投稿元:
レビューを見る
諸星版の人魚姫や、おかしな魚の学校の話。個人的には『ネタウナギ』の中に出てくるちょうちんアンコウのおばさんが好きです。
投稿元:
レビューを見る
きっかけは駅で拾った週刊モーニング。たまたま載ってた短編にいたく感動。
きっとあの人魚の話が載ってる!と思って勝負に出たら大当たりだった。
深海の理をうまく活用して素敵な作品に仕上がっている。
書き下ろしの『ネタウナギ』は魚好きならついにやりとする事請け合い。
投稿元:
レビューを見る
諸星大二郎は絵が下手だ。こんなに絵が下手なのに、こんなにも不気味で、こんなにもグロテスクで、こんなにも幻想的だ。この寓話的な美しさは、どれだけ美麗な絵描きさんでもなかなか描けるものではない。漫画における美しさや幻想は、物語がその内実をつまびらかせてゆくなかで、闇と光のコントラストとともに結実するということを実感する。
ブログで書けなかった「鮫人」「魚の夢を見る男」について一言ずつ。前者は「鮫人」の造形的な不気味さと、その群れの前で笑顔で踊る娘たちという構図の不気味さが際立っている。が、おはなしとしてはあと一歩、かな。いや諸星さんの漫画は秀逸なのが多いので、こちらの期待も高くなってしまうのです。
「魚の夢を見る男」は、妻と間男のあたりなど、少しありきたりな設定と話の展開かな? とも思うが、やはり手堅い。夢とは完全に逆のプロセスをたどっていくというプロットが面白い。
投稿元:
レビューを見る
『鳥類』に続き、魚をモチーフにした話7編収録の一冊。
吸血ダコの異名を持つコウモリダコは実はイイヤツです。
投稿元:
レビューを見る
なんかガルシア=マルケスを思い出すような磯くさい作品があった気がする
鮫人だったかな?なんか家に蟹がカサカサあがりこむようなじめっぽさ、みたいな
投稿元:
レビューを見る
鳥類のほうを先に読みました。
鳥のほうが好きだとは思うものの、やはり諸星大二郎の絵で描かれる生き物の生々しさに惹かれる。
深海にすむ人魚の話、魚になっちゃう男の話が好き。
投稿元:
レビューを見る
諸星さんの円熟を感じさせるレベルの高い短編集。「深海人魚姫」「深海に還る」は、「ユニコーン狩り」以来の上質のメルヘン。捜神記のたった三行の人魚の話をみごとに膨らませた「鮫人」もいい。イポーくんのシリーズも次回作を期待したい。
投稿元:
レビューを見る
いかにも諸星作品らしい。「魚」をテーマにした、不思議で不条理でシュールな作品が7編収録された短編集。 好みは、やっぱり「深海人魚姫」「深海に還る」と、「魚が来た!」かな。「鳥」「魚」でお終いにしないで、続刊も希望!
投稿元:
レビューを見る
『私家版鳥類図譜』と対を成す一冊。
「魚」を巡る夢想の数々。
「深海人魚姫」の後日談「深海に還る」が泣かせるぅぅ( ´ Д⊂
投稿元:
レビューを見る
印象に残ったのは魚人のセクロスだけ。"寝室に 妻らしい魚と あの若い男と思われる魚がいた 妻はベッドの上で排卵し 男はそれに精子をかけていた"
投稿元:
レビューを見る
諸星大二郎氏の作品『私家版魚類図譜(2007)』を読了。
”深海人魚姫”と”鮫人”がお気に入り。