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p.28
人と人との関係が希薄となっている状況を考えると、コミュニティ・カフェによって新たなコミュニティの縁側的空間をつくったらどうかという、一つのカタチが見えてきた。健康や環境に配慮したおいしい食べ物や飲み物、それに店主や常連客との交流、だから行ってみたくなる、居たくなる場所。いろんな人がやってきて、自然と自己紹介と会話が始まる縁側のような空間であり、人と人とがつながっていく。それはファスト(fast)なプロセスではなく、ごく自然にゆっくりとていねいに醸成される。
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・栃木県宇都宮市<ごえもん><ソノヨコ>
・他人との関係性がなくとも成り立つ社会
・ケータイ ITを使って自分の好む人とだけつながりがあればよい
・農園レストラン<アトム>
・店はサークル小屋ではない
・地域の商売の邪魔をしない
・アタマだけで考えていたって先には進まない
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宇都宮大学の陣内先生を中心に「とちぎ市民まちづくり研究所」やコミュニティカフェ「ソノヨコ」の成り立ちやコミュニティについて記述されている。実際の活動をただ記述するだけではなく、ところどころに著者なりの考えや主張が織り込まれていて良かった。
コミュニティカフェにおける場づくりとは何か考えるのに、少しでも参考になったと思う(自分にはできるとは思えないがwww)。ただこう思うとか、実践の中でこう感じただけではなく、何かしら分析の手法が示されているともっと納得できたかもしれない。ひょっとすると、こういうある種の事例紹介やマニュアルに不足しているのは、主張の根拠となる分析が欠如しているからではないか……実際の行動を起こさせるためには、ただ思うとか感じただけではなく、その根拠の在り処を明示しなくてはいけないと思う!!
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理念的への共感できる。
このような取り組みが各所で広がってきている中で、果たしてどれほど継続的に運営がなされているのかに注目したいところ。
地域活動への注目が集まる中で、運営体系にも注目しながら、いかほど継続的に活動が続いていくのだろう。カフェに足を運ぶ人が多くなっているように見える今、コミュニティ・カフェひとつ位置を確立していけるのかが気になる。