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男ばかりに告白され、うんざりしていた大学生の桑原の隣の部屋に、家事で灼けだされたという、ウェブデザイナー・阿部の世話をすることになった。
以前から桑原が憧れていたウェブデザイナーだという阿部は、生活面ではだらしないものの、才能もあり、仕事もでき、桑原の悩みも理解してくれるような大人な男だった。
桑原は、そんな阿部に心酔していくが、突然、豹変した阿部に告白され、押し倒されてしまった。
阿部だけは違う、と思い、まさか阿部にそんなことをされるとは思ってなかった桑原は、裏切られたと落ち込むが、それでも彼が気になってしまい……
というような話でした。
何だろうなー……うまく言葉にできないんですが、とってもまったりゆっくりでいい話だったと思いました。
阿部が桑原に恋愛対象だと思ってもらえなくてキレちゃうくだりとか、割と好きだと思いました。
ただ、よくも悪くもベタな話だったなー……と思いました。
それでも、桑原の性格の書き方が理解できないわけでもないけど、多少、桑原も真剣に考えるってことをしてあげた方がよかったなかなー……と、思わなくもないですが……。
桑原にしてみれば、それが食傷気味だったわけだし……で、ぐるぐる。
何ていうか、まぁ、同年代はその感情をどうやって伝えたらいいかわからない、という意味だとか、いろいろで結局、幼かったんだろうな……とは思う訳です。
年上攻め好きな人の方が共感できるのかなー……? よくわかんないです。
多分、私がわからないのは、私が年下攻めの方が好きだったりするからなんだろうな、とは思います。
ほのぼの系で、それとなく重めの主題が入ってる話が好きな人にはオススメです。