投稿元:
レビューを見る
彼に興味がありました。
また、堀江被告やライブドア自身にも。
著者が書きたかったのは
「堀江被告が ”まったく知らなかった”と、言っている事に対し
”そんなはずはないでしょう” と言う反論の、一部始終」
と言う事と、彼の行動の根本が「誰かに必要とされたい」であり、
それが、あの行動力に繋がると十分感じました。
投稿元:
レビューを見る
裁判の最中なのでリアル。
堀江元社長が徐々に変化していき、会社も方向性が定まらなくなっていく。
堀江さんのひらめきと、先を読むめは天才的だったが、あまりにスピードが早すぎて会社がついていけなかったらしい。
この後の両氏が楽しみ。
投稿元:
レビューを見る
うーん、いったい、宮内氏は何を伝えたくて書いたんだろう。確かに内側から見たライブドア転落までの軌跡が見えてきて、娯楽作品としては面白いけれど。宮内氏自身が本当に「おばかさん」であることを露呈しているようなもの。弁明のためなら逆効果じゃん。企業の社会における役割や責任は?働くって何?人の役に立つってどういうこと?みたいなこと考えたことないんじゃないんだろうなあ。求められて働くのが好き。じゃ、適法であれば、適正でなくてもいいというのかな。情熱や知識なんかはあったのかもしれないけれど、精神性は低いのがもろバレ。そう、きっと宮内氏への反感は、デイトレーダーに対する不信感みたいなのと似てる。社会に役立つ何かを創ったり、人に奉仕したりして「働く」人こそ素晴らしいとシンプルに思う。何のために働くのかということは、その人の品性に大きく関わると思うのだ。そしてお金の使い方もね。お金はどうでもいいという人が、あんな高級車買うかね(笑)。「合法ならいい」「金とスキーマさえあれば事業は成功する」「M&Aででかくなって何が悪い」「騙される方が悪い、村上さんは騙していい」。本気で言ってる???
こういうタイプの起業家がネット界でいきなり成功するケースが増えているのって、あまりいい気がしない。やっぱり、リーダーとなる人には社会愛や品性を求めたい。もちろんそれだけじゃ困るんだけどね。まさに論語と算盤の両方を兼ね備えた起業家・経営者は果たして私たちの世代から生まれるのかしら。
投稿元:
レビューを見る
あのライブドアの?2だった宮内亮治氏の回顧録です。
私は、ライブドア事件が起きるまでは、ホリエモンを支える宮内氏の存在に非常に注目していて、すごい方だなーと尊敬していたのですが・・・
本当に優秀な方であるが故に、間違った方向に進んでしまうと、その社会的影響が大きくなる典型的な事件だったように思えます。
残念ですね
ライブドア事件とは一体何だったのか?当事者である宮内氏の回顧録を読むことで、もう一度考える良い機会になりました。
投稿元:
レビューを見る
記憶のない幼少時に両親が離婚
父方の祖母に姉と共に育つ。
中学,高校と野球。Y校時代は球広い
ニッポン放送の買収では村上ファンドにはめられた。株が上がったらすべて売られた。想定の範囲と答えていたが
裏方は大変だった。
自殺した野口と最後に電話での会話は
「めんどうなんだよあんた達」
ライブドア以外にもM&A案件があった
近鉄,選挙と失敗。大量の株を現金化
した後、堀江は仕事から離れていく
逮捕前のホテルでは自殺を考えた
保釈後に会社に戻ることを考えたが、
拒否されているとは知らず。中国の
ビジネスパートナーから聞いた。
M&A部隊だけディールの数パーセント
が報酬で破格だった。フジから得た
キャッシュで形あるビジネスを買収
その矢先に逮捕。
投稿元:
レビューを見る
ライブドアという会社がなぜ、虚像と言われたのかといえば、利益を出していたのが自社の株価にかなり依存したファイナンス事業のみだったからだと思います。しかし、それでもビジネスですし、彼らの努力とモチベーションの高さの様子が伝わってきて、学ぶ点があると思います。ただし、好き嫌いで言うと堀江は大嫌いです。ビジネスマンとしての尊敬と人間の性質という点での尊敬は別軸であるはずだからです。
投稿元:
レビューを見る
ホリエモンの片腕だった男、宮内亮治がライブドアに関わった数年間を振り返った自叙伝。
期待と反して後悔や自己弁護、あるいは堀江社長に対する非難などの類はあまり書かれていなかった。
どちらかというと彼は、客観的な視点で事件とそこに関わった自分と堀江を淡々と、そしてシャープに分析している。
だが、そんな冷たいキレのある文章の節々にこの男がライブドアと堀江に賭けた夢と熱い想いが滲み出ているように思えてならない。
マスコミからは何から何まで『虚構』と断ぜられたライブドアだが、彼らだって大きな夢を持ち、それを実現するために一生懸命だった人間達が集まる場所だったのだろう。この本を読むと、その全てが虚構であったとは思えなくなる。
頭の良さを感じさせる文章で、悪びれる様子もなく次のビジネスの展望とかも書いているあたり、ふてぶてしいな〜と思いつつも、気付けば心の何処かで声援を送りたくなっていた。そんな一冊でした。
投稿元:
レビューを見る
ライブドア事件の一面を見ることができます
文章だけで起訴の内容を把握するのは難しいので
軽く興味がある もしくは
株式市場の仕組みを知った上で 事件はどういう状況だったのか?
と気になる人に良いかも知れません
球団問題 フジテレビ問題のこともさらっと書かれています
全体に易しい文章で読みやすかったと思います。
投稿元:
レビューを見る
ライブドア事件を当時取締役ファイナンス部部長、など肩書きを持った著者からの視点で書いた内容。
当時のライブドア社内、堀江社長がどんな存在であったかがわかる本。
次に中国を狙っていると巻末に書いてあったが、どうなったのか・・・
投稿元:
レビューを見る
宮内さんの自伝。ライブドア事件を裏側から理解するには良い本。
たぶん言い訳てきな綺麗ごとを書いてる気がするw
そのあたりを差し引いて読めばよいかと。
投稿元:
レビューを見る
人が人を裁く時に思惑が働くのは必然であり
見逃されるグレーもあれば黒く塗りつぶされるものもあるということが分かった。
本自体は普通で宮内さんを知りたい人以外はどうでも良いかも・・
投稿元:
レビューを見る
当事者の一人である宮内氏の視点からみたライブドア事件.
ここは逮捕された人にしかわからない胸中なのかもしれないが,検察側の認否を認める判断が,「そういう見方もできる」に終止しているのが歯がゆく感じてしまうのが自分だけだろうか.
ホリエモンとの距離感が明確になっていないのもあまり納得のいかない読了感になってしまっている.
投稿元:
レビューを見る
ブックオフに安く置いてあったので手に取ってみた。読むべき時期は逸したような感じもするけど、今みたいに経済全体が委縮しているときに改めて振り返って見るのもいいかもしれない。
著者自身が、逮捕・起訴された側でしかもホリエモンとも対立する側ということで、内容は全体的に自己弁護やホリエモンやマスコミ対する批判が多い。そのあたりは割り引く必要があるけれど、数少ない当事者側の記録だし、当時の内部の雰囲気がよく出ている。書かれている事実にしても、(冷静に分析された)いろいろな報道とも概ね整合していて、正直に書こうとしているように思う。
虚業、拝金主義、時代のあだ花といってたたくのは簡単だし気持ちがいい。でも、個人的にはライブドアは虚業でもただの拝金主義でもなかったように思う。IT企業としてみてもよいサービスを多く持っていたし、ファイナンスの技術も高かった。経営陣を筆頭に、優秀な人たちが最大限の努力で仕事をしていたんだろう。倫理的に批判されることは覚悟していただろうし、綱渡りをしているという自覚もあっただろうけれど、法を犯して逮捕されるようなことをしているとは考えてもいなかったんじゃないか。制度の範囲内で最大速度で突っ走っていたつもりだったんだろう。そうした全力疾走が嫉妬ややっかみ、反発なんかを生んでいき、最終的に司法の標的にされてしまった。そんな状況なんだろうと思う。
ライブドア自体は、時代の最先端をいく企業としてもてはやされたあとすっかり転落してしまったし宮内氏や堀江氏はいまや犯罪者。だけど、だからといって、やっぱりああいうのはだめなんだ、と切り捨てることはできないし、ビジネス、会社、経営のありかたといったことに対して彼らが投げかけた疑問はまだまだ考えなくてはいけない。そう考えると、経営、制度、経済、司法、倫理、報道とあらゆる面から本当に日本のビジネスをとりまく問題を浮き彫りにした事件だったのだと思う。
投稿元:
レビューを見る
意外と読みやすかった。
悪いところは素直に認めているし、
読んでていいかげんな人だなぁとは思ったが、
世の中の情報からイメージするほどの感じの悪い奴ということはなかった。
他の人の発言との食い違いがあり
本書が正しいとは言えないが、
事件について知りたいのであれば、
その中の1人の主張として読むのはいいと思う。
投稿元:
レビューを見る
ホリエモンの本をほとんど読んだが、ライブドア関連でホリエモン以外の視点で書かれた本を初めて読んだ。当然?なのか両者の立場・訴えは異なっているので何が真実だったのか、というのは気になるところ。ちょっといわゆる普通の人間とは離れた感覚の持ち主のホリエモンよりも、考え方とかは共感が持てるというか自分に近いものを感じた。
そしてこのころのライブドアで働いてみたかったなとちょっと思った。