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テレビチャンピオンの優勝者でラーメン評論家の著者が、ラーメンを語り尽くした本。
正直、タイトルがかなり「べた」なので、買うのを躊躇したのですが(amazon利用)、新書という気軽さに負け、注文してしまいました。
タイトルは、もうひとつでしたが、中身は素晴らしい出来ばえでした。 情報の質・量及び通読に要する時間についてのコストパフォーマンスのバランスが絶妙でした。
もちろん、単なる有名店紹介に終始するものでなく、著者の見識がラーメン文化のさまざまな切り口に対して披露されています。
でも、ここで紹介されている有名店は、きっと30冊ものガイドブックを出版している著者のおすすめ中のおすすめということなんでしょうねえ。 巻末に、掲載店リスト(名称・所在地)が付いてます。
amazonへ、プレゼント用に1冊おかわり注文してしまいました。
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ラーメンの写真が1枚もないラーメンの本。
この人のいう事は信用できるといつも思う。
ぁ~、ラーメン食べたい。
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2011/4/27読了。
フレンチ,和食,中華といった一流の味を知ることで、初めてラーメンを語ることができる。その日の自分の舌の状態を正確に把握していないと、正確に客観的な評価が出来ない、といった、著者のプロ意識の高さに驚いた。
ただラーメン店を食べ歩きして評価しているのであろうと想像していたラーメンの解説本の裏側に、食に関する幅広い知識や経験があったとは。著者の思考や意識を垣間見たことで、今後はラーメンの解説本の見方が大きく変わりそうな気がする。
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[ 内容 ]
行列のできる店はホントに美味しいのか。
醤油・味噌・塩・豚骨に続く第五のラーメンとは。
なぜ「魚介ダシ」がこんなに流行るのか。
日本で初めてラーメンを食ったのは、あの有名人!?
Wテイストが起こしたラーメン革命とは。
「営業時間は短いほどウマい」って、ホント!?
ショック!
もうメンマはドンブリに残れない!?
この本がすべてに答えます。
[ 目次 ]
プロローグ 私的ラーメン発見伝
第1章 ラーメン進化論
第2章 ラーメン・ブームの真実
第3章 激突!ご当地ラーメン
第4章 ラーメン店の目利きになる方法
第5章 ラーメンの常識・非常識
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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2012年4月10日読了。「ラーメン王」として各種ガイドブックを執筆する著者が「文章だけでラーメンを語る」コンセプトで書いた本。確かに表紙カバーにも本文にも一切、ラーメンやラーメン店の写真は使われていない。食に目覚めラーメンだけでないあらゆる食を追及した少年時代~転機となったTVチャンピオン優勝といった著者の来歴から、ラーメンの歴史・種類、全国のご当地ラーメンや「うまいラーメン・ラーメン屋とは?」といったトピックを語っていくが、文章からは著者の真面目さ・食とそれを提供する者への敬意といったものを感じられ気持ちが良い。「うまいラーメンは、コレだ!」「つけ麺が今のトレンド!」と人々を煽るような商売は、長続きしないのだろうな・・・。もっとうまいラーメンが喰いたいものだ。
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タイトルに魅かれて図書館で借りました。石神秀幸 著「ラーメンの真髄」、2007.7発行です。さらっと一読しました。「ラーメン評論家」として初めて書いた本だそうです。いろんなラーメンやラーメン店の評価・評論は、私にはさして興味をそそるものではありませんでした。作る人には味わいがありますが~w。後は、感謝して美味しくいただきたいです(^-^)