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伊藤たかみと子供できたか、と思ってしまいましたが、小説 でした。しかしリアル。友達の出産予定日を聞いて誰が生まれた日か、早速教えてしまいました。
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取り立てて何か変わったことがおきるわけでもないし、ただの妊婦の日記なわけだけど、不思議とおもしろい。
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妊娠したことがうれしく思えない主人公が、日を経つに連れてだんだん母性愛が出てきて、出産がラスト。
出産経験があるからかもしれないけれど、じわじわ暖かいものを感じました。
親になるということは、自分も躓きながら成長していくことなんだなー。
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思いがけなく妊娠して、産婦人科医に「おめでたです」と言われ、「めでたいですかねぇ」と答えた主人公。この一言にひかれて、読むことに決めました。角田さんの描く女性って、どうもあんまり共感できなかったんだけど、この人の気持ちはわかるような気がしました。
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天才ロックギタリスト、ジミーペイジの誕生日が「出産予定日」のマキ。夫や母、友達と過ごす妊婦時間の日記。
そうそう、そうだったそうだった!と何度も共感してしまいました。妊婦ってほんとうに大変。産婦人科医に「おめでたです」と言われても、ぱぁっと喜べないマキ。一点の曇りもなく喜ぶ夫。この温度差が面白い。たしかに・・・これから始まるきゅうくつな生活ややがてやってくる子供の大変を想像すると、男の人みたいにそう簡単に喜べない。わかる〜。
でもこの夫、とってもとっても優秀な妊婦夫です。うらやましい。こんな男の人ばかりだと少子化も防げるんじゃないかなぁ。
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登場人物は違うけれど角田さんのエッセイなのかなあと思いきや、創作小説でした。あまりにリアルすぎて、絶対実体験だろうと思ってしまいました。いくつか、恋愛に対する角田さんの考え方が書いてあって、それがとても印象に残っています。(2007/1/6読了)
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2008.01.12. 読んでる間に、妊娠してる夢を見た。内容にすごく影響されていて、私は大きなお腹を抱えて近所のスイミングプールの妊婦さんコースに、予約を入れているところだった。変な夢。
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出産エッセイかと思いきや、完全にフィクション(作者は出産未経験)。私も出産したことはないけど、この気持ちわかる、と思う文章がいろいろあった。ジミー・ペイジいいな。私はシャーロック・ホームズとマルコム・ヤング(AC/DC)と中畑清だ。
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対岸の彼女を読んで、こちらも購入。
自分が女であるせいか、産む性・産まない性などにとても興味がある。卒論で二回とも母性を選んだことも影響しているかも。
この本は、一人の女性のマタニティ日記。自分の妊婦経験を振り返りつつ、楽しく読めた。妊娠発覚して、戸惑いから始まる主人公が徐々にお母さんになっていく姿がリアルでした。思わず頷いてしまった箇所多数。
最後の3日間の日付がミスプリだったのが、とても心残り。
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だめ妊婦の妊娠から出産に至るまでの、日記風ストーリー。妊婦のだめ加減と性格やや歪んでるとこが、角田光代節全開で。単細胞ゆえ影響されやすいあたしは、言わずもがな、これを読んで子どもが欲しくなり。身体の内側からぼこぼこと蹴られてみたいし、将来旦那になる人と自分の祈りのようなものを、10ヶ月近く体内に閉じ込めて過ごすこと、すっごい楽しそう。あたしがお腹にいるとき、お母さんは毎日どんな気持ちだったんだろう。実家に帰ったら聞いてみたくなった。ほのぼのした気持ちになれます◎しかし実際に妊娠&出産経験がないのに、こういう話を紡いでしまう角田光代は、さすが、筆力ある。
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なんだか不思議な妊娠小説。
おめでたなのに、全然嬉しい気持ちが起こってこない主人公の女性の、妊娠に対する冷静な眼、が物語にわたって不思議な空気をつくる。
さんちゃんみたいな夫をもつ主人公・・うらやまし。
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助産師してるけど、妊娠して全然うれしくない、というこの主人公に腹が立った。そういう人がいることを理解はしてるけど許せん!と思って読み始めた。でもやっぱり嬉しくなったり嫌になったり不安になったりやたらいろんなものを舐めたくなったり、そういう妊娠の心の変化が書かれてるのは面白かった。ひたすら淡々と読み進めたけど、元の恋人に再会するあたりは切なかったなぁ。
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妊娠を嬉しいと思わなかった女性の、出産に至るまでの感情の起伏をリアルに表現している。
その「リアル」さは、著者自身が実際に出産したと勘違いされるほどだ。『八日目の蝉』でも感じたが、彼女独特の深い味わいがある。
作成日時 2008年03月06日 19:04
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妊婦のリアルな気持ちってこういう感じなのかな…と思いながら読みました。角田さんには妊娠の経験がないようですが、こういう妊婦もいるはずだと思わせてくれる書き方で、面白かったです。
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図書館。すごく好印象。角田さんの小説を読むと、いつも人の気持ちを大事にしている人なんだろうなぁと思う。これを読み始めた頃、ちょうど親友が妊娠して不安だと話していたので、読んでいる間ずっと姿が重なっていた。