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特別な才能を持った人間が集まる、特別な塾。
そこに推薦枠で入った主人公は、固まっていた自分の意思を
色々な角度で崩されていきます。
『塾』という名前なのに、まったく『塾』とは思えないような
そんな閉鎖空間で起こる話、です。
全体的にいえば、謎が謎のまま残っているのが多数。
…というよりも、誰ですか? と首を捻りたくなるような
色々な人物の名前が出てきます。
あとがきに、他の本に出てますと書かれていましたが
何だかあざとい営業のような…。
これ1冊でも読めますが、最後の方が疑問符だらけになってしまうので
読後感がいいか、と言われるとあまりよくない、と言えるものでした。
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何が謎なのか、それすら判らずに読んでいたりして(爆)。前半がもたついたため、後半の怒涛の真相ラッシュにイマイチ説得力がなかった気がする。 まだまだ続きそうですね。楽しみ楽しみ♪ しっかし、、、人間関係を整理整頓しないと、わっかんないよー(汗)。
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ヴァイオリニストの盟は、特別な塾を音楽枠で受験する。盟以外の音楽枠での合格者・巴の演奏がひどく、不正入学を疑い出す。
相変わらず、少女小説っぽくない、コバルトでは異質な作品。でもおもしろかった!
人間関係でぞくりとさせる描写があるのは、この作者さんならではだなぁと思ったり。
ここから物語の本章が始まりそうなところで、シリーズが中断しているのは残念。