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公認会計士VS特捜検察 みんなのレビュー

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みんなのレビュー19件

みんなの評価3.8

評価内訳

19 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

キーワードは「粉飾決算」

2008/09/21 09:50

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る

キーワードは「粉飾決算」。本書は、粉飾決算をめぐる公認会計士と泣く子も黙る東京地検特捜部の戦いの一部始終を描いたもの。

「粉飾決算」と一口にいっても、その仕組みが少々複雑です。こういう経済犯の場合は、そこに意思があったのかということも問題になり、犯罪としての認定が難しいです。

本書は3部構成で、1部は衝撃的な逮捕から勾留、自白の強要と読んでいてもハラハラする内容です。特捜部に拘留されたら、だれでも「落ちる」そうです。

落ちなかった人といえば、ホリエモン。彼は変な人ですが、そういう点でも変わっていたのだな、とつくづく感心してしまいました。

2部は一審。事件の概要が少しずつ明らかになってきます。さまざまな関係者の立場で証言が左右にぶれるのは、人間の弱さが出てきます。

3部は控訴審。新証言などが出てきて、違った展開があるのかとおもいきや・・・

やはり、この世の中には「本音」と「建前」があるのだな、と思います。公認会計士の本来業務である”会計監査”は、会計的に正しいことを市場の参加者に知らしめる役割を持っています。しかし、一方ではクライアント企業からはお金をいただいている。普通の商売であれば、お金をいただいた方のために動くのが当たり前ですが、会計士の場合、お金を払う人とサービスの提供を受ける人が異なるのです。

「粉飾決算」問題は、非常に重要な問題ですが、会計監査制度も見直す時期が来ているのでは??

http://blog.livedoor.jp/c12484000/

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紙の本

会計士の常識は、どこまで非常識?

2008/01/10 23:32

16人中、16人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:koratan_cpa - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、会計制度と司法制度という日本を支える二大制度の相互矛盾点を鋭く描いた書籍である。
著者は現役の公認会計士。過去にかかわった案件に関して逮捕・起訴され、その後二審にて有罪判決を受けている。自らの主張が裁判の場で通らなかったという無念さが根底にあり、身の潔白を証明すべく執念で書かれた一冊という印象を強く受けた。
容疑は粉飾決算の有無という会計制度に深く関係するものと、犯罪に手を染めた経営者に加担したという司法制度に関係するものの二点である。著者は粉飾決算は無かったと主張しており、経営者との共謀も成立し得ないという主張を展開している。
粉飾決算容疑に対する反論については、同業に身を置く者としては全く同意見である。何よりも恐ろしいと感じたのは、会計士が主張する理論の正当性が司法の場ではそれほど重要視されていないということ。この分野の主張は著者に完全に軍配が上がっているが、判決ではそれがサラッと無視されている(むしろ後者の容疑でうまく有罪に押し込められたような感じがする)。
同業者として強く反応したのは、会計士の常識が司法の場で非常識に聞こえてしまっているという点である。もしこの状況がこれがまかり通ると、会計監査業務は過度に萎縮してしまい、業務が硬直してしまうのではないかと大変恐ろしく感じられる。
ただ、会計士が日ごろ呪文のように唱えている会計・監査に関する理論は、よくよく考えてみると煮え切らない、奥歯に物が挟まったようなものが多い。それが一般的にはあまり理解されない(しにくい)性質であることもまた事実。司法の方々もその分野では専門家ではないため、理解不足からそういう結果になってしまうのかもしれない。
そういった会計士と世間の理解のギャップを浮き彫りにしており、会計士が取り組むべく課題も突き付けているといえる。同業者のみならずこれから会計士を目指そうという人々や、経理に携わる人、また経済犯罪に立ち向かう司法の方々にも是非読んでほしい一冊である。

http://blog.goo.ne.jp/koratan_cpadotcom/

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2008/01/16 13:39

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2008/01/23 04:20

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2008/02/01 06:44

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2008/02/13 02:32

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2008/02/20 22:09

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2008/06/29 16:17

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2008/07/22 10:16

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2008/10/20 08:43

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2010/03/05 20:36

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2010/06/08 06:02

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2010/08/29 16:37

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2010/12/22 08:02

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2011/02/14 10:13

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