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電子書籍
歴史って面白い
2016/04/14 18:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:QQ3 - この投稿者のレビュー一覧を見る
井沢さんの本を読むと歴史が面白くなってきます。今まで聞いていたのは何だったんだろうって思います。シリーズで読むことをお勧めします。
電子書籍
朝鮮出兵を問い直す
2015/09/18 22:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:historian - この投稿者のレビュー一覧を見る
ついに日本を統一した豊臣秀吉。その統一過程、及び検地・刀狩・方光寺建設の真の意味を問い直す。そして、戦後は一貫して否定的に扱われている朝鮮出兵。それは本当に成功の見込みのない愚挙だったのか。そもそもの目的は何だったのか。そして、あれほどに迷走した真の原因は?教科書の説明を鵜呑みにしてきた我々は、目から鱗の斬新な仮説に引き込まれること間違いなしである。同時に、歴史から新たな教訓も得られる貴重な書籍でもあると言える。
紙の本
朝鮮出兵は侵略なのか?
2020/11/29 14:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:だい - この投稿者のレビュー一覧を見る
○秀吉の虚像と実像
安土桃山時代の桃山とは?
秀吉が隠居のために築いた伏見城のあった山の名前である
木下は妻おねの一族が与えた姓
羽柴は半端な芝売という“とるに足らない”者
信長政権下の一武将としての保身術であった
本能寺の変の後、天下人になるため足利家の養子になることを画策するが、義昭が拒否
次に選んだのが天皇の権威を利用すること
藤原氏の猶子になることで関白の座を手に入れたが、藤原家長には頭を下げなくてはならない
日本の伝統的姓“源・平・藤・橘”に同列となる“豊臣”姓を創設し、天皇から下賜される形で最高権力の地位を確立した
○織田つぶしの権権術数
秀吉が天下人になるための“絶望的”障害
織田家の血統でもなく、後継者にも指名されていない
信長の後継者は信忠
本能寺が襲われた時、信忠は妙覚寺におり、襲撃はされなかったが、二条御所で自害した
秀吉は山崎の合戦で光秀を討つが天下が決まった訳ではない
信長には次男信雄と三男信孝、孫三法師がいた
信長の家臣でしかない秀吉は、安土城を焼いたバカ殿信雄を利用し信孝を攻め、切腹に追いやる
賤ヶ岳で柴田勝家を滅ぼし織田家抵抗勢力を排除
賤ヶ岳では前田利家の裏切りで勝家は敗北
信長の乳兄弟であった池田恒興(勝入)も秀吉の報酬工作により裏切った
信長がアイデアの天才ならば、秀吉は人間関係操作の天才であった
○徳川家康との対決
秀吉は織田家天下乗っ取りを策す大悪人、家康は遺児信雄を助ける正義の人、小牧・長久手の合戦ではこのような論理が成立する
長久手の戦いは秀吉軍の完敗だった
が、信雄は秀吉と講和を結んでしまった
信雄のために戦ったはずの家康であったが、その講和に祝辞を送った
四国を制した秀吉は、次は九州を手中に収めたかった
そのためには背後の東国を安全にしておかなければ成らない
一番手前にいるのが家康である
秀吉は大政所を人質として出し、家康の上洛を促した
正式な対面では秀吉は大阪城の上座、家康は一段下の畳の上で深々と頭を下げることになる
同年、秀吉は小田原の北条氏を滅ぼし、家康に関東へ移ることを命じた
この命令に家康が服従した時が、家康を完全に屈服させた年と言える
○豊臣の平和
本能寺の変から、九州平定、北条氏征伐、伊達氏を降伏させ、天下を統一した
秀吉の基本政策は“刀狩”と“検地”、そして“惣無事令(豊臣平和令)”である
秀吉は関白の権威により戦国大名同士の領土争いを豊臣裁判権により解決することとした
大仏建立が刀狩り目的というのは建前で、隠された目的は宗教の統制、宗教戦争根絶のために建立された
秀吉は刀狩により農民・宗教団体の牙を抜き、検地により荘園という脱税システムを排除した
貨幣制度の統一
和同開珎や永楽などの銅銭ではなく、金・銀貨の整備
天正大判は贈答用に用いられ、金貨として流通したわけではない
この前段階があったため、徳川幕府は小判(1両)という金貨を流通させることができた
○太閤の外征
秀吉の“唐入り・朝鮮侵攻”の背景
イエスズ会(スペイン)に先駆けて明を征服しなければ、日本自体が危うい時代であった
スペイン海軍の協力が得られなくなり、明を攻めるには陸伝いに行く他なかったからである
秀吉の狙いは明であり、朝鮮はその付録に過ぎなかった
小西行長、加藤清正の遠征軍が朝鮮に渡海するが、朝鮮水軍に補給路を断たれ敗北する
文禄の役は目的があったが、慶長の役は目的南朝鮮の日本支配、二枚舌の裏切り者朝鮮への報復、侵略であった
63歳で秀吉が生涯を閉じたと同時に撤退
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