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(収録作品)吹雪に死神(伊坂幸太郎)/酬い(石持浅海)/あなたの善良なる教え子より(恩田陸)/ナスカの地上絵の不思議(鯨統一郎)/暴君(桜庭一樹)/隠されていたもの(柴田よしき)/東京しあわせクラブ(朱川湊人)/とまどい(高橋克彦)/八百万(畠中恵)/オペラントの肖像(平山夢明)/ロボットと俳句の問題(松尾由美)/箱詰めの文字(道尾秀介)/チヨ子(宮部みゆき)/悪魔の辞典(山田正紀)/Do you love me?(米澤穂信)
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15名の人気作家による短編集
ホラーあり、ミステリあり、ファンタジーありの
「不思議ワールド」
こういう本は1冊で何倍も楽しめるから好き♪
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内容は玉石混淆で非常に面白い作品から
つまらないものまで盛り沢山でした。
収録作品
伊坂幸太郎 「吹雪に死神」
石持浅海 「酬い」
恩田 陸 「あなたの善良なる教え子より」
鯨 統一郎 「ナスカの地上絵の不思議」
桜庭一樹 「暴君」
柴田よしき 「隠されていたもの」
朱川湊人 「東京しあわせクラブ」
高橋克彦 「とまどい」
畠中 恵 「八百万」
平山夢明 「オペラントの肖像」
松尾由美 「ロボットと俳句の問題」
道尾秀介 「箱詰めの文字」
宮部みゆき 「チヨ子」
山田正紀 「悪魔の辞典」
米澤穂信 「Do you love me?」
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いいね~
頭の骨休みには、最高の短編です
食事の間に、寝る前に、地下鉄の中で、、、
フッと笑みがでる1冊です。
その中で気に入ったストーリーは、「伊坂幸太郎」「米澤穂信」でした。あまり時代物は好きでは無かったが、「八百万」もよかったです
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不思議が絡む短編ミステリアンソロジー。
短篇はやはり面白い。
だが序文でネタバレありなのはどうなのか。
読むなら、序文を最後に回すことをオススメする.。
八百万/畠中恵
ロボットと俳句の問題/松尾由美
チヨ子/宮部みゆき
Do you love me/米澤穂信
このあたりが好きでした。
にしても、不思議にもいろいろあるものだ。
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短編集は通勤の友です。ホラーやSFなどのちょっと不思議な要素のあるミステリ集。短い中でも最後にひとひねりある話が面白い。
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2004年から2006年までに発表された、広い意味で幻想的・超自然的要素を帯びた短編15作を収録したアンソロジー。
ということで、けっこう異世界・不思議な世界の設定の作品があり、短い物語中でその設定を理解するのがしんどかったです。
伊坂幸太郎「吹雪に死神」―とても拍子抜けな真相ですが、納得。『死神の精度』読んでみようかな。
石持浅海「酬い」―これまで読んだ石持作品とは印象が違い、けっこう気に入りました。
恩田陸「あなたの善良なる教え子より」―雰囲気がとても好みの作品でした。
鯨統一郎「ナスカの地上絵の不思議」―なにかのシリーズの中の一作でしょうか?読んだことがあるようなキャラでしたが。
桜庭一樹「暴君」―「かつての、アブない、女の子。大人になれずに、産んだ子を殺す」は気に入りました。桜庭さんの「少女」系は苦手なので、このくらいの長さでよかったです。
柴田よしき「隠されていたもの」―読了後、妙な安心感を感じました。
朱川湊人「東京しあわせクラブ」―オチが一番気が利いていました。
高橋克彦「とまどい」―一番地味。
畠中恵「八百万」―やりきれない真相でしたが、結構好みでした。
平山夢明「オペラントの肖像」―救いのないラストと世界が合ってました。
松尾由美「ロボットと俳句の問題」―日常の謎系?これも地味でした。
道尾秀介「箱詰めの文字」―ホラー作家でもあることを再確認。
宮部みゆき「チヨ子」―一番心温まりました。
山田正紀「悪魔の辞典」―言いたいことがよくわかりませんでした。
米澤穂信「Do you love me?」―主人公は女性ですよね?このシリーズで短編集が出たら読みたいです。
はっきりと読んだことのある作家さんは、伊坂さん、石持さん、恩田さん、桜庭さん、道尾さん、宮部さん、山田さん、米澤さん。
ひょっとしたらどこかの短編集で読んだことがあるかもしれませんが、あとの方は多分読んだことないはず。
道尾さんと米澤さんの作品が読みたくて手に取ったのですが、恩田さんと柴田さん、朱川さんが印象に残りました。
平山さんの短編集はおそらく手に取ることはないだろうから、ここで読めたことはよかったです。
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こんなに盛り沢山で1300円は安い!
超人気作家の作品が多数収録されたアンソロジー。
これだけいれば順番を決めるのも大変だろうなと思いきやまさかの五十音順w
でも結構綺麗にまとまってました。
序文にあるように、不思議なミステリでした。
どれも個性的で良かった。
中でも一度読んだにも関わらず面白く読めた伊坂さんと道尾さんはさすが。
そして宮部さんがやっぱり好きです。
世にも奇妙な物語でドラマ化された柴田さんの作品を読めたのも良かったし、朱川さんはやはりセピアなイメージ。
米澤さんのはやはりビターでこの作品集をしめくくるのにふさわしい不条理感がありました。
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吹雪に死神 伊坂 幸太郎/著 ★★★★★
酬い 石持 浅海/著
あなたの善良なる教え子より 恩田 陸/著
ナスカの地上絵の不思議 鯨 統一郎/著
暴君 桜庭 一樹/著 ★★★★
隠されていたもの 柴田 よしき/著
東京しあわせクラブ 朱川 湊人/著
とまどい 高橋 克彦/著
八百万 畠中 恵/著
オペラントの肖像 平山 夢明/著
ロボットと俳句の問題 松尾 由美/著
箱詰めの文字 道尾 秀介/著 ★★★★★
チヨ子 宮部 みゆき/著 ★★★★★
悪魔の辞典 山田 正紀/著
Do you love me? 米澤 穂信/著
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「オペラントの肖像」のラストが鮮やかで、話の中でひそやかに紡がれた謎が解ける瞬間を目にしました。 「吹雪に死神」は既読。短編集の中では最もパズル的だから選ばれたのかと。 「チヨ子」は私のチヨ子を思い出の中から探したくなる懐かしさあり。というのが今回のベスト3です。
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短編集。
吹雪に死神 伊坂幸太郎
酬い 石持浅海
あなたの善良なる教え子より 恩田陸
ナスカの地上絵の秘密 鯨統一郎
暴君 桜庭一樹
隠されていたもの 柴田よしき
東京しあわせクラブ 朱川湊人
とまどい 高橋克彦
八百万 畠中恵
オペラントの肖像 平山夢明
ロボットと俳句の問題 松尾由美
箱詰めの文字 道尾秀介
チヨ子 宮部みゆき
悪魔の辞典 山田正紀
Do you love me? 米澤穂信
宮部みゆき 読みたさに手に取りました。
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大晦日のミステリー・シリーズ。
トップバッターは、再読の記憶がある「吹雪に死神(伊坂幸太郎)」。ひょうひょうとした語り口が面白く、やはり最初がよいと後が楽しみになるなぁと痛感。
続くはオカルトミステリー「酬い(石持浅海)」なんだけれど、トリックも何も弱い。面白くない。そして、湊かなえ節を思わせる手紙形式の「次にあなたの善良なる教え子より(恩田陸)」はさすがに面白かった。さらに既読(再読)の「ナスカの地上絵の不思議(鯨統一郎)」をもう一度読んで楽しむ。
なんかさっきも読んだような(事実今日読んだ別のアンソロジーに登場してる)パターンものの「暴君(桜庭一樹)」もそれなりかな。島根県を舞台に登場人物も同じだったから、連続性があり溶け込みやすい。逆に、この物語を単独で読むと面白くなかっただろうな。
オカルトタッチの「隠されていたもの(柴田よしき)」もなかなか面白い。非現実なんだが、そう感じさせない筆力が光っている。次の「東京しあわせクラブ(朱川湊人)」も斬新で面白い。アンソロジーならではの何でもあり集合かな。意外とはまったのが「とまどい(高橋克彦)」。この作品は大味なんだけれど、まだまだ平行宇宙観の物語をねたに持っていそうで、ちょっと楽しみかなぁ。
後半に入って「八百万(畠中恵)」は時代劇ぽいから苦手でパス。近未来の設定がややこしすぎる「オペラントの肖像(平山夢明)」は八百万の続きで乗り切れずに終了。そのまま低めのテンションで「ロボットと俳句の問題(松尾由美)」へ向かったせいでこっちも斜め読み。
最終ラウンドに入ったので気を引き締めて「箱詰めの文字(道尾秀介)」に期待するが、どんでん返しがうまく決まっていない。既読のファンタジー「チヨ子(宮部みゆき)」はパスして、なかなか面白そうなハードボイルド「悪魔の辞典(山田正紀)」に目を移すんだけれどイマイチ。
ラストの「Do you love me?(米澤穂信)」にいたっては、どこが面白いのかさっぱりわからないまま読了。これ後味悪いなぁ。
ということで、最新ミステリーという割にはもうひとつ。ただし、私の場合は既読が多かったためこう感じたんだろう。伊坂幸太郎・鯨統一郎・宮部みゆきと大好きな作家が並び、しかも恩田陸・通尾秀介・米澤穂信というミステリーの有名どころが(作品は少し期待はずれといえなくもないが)そろっているんだから、満足すべきなんだろうな。
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計15名の作家が描くミステリー短編集。
話題の作家からベテラン作家までいろんな種類のミステリーを読める。
たぶん1人の好きな作家さんの作品が入ってれば、他の作品も充分に楽しめるカナ。
割りと他の作品の特別編が入ってるのかも?
掘り出し物だよー
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道尾秀介さん、桜庭一樹さん、米澤穂信さんなど、私が好きな作家さんの短編のたくさん載ったアンソロジー。
一つ一つの話が不思議な魅力を持っているなぁと。私の大好きな作家さんの作品も面白かったし、普段あまり読まない作家さんの小説もとても面白かったので☆5つ。とても満足な作品集。
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全体的にゾクゾクさせてくれるなかなか面白いアンソロジーだった。「吹雪に死神」以外は初読。「ナスカ…」「東京しあわせ…」「八百万」「オペラントの肖像」「チヨ子」「Do you love me?」が自分好み。読みたい本がまた増えた…。