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2010/05/07-05/10
天神
2007年5月24日 初版第1刷
講談社アメリカ。私が訪問したのは2003年秋だから、その頃にはもう縮小方向だったのか。あのオフィスは浅川さんがいた場所だったのか?
ちょうど大学4年で卒論でオノマトペを扱っているところだったので、英語のオノマトペ本をもらった。嬉しい思い出。金魚の写真が表紙の目録もまだ持っている。
メモ代わりの引用が多いので一部自分で
【ライン・エディティング】全体の構成 と【コピー・エディティング】(ファクト・チェッキング)(157)
【リメインダー】残った在庫を定価の二割程度の安値で専門業者に売却する方法。年に二回ほど過剰在庫をリメインダーのオークションにかける。(164)
【ストリップ&バインディング】包み替え。ペーパーバックなどにして安く売る
【副次権】
・First Serial 出版前の掲載。「雑誌掲載権」何万ドルという単位になることが多い。
・Second Serial 本が出版されたあとでも、機内誌などのような特殊な媒体が、セカンド・シリアルを買う場合がある。
・Large Print 大活字本
・テープ化
【スカウト】
【掛率】アメリカではバーンズ&ノーブルのような有力小売店などは定価の五割かそれ以下で仕入れるから、三十パーセント引きといったディスカウントをして販売することが可能になる。(178)
【コアプ(COOP、cooperation)】
販促を書店側でろ企画し、そのコストの負担を販促協力費として適用。
総額は前年の売上高で決まる。実質的な値引き。条件は出版社が決める。(179)
【セールスレップ】
自腹でくる。
たいてい五人くらいで緩やかなグループ組織を作って、情報交換やお互いのバックアップをしながら働くことが多い。(…)彼らこそ、アメリカの出版を本当の意味で支えているブックピープルなのだ。(186)