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このシリーズで初めてのまともなミステリー。読後感も良い。あくまでも「このシリーズでは」って話なんだけど、他の作品がひどかっただけに安心した。
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カカオ80%のチョコがすき。甘えたり、人と群れるのは好きじゃない。だから、深いつきあいの友だちもいない。なのに、書置きを残して消えたクラスメートを捜すことになって。夏休みという特別な時間に、知らない場所に足を踏み入れる。人と関わりをもつことで、17才らしいかわいらしさを
手に入れたのかも。
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凪(なぎさ)17歳の夏休みの6日間の出来事(行方知らずの級友を探すという6日間)を2日間で一気読みしました。先に読んだ「タイムカプセル」同様、ミステリーYA!シリーズでサクサク読めます。何よりも凪のさっそうとした雰囲気が余計に早く読ませるのでしょう。事件はそんなに大きな事件でもないし、怪しげな人間もなんとなくわかっちゃうのだけど、あまりそういうことは気にしない方がいい作品でしょう(主人公がピンチに陥るシーンが1回ありましたが、それもよくよく考えると犯人の意図するところとそぐわないのです)。
朝日新聞で、この本の出だしの「胸元にレースの飾りのついたオリーブグリーンのキャミソールと白のカプリパンツ。」など、世代ギャップかついていけないって書かれていたけど私同意見。まるで宇宙語でしたが、作品自体はそんな言葉の乱発じゃないので安心して読めました。でも、カバーはなしで首都圏の地下鉄で読むのは少々恥ずかしかったです。
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今までケータイ小説ばかり読んでいたので笑こういう普通の文体の小説久しぶりでなんだか新鮮でした。
ちょっと小難しい文章構成ではありましたが、とても面白かったです。
最後の何十ページだかはスラスラと読めて(話の展開が凄すぎて)あっという間という感じでした。
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高校2年生三浦凪のクラスメート雪絵が、置き手紙を残して失踪。雪絵の母から依頼をうけて、凪は彼女を捜すことに・・・彼女を捜すうちに明らかになってくる、様々な事実。凪は、雪絵を見つけだすことができるのか!?携帯電話やインターネット、メールなど、若者が頻繁に使うツールが出てきて、今風の小説だと思いました。(2007.6.20)
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カカオ80%の甘くないチョコが好き。そんな少し大人びた女子高校生、凪は17才。甘えたり、人と群れるのは好きじゃない。
だから学校でもそんなに深いつきあいの子はいない。なのに、夏休みに書き置き残して消えたクラスメートの雪絵を探すことに。夏休みという特別な時間に、学校とは違う世界に足を踏み入れる凪。軽いミステリー風味のお話です。
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文章が軽快で止まらなくなった。
凪格好いい!!!
どこかあたしと性格似てる気がする。
友達に頼られると嬉しいし
頼れると安心するよねえ。
マスターみたいな大人に会いたいw
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ガーリッシュ・ハードボイルドとは何ぞや?と思ったのですが、おおなるほど!ガガッと引き込まれました。ごくライトでもなく、あざとくもなく、登場するアイテム(本や服装、装飾品など)が思わずニヤッとするセレクト(押しつけがましくない程度に主張できる)で、好感がもてました。たしかに展開が甘いと感じるところもあるけれど、気にならない。読み手が女子か男子かで感想も違ってくるかもしれません。
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このYAシリーズの中でついうっかり未読でした。何気に今風、何気におしゃれ。
メールだけでもこの子たちの世代ってともだちになれるんだなぁ、とそこに改めて感服。
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ヤングアダルト向けのシリーズのなかの1冊。
『枯蔵』と同じ作者とは思えないほど雰囲気が異なる、軽いミステリーものだった。表紙も若者向け。
彼女の作品『ダブル』『かすみ草』の感想はレビューに掲載。
作成日時 2007年08月28日 00:08
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こういう話しも書くんだ…!という感想。読みやすくて面白かったです。
煩い親もいない夏休み、という設定はちょっと安易かと思いましたが、自由に動ける身体がないと探偵もできませんからね(笑) 協力者も然り。
それにしても、PC調べられるとかちょっと他人事ながらぞっとする(何かあったらほんと困る・笑)。
チョコとミステリーはあんまり出番なかった気もしますが…。
あ、リンカーン・ライムって映画になったあれだよね。D・ワシントンで。
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群れる事を嫌う女子高生の凪は、いつも一匹狼。
そんな中、一度だけ買い物に付き合ったクラスメートが
夏休みに入り、失踪してしまう。
凪は、最初は乗り気じゃなかったものの
クラスメート探しに奔走する。
人と関わる事を避けていた凪だが、クラスメート探しにより
色々な人々と関わり手助けされる事から
人の温かみ、優しさに触れ変わっていく凪。
推理的にも、久々にわくわく読めた。
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■あらすじ■
人と深い関わりを持たず、『友』と呼ぶ者を作らない主人公。
夏休みに入った日、1回きりの買い物につきあっただけのクラスメイトが、書き置きを残して失踪した。
成り行き上、クラスメイトを捜すことになったのだが…。
■展開■
ネット上の『お嬢様』『モデル』の”真似っこ”をしているらしいクラスメイト。
どうやら、主人公に近づいたのもそのためらしく…。
そして、クラスメイトが熱心に通っていた福祉系ボランティアで知り合ったご老人から聞かされた『孫貸します』バイト。
その裏には犯罪が絡んでいた。
■感想■
図書館の「子ども向けコーナー」に配置されていたが、読み応えのある展開で素直に面白かったと感じる。
また、読みやすい文体で、さらっと読める。
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誰とも群れず一人でいる方が心地よいと思う女子高校生の凪。
タイプは正反対の物静かで目立たない雪絵とはクラスから浮いている存在同士、時々会話を交わす間柄。
そんな雪絵が書き置きを残していなくなったと雪絵の母から連絡をもらった凪は彼女の行方を探すため、あちこち出かけるうちに事件に巻き込まれて…
女子高校生の日常と推理小説を混ぜ合わせた軽いタッチの小説だった。
大人っぽいけど、まだ大人の女性にはなりきれていない凪の感じが好ましく、雪絵のために動き回るうちに少しずつ一匹狼から誰かを頼る事を覚えていく凪を可愛く思えた。
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ほんのりミステリといった印象だけど、
洗練された雰囲気が素敵☆
登場人物の女性がとても魅力的です。