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【収録内容】
第1章 冷戦が終わって起きた「湾岸戦争」
第2章 冷戦が始まった
第3章 ドイツが東西に分割された
第4章 ソ連国内で信じられないことが スターリン批判
第5章 中国と台湾はなぜ対立する?
第6章 同じ民族が殺し合った朝鮮戦争
第7章 イスラエルが生まれ、戦争が始まった
第8章 世界は核戦争の縁に立った キューバ危機
第9章 「文化大革命」という壮大な権力闘争
第10章 アジアの泥沼 ベトナム戦争
第11章 ポル・ポトという悪夢
第12章 「ソ連」という国がなくなった
第13章 「電波」が国境を越えた!「ベルリンの壁」崩壊
第14章 天安門広場が血に染まった
第15章 お金が「商品」になった
第16章 石油が「武器」になった
第17章 「ひとつのヨーロッパ」への夢
第18章 冷戦が終わって始まった戦争 旧ユーゴ紛争
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高校でも余り習わない現代史。しかし、現代史こそ我々がグローバルな視点、歴史観を持つに当たって重要な項目なのではと思っています。
この本はそれを補ってくれる良書だと思われます。お勧めです。
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2007/4/10
文庫版、記事が追加されている。
戦後世界で起こった社会問題を、わかりやすく、解説。
コストパフォーマンス良し。手元に置いて読んでおきたい一冊。
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物心ついた頃から自分が理系一辺倒の人間であることに一片の疑いすらも抱かずに暮らしてきたかつての私にとっては、現代史などは単なる暗記科目であって、思考の本道たる理数科目を脇にやって暗記科目に精を出すのは、知的堕落にも等しい蛮行でした。しかし、社会人としての自分をリアルに想像しなければならなくなった今、現代史が分らない自分に大変な引け目を感じています。とはいえ、この歳になって高校の教科書を読み返すのはなんだか釈然としないし、だいいち高校の教科書を楽しめるようなら、これほど現代史に対するコンプレックスをつのらせることもなかったでしょう。そんな状態だった私にとって、この本は非常にちょうど良いものでありました。同じような悩みを抱いている学生さんに薦めたいです。
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なんでイラクが全世界の敵になったのか。
なんで同じ共産主義のソ連と中国が喧嘩したのか。
そんな、知ってるようで、 「あれ?そういえば…」 というような事を、NHKこどニュースの お父さん役でお馴染み、池上彰さんがとてもわかりやすく 解説してくれています。
WW?後の冷戦期、その後などの国際政治の流れが、 スー っと頭に入ってくる超お薦め本です。
みんなこれで勉強しよう!
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世界地理・世界史・現代史の常識レベルの知識不足を補おうと購入。
「こどもニュース」のお父さんだけあり、文体も切り口もとても分かりやすい。事実と意見が混ざっている意図的な表現が散見されるように感じたが、今までうやむやのまま放置していたこれらの事実を整理してくれた功績は大きいと感じる。
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読みながら何度「そうだったのか!」と思ったことか。
現代史に疎すぎるわたしのような者にとって、大変に役に立つ一冊。疎すぎて、こんなにわかりやすいのに難しく感じる箇所も多々…いやお恥ずかしい限りで…。
現代に生きとし生ける者必読ですな。
現代史を知ると色んなことが見えてくる。新聞記事がどれもこれも興味深くつながってくる。
池上さんありがとう。また読み返します。もっともっと勉強します。
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現代史を知る上で、読みやすさ、周辺の豆知識に関して文句の付け所の無い「教科書」である。私がせめて高校時代の頃にこのような本があったなら、歴史に無関心な世代だとは呼ばせない自負がある。
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フリーのジャーナリストが書いている本。
元は子どもニュースのパパさんだったりと、有名だったらしい。
そのくせ、現在世間を騒がせてる世界中の問題を歴史的観点から説明。
中立的視点を意識しているカンジもあるけど、やはり池上さんというフィルターを通るのですが
フリー故、何にもとらわれずに問題に言及するのがすごい。
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第二次大戦以降の紛争や民族問題などについて書かれた本。とてもわかりやすくて、歴史初心者の私にも読めました。
私たち日本人は自国の歴史についても知らないことが多すぎるし、世界情勢についても無関心すぎると思いました。
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中高で何が嫌だったって、
歴史の勉強を強要されるのがいやだった。
一番好きな現代史はオマケ程度。
だけど、ようやく、
がっつり勉強できた。
世界ってすごく面白い!
しかもわかりやすかった!
歴史ってすごいね。
ダイレクトに今の時代へ繋がってるのね。
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2008/7/27 アシーネダイエー甲南店にて購入。
2008/10/21 日帰り出張の移動の電車内で読み始める
2008/10/29 家で読了
週間子供ニュース初代お父さんとしてお馴染みの池上彰氏の現代史のひもとき。湾岸戦争、冷戦、ドイツの東西分割、スターリン批判、中台対立、朝鮮戦争、イスラエル建国、キューバ危機、文化大革命、ベトナム戦争、ポルポト、ソ連崩壊、ベルリンの壁崩壊、天安門事件、変動為替制度、EU成立、旧ユーゴ紛争について、非常にわかりやすく、背景から問題点までを指摘。どの話題もまったく知らないものは無かったが、へぇ〜、そんな裏があったのか、というような目うろこ情報も満載。
激動の今、歴史に学ぶためにも、必読であろう。最近の日本人は自国の歴史も知らないが世界の歴史はもっと知らないだろうし。このあたりは受験科目にもならないからね。
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わかりやすい!
テーマごとに書かれていて、現在につながる問題点が頭の中でどんどん整理されていく。まさに「そうだったのか!」。
学校で習った「歴史」と、新聞やニュースで見た「現代」の架け橋。読むのにちょっと時間がかかりますが、わかりやすく理解するのに最適の一冊です。
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2008/10/13
高校では世界史の授業は第二次世界大戦の周辺しか習わなかったし,小中では現代史はまったく触れられなかった。この本に書いてあったことの多くは今まで知らなかったことばかりだった。単純化している部分もあるのだろうが,非常に分かり易く書いてあるので,読みやすい。
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『実況する』ということにこだわり続けた人だけに、やわらかい表現で分かりやすく出来事を解説できている。ほどほどの分量で広範囲な解説になっているので教養を高めたい人、受験生、いろいろな人にすすめられる本である。メディアの情報をヒステリックに受け止めないためのいい抗生物質にもなってくれるだろう。やはりいろいろなことを見て、考えてきた人間は違う。そして説教臭くないところもまたいい。でも一方で、フリーとなった池上さんからどんな言葉が飛び出すのかも楽しみである。