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長かった。だらだらとした記述が多い。とくに台詞。
内容はいよいよ裁判に入る。検察と弁護側のやりとりがおもしろい。どのような判決が下されるかわからない。
あと1巻で終了。
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いよいよクライマックス。
舞台は整った、役者は揃った。
イワンの幻覚やスメルジャコフとのやり取りであるとか、ミーチャのための法廷バトルなど、見どころ満載。
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面白かった!
3巻までそんなにピンと来てなかったんだけど、4巻で突然テンション上がったような。
冒頭からコーリャおもろいキャラやな!とグッとつかまれたし、その後のイワンによる真相解明とか、裁判の風刺たっぷりな進行具合とか、息もつかせぬ展開って感じ。
分厚いけど、すいすい読めるし、とりあえず3巻まででは結構うんざりしたりもしたけど、やっぱりまあ読んできて良かったな!クライマックスもうおー、て感じ。
とりあえずアリョーシャの魅力だけはまだピンと来ないんだけど・・・。
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イワンがあんなことになってしまうとはぁぁ!
悪魔が出てきてしゃべりだすとは面白い。
物語にイワンが登場すると、俄然話が面白くなる気がするのは僕だけか。
スメルジャコフ。
やっぱこいつか。
奴はカラマーゾフ兄弟の闇の部分を象徴してるんすよ。結局はミーチャもイワンも親父の死を願っていたわけで、アリョーシャに関しては、まだ階段を上っていない状態だったと。んで、フョードルの子供ではないかとされる私生児スメルジャコフは、兄弟の総意というか総体を汲んだ形で親父を殺してしまったと。兄弟のうち、いつか誰かは親父を殺してたんじゃないかなと。
後半の法廷劇はエンターテインメントですな。
ちと飽きるけど。
見方次第でものの感じ方ってこうも違うのだなと関心しましたよ。
第10編は「第二の小説」のスタート地点とのことですが、カラマーゾフ一家と相対するスネギリョフ一家、なんて見方もできるんじゃないでしょうか。
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ついに完結すると思われた推理小説。しかし、真実はやはり誰にも分からない。真実は本人のみぞ知る、というところか。読者にさえも、結局本当のところは分からない。
エピローグで事件と、その周りの事象の関連が明らかにされることを期待している。
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分厚い。
正直、読むのに苦労した。
イワンとスメルジャコフの対決はおもしろかった。
裁判はイッポリートの話が長すぎ。
結局物語を追うだけで精一杯。
読んだ!という実感はわいたけど。
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20080207
なんか途中からとうとう読みきるぞ〜という興奮につつまれて、よくわかんなくなってきた。
斉藤斎藤の宅間守についての連作を読んだりもして、かさねたりもした。
かさねるっていうか。。つまり古くないんだなと思う。ていうか、アリョーシャ不足。もっとアリョーシャください。
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3巻で長男ミーチャが捕まり、裁判。次男イワンの苦悩とスメルジャコフとの対決。検事と弁護士の長広舌。
皆が主役の舞台を見ている気分。常に大声で台詞を言っているような....独白すら大声で叫ぶ。
スメルジャコフが殺したんだろうけど....本当のところ、どうなのさ?って感じがしなくもない。
裁判制度や証拠の捉え方、その人の印象が判決に与える影響なんかについても、色々と考えさせられる。
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P.70〜71,190,202,204,582,649,652〜653,656〜658,665 イッポリートの論告にそうじゃないのにー!っていらいらした。イワンの悪夢は難解・・・「真実を含む」小説!
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名前の長い登場人物がいくら増えようが、どんとこいというか。あと何ページ続いても大丈夫だぞ、というか。気づけばこの難解さが癖になるくらい、ドストの世界にはまってしまいました。というくらい面白かった。(まだエピローグの5巻が残っているけれど)
最初は哲学や宗教の話が多くて、それはそれで考えさせられるものがたくさんあったから面白かったけど、もうフョードルが殺されてからの面白さが凄まじい。これは壮大なミステリー小説ですね。結局、誰がフョードルを殺したのか…様々な切り口で、それぞれの視点が重箱の隅をつつくように論理を詰めていくので、「結局どうなってるんだ!?」と混乱しながらも先が気になるのでずんずん読めてしまう。ミーチャ、スメルジャコフか、容疑者はたった二人だけなのに、なんだこのカオス…!
個人的にはイワンの変貌に驚いた。かたい性格だからこそ幻覚症(このあたりも曖昧で、うーんという感じですが)を発症してしまったのか…。ちょっと傲慢なくらいのイワンが好きだからショックだった。でもスメルジャコフの遺言的な暴露にはわたしもかなり驚かされたから…発狂してもおかしくないかもしれない。
書き出せば本当にいろんなことが出てきてしまう。とりあえず5巻を読んでからもう一度頭を整理しよう。
★4つにした理由は、そういうこと。まだ脳内がまとまっていない…
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言い表せないくらいの、深いものがあります。
村上春樹さんは村上朝日堂のなかで、
この「カラマーゾフの兄弟」を読むよう薦めています。
「カラ兄」と縮めて表記してますが、これはカラキョウと発音するのでしょうか。
それともカラアニと呼ぶのでしょうか。
この小説のどこがいいとひとことで説明するのは
やはりむずかしいです。
ブンガクという学問があるのなら、入れてあげたほうがいいでしょう。
すべての近代小説の原点のような小説です。
冒険小説も、探偵小説も。宗教小説も、恋愛小説も、エロ小説も
この小説からたくさんのことが学べます。
僕は長距離の飛行機移動の時に読みました。
大作なので、旅行に持って出るには最適です。
どんな読み方をしても飽きません。
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古典というと、もともとあらすじを知っていて読むことが多い。
この本に関しては本当に「何も知らなくて良かった」と思った。
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「唐突に始まる別の物語と審判。」いきなり「少年たち」では、違うストーリーかのようだった。どうしたいのだ、ドストエフスキー・・・。そして審判なのだけれど、誤審なんだってば!あんなにもすごい最終弁論が行われたのに、なぜこんな結果になったのか、不思議過ぎです。彼はやっていないのに!!と、息をもつかせない第4弾。一体彼らはどうなるのか!?最終回に続きます。それにしても、この訳は素晴らしいねぇ。さくさく読めます。
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イワンの幻覚症。スメルジャコフとの対話。そして真実が明らかに。裁判へ。その結末は、・・・つづく。否が応でも最終巻へと読み進んでしまう。
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ここまで到達するのが長かった…
しかし、やっとこの巻でその苦労が報われた思いだ。
サスペンスフルな展開、急転直下のあまたのサイドストーリー。
それらすべてを読者はマルチタスクで追いかけなければならない。
運命の女、グルシェーニカと初めて心が通じ、狂乱状態の長兄ドミートリー。
一体誰がカラマーゾフ家の親父を殺したのか。
疑いをかけられたドミートリーの裁きは、息もつかせぬ進展だった。
そしてラスト一巻。
がんばります。