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紙の本

こどもニュースのお父さんは、熱いジャーナリストとしての顔も持つ

2008/07/19 09:03

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:JOEL - この投稿者のレビュー一覧を見る

 NHKの池上彰さんと言えば、「週刊こどもニュース」のお父さん役を11年間もつとめたので、そのイメージがとても強い。

 時事的な話題を、いろいろな図を駆使しながら、分かりやすい言葉で子どもたちに解説していた。この番組は子どもだけでなく、大人の心も捉えていたように思う。

 今はNHKを退職して、朝日新聞紙上で、新聞記事が読者に向けて適切に書かれているかをチェックする「新聞ななめ読み」のコーナーで健筆をふるっている。

 本書を手に取った動機は、池上さんの書いた本だからさぞかし、楽々と中国事情をかいつまんで説明してくれていると思ったからだ。

 中国は近年、世界経済の視点からも、地球環境や国際政治の視点からも存在感を増している。実際、書店には中国がらみの書籍がたくさん並んでいる。中国の発展に期待を寄せるものから、脅威論を展開するものまで。信憑性はさておき、どれを手に取ればいいのか迷ってしまうほどだ。

 なるべく価値中立的な書籍で、正確に中国事情を把握しておきたいという気持ちがあった。
 しかし、池上さんの本は良くも悪くも期待とは違っていた。決して、初学者向けのわかりやすさ優先の本ではなかったのである。それどころか、中国の近現代史を網羅的に詳述してある。池上さんは32年の記者経験があり、何よりもジャーナリストとしての腕が冴え渡る人であることを知ることになった。

 平均的な日本人の中国理解は、社会主義国ながら資本主義の経済運営を取り入れて80年代から急速な発展を遂げてきた国。しかし、共産党の一党独裁であり、チベット族やウイグル族の独立志向を強権的に抑えこもうとする国。世界は中国で安く生産された製品の輸入に頼っているが、食品を中心に安全面で不安を感じさせる国。戸惑うほどの反日感情が根強くある国、といったところだろうか。

 こうした理解は間違ってはいないが、その背景事情を把握しておかないと、ステレオタイプな見方に陥り、変貌していく中国の実像を捉えきれなくなる。
 その点、本書は、中国という国の成り立ちを詳細に記述してあり、本格的な書籍になっている。事実を丹念に追いながら、今日の中国がどのようにして成立したのかを、言葉を尽くして描ききっている。

 ページ数は200ページあまりだが、判型が大きく、3段組になっているので、情報量はたっぷりである。随所に囲みのコラムがあるので、補足的な情報もふんだんに盛り込まれている。本書は、手っ取り早く中国を理解するためというよりは、保存版といっていいくらいの本格的なものだ。池上さんをお父さん役としてしか知らない人は、きっと驚くに違いない。

 また、もうひとつ意外な印象をもったのは、単に事実を列挙してあるだけでなく、歴史的事実に対する池上さんの抑えがたい価値観が、にじみ出ている点である。わかりやすさ第一というばかりではなく、不当な出来事に対しては、池上さんなりの評価が厳しく下されている。

 にこやかで冷静なお父さんというのは一面であり、けっこう熱いジャーナリスト魂を感じさせてくれる。

 著者の価値観が投影されているので、読者は本書に対してある程度好き嫌いがでるかもしれない。それでも、保存版としての価値を失わないのは、小手先の仕事に終わらせずに心血込めた書物であることが伝わってくるからだ。巻末の圧倒的な参考文献の数々を見るだけでも、安易な本作りをしていないのが分かる。

 オリンピックを前にして、中国に関する報道が増えるのをみるにつけ、その実像に歴史的経緯をふまえて、しっかりと把握しておきたい人にはお勧めできる本である。

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2008/07/13 09:39

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2008/05/30 12:43

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