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イギリス人が書いた文と絵,1929年生まれのメンタルヘルスの権威が訳している〜現チェコ内の毛織物商のユダヤ人一家に長男(後妻の)として産まれ,期待を掛けられて医学部に進んだが,他の人より3年余計に時間を掛けて医者となる。しかし彼の願望は科学者であった。機械論に触れ,コカインの研究をし,パリでヒステリーを研究するシャコーに刺激され,催眠術に惹かれ,精神分析という言葉を作って寝椅子に座らせて自自由連想法を開発,「夢判断」を書いて無意識・潜在観念を説き,心理・性発達の段階を口唇期・肛門期・男根期として説明し,吝嗇・秩序への固執・未完の仕事を導き,男女両性に二面性があると知った。ユングにより「性を拡大しすぎた」と批判され,顎と口蓋のガン手術を受けながら,自我・イド・超自我という図式を考え出す。ナチスにより焚書の被害にあった彼はロンドンに亡命し,生涯を終える〜全てを性の衝動に帰着させるのは無理があるが,彼の云うことには説得力がある。「多くが・・」という部分を消してしまうと違った意味になる・ということだろう。後の人がフロイト理論を拡大援用したために,大元が否定されてしまうという悲劇が起き,原点を見直そうというムーブメントが起こっている。それは悪くないね。超自我は単なる「良心」ではなく,エディプス・コンプレックスの相続人である・・・社会を存続させるために,トーテムとタブーが存在する・・・と
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絵がめっちゃシュール
欧米ですね
フロイトの生い立ちと研究内容の変遷とか
イラストを使った説明で分かりやすかった!
人間の深層心理を性的なものとか夢とかで解明しようなんて
思いついたフロイトの発想はすごい…
心理学の見識を深めたい
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内容自体は興味深いものだったけどマンガを使ってるのにマンガとしての分かりやすさというメリットがないのは問題だと思う。そもそもフロイトの研究はあんまりマンガにマッチしないんじゃないかな。ただアクの強い絵は個人的には好きでした。
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マンガであり入門書であるにも関わらず、翻訳ものということもあってか、難解だった。理論について雰囲気は伝わってきたが、掴みづらい。他書で内容を深めてから再読したい。