サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

裸でも生きる 1 25歳女性起業家の号泣戦記 みんなのレビュー

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー394件

みんなの評価4.4

評価内訳

393 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

君はなんでそんなに幸せな環境にいるのに、やりたいことをやらないんだ?

2008/10/27 00:29

15人中、15人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ブライアン - この投稿者のレビュー一覧を見る

今、オイラの手にはバングラディシュ製のバッグが握られています。マザーハウスという小さなブランドが作ったジュートでできたオレンジ色のバッグ。柔らかくて軽くて、非常に気に入っています。


マザーハウスは途上国から世界に通用するブランドをつくる。という理念から、バングラディシュ製のカバンを日本にフェアトレードし、現地のビジネス創出や雇用環境改善を働きかけている会社です。そんなマザーハウスを創設した山口絵理子さんの自伝的著作が『裸でも生きる』です。幼少時代から波瀾万丈の学生時代、そしてバングラディシュに単身乗り込んでどのようにビジネスを立ち上げていったのかが描かれています。


最初にマザーハウスを知ったときには、「どーせどっかの雑貨ショップみたいに東南アジアの安い雑貨を大量に買い付けてきてテキトーに売ってんだろ」くらいのイメージでしかありませんでした。それが実際にバングラディシュで工場を探して、自らデザインをして、品質までしっかりと保証するといったバッグ1つに対して並々ならぬ企業努力を行なっていることが分かり、一気にファンになりました。


実際にマザーハウスのバッグはそれほど安くありません。でも品質もデザインも素材もその辺に溢れているバッグとは根本的に異なり、オイラのような個性を重視するタイプの人間にとっては非常に魅力的かつリーズナブルに感じるような商品です。実際に仕事で使っているビジネスバッグも、「さわやかだね」とか「使いやすそう」とかよく言われます。


そう、それこそがビジネスを継続して成立させる努力として品質やデザイン、機能性に至るまで徹底的にこだわり抜いた結果なのでしょう。今や直営3店舗、全国の百貨店やセレクトショップにまで展開するようなブランドに成長しています。そしてこれらの売上げは再びバングラディシュに還流され、現地の雇用拡大やビジネス創出、さらには国際展開まで支援するような流れに繋がっています。


社会起業がボランティアと違うところは、慈善事業だから品質がイマイチでも、、といった甘えが一切ないところです。ビジネスはビジネスとして品質が担保されて当然であり、継続的にキャッシュフローが回っていく仕組みこそが不確定要素を排除して安定的に社会発展に貢献し続けることができます。


「君はなんでそんなに幸せな環境にいるのに、やりたいことをやらないんだ?」最低限の衣食住が保障されている日本社会において、この問いにキチンと答えられる人は何人いるのでしょうか?他人にどう見られ評価されようが、たとえ裸になってでも自分が信じた道を歩く、山口絵理子さんの姿はこれから益々輝きを増していくに違いありません。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

ただ生きるために生きる

2009/07/04 12:36

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かつき - この投稿者のレビュー一覧を見る

バングラディシュで作られたジュートのバッグを販売する
株式会社マザーハウス。
そのデザイン性と発展国での生産という珍しさから、
女性にとても人気のあるバッグです。

そのマザーハウスを立ち上げた山口絵理子が
半生をエッセイで綴りました。
半生といっても彼女は、まだ20代。

しかし、小学校でのいじめ、非行に走った中学生時代、
柔道一筋の高校時代、4か月の受験勉強で慶応大学合格、
ワシントンの国際機関で働き、バングラディシュの大学院留学。
そしてバッグの製造を手掛けるようになります。

猪突猛進ぶりには、唖然としながら
でも引き込まれていきます。

本書ではフェアトレードを否定しているのですが
すべてのフェアトレード製品が粗悪なわけではないですし
すべての人が同情でフェアトレード製品を買っているわけでもありません。

その点は納得できないですし
マザーハウスのバッグを買っても
バングラディシュの最底辺の人々の生活がよくなるわけでもありません。

ただ彼女には、この売上から数%を積み立てて
バングラディシュに学校を作るという夢があります。

欠点もたくさんあり、めちゃくちゃな暴走から失敗も多い。
けれど、彼女が成し遂げたことはやっぱりすごい!

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

ふーん

2020/03/30 23:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る

企業家を夢見ている人は読んでみるといいかも。輝ける部分だけじゃなく、こんなに大変なんだよ、という部分も書かれています。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2007/11/21 05:16

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/01/28 22:08

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/03/04 13:55

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/03/14 22:42

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/03/20 15:26

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/04/03 00:18

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/04/18 21:52

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/05/21 01:21

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/04/30 10:33

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/05/04 21:35

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/10/17 00:00

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/05/21 16:00

投稿元:ブクログ

レビューを見る

393 件中 1 件~ 15 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。