると。
切なくほろ苦いですが、いいなぁと思います。
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第1話は、シゴフミをきっかけに「ヒーロー」になった消防士の物語。
第2話は、猫のカムイの思いを受けて、杖のマヤマが飼い主の加奈子にセミを届ける話。
第3話は、クラスメイトたちの恋のキューピッド役を引き受けている木村愛の物語。キューピッド役を引き受けているうちに、彼女は園芸部の南野彰一(みなみの・しょういち)と仲良くなり、自分でも気づかないうちに彼に恋心を抱きはじめます。そんなある日、倉本真帆という少女が、彰一への告白の仲介を愛に依頼したいと申し出ます。動揺を隠しながら、愛は真帆のために告白の場面をセッティングします。ところがその次の日の朝、真帆は交通事故で命を落としてしまったのでした。そして愛のもとに、彰一から告白の返事が聞きたいという真帆のシゴフミが届けられます。
いまひとつすっきりするとはいいがたい結末ですが、それも含めて、この物語らしいという気がします。