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2時間ちょっとで読める本
読み始めてすぐに著者の思考レベルは低そうだな
と感じてはいたものの読み終えて・・・
結果は「予想的中」でした。
参考になった部分はマーケティングの箇所くらい
後は、メッセージが一貫していないし、
何より「先を見る」視点にセンスを感じられない
著者が云う
「経済学の知識を正しく使うための人格のほうが大事」
という言葉をそのまま著者に伝えたい。
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パチンコ屋を実例にマーケティングなどで利用されている手法や考え方を紹介している。
パチンコ屋というのは著者が好きなのだろう。それとのこじつけがハンパない。
モノが流行る境界線 普及率16%の境界 イノベーターだけではなく、オピニオンリーダーを狙うのが効果的。
STP理論 モノを売るとき、開発する時に考えるべきこと。
1、セグメンテーション お客を分類する
2、ターゲティング ターゲットを絞り込む
3、ポジショニング 売り方を考える
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経済学を身近なパチンコ屋を例えとして紹介する本。気軽に読めるように書いてあるのは評価出来る。その反面、中身は相応に軽くて浅い印象。雑誌の1コーナーとして初学者向けに書いた記事の様に感じた。
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・5万負けた客が笑顔でまた明日来るパチンコ屋こそ、もうける達人である。
→確かに5万使ってまた明日ウキウキとかディズニーランドよりすごいかもしれん。
・リスク意識をもとにしたプロスペクト論。人はリスクを嫌がって損な選択をしてしまう。
→まずは、リスクを内包できるようにする。そうすれば損な選択だと気づくことができる。そのあとに良い選択をするまで耐えられるかはまた話が別だけど。。。
・大数の法則。試行回数を重ねれば重ねるほど、平均確率に収束すること。
→母数が小さいほうが安定するよね。
・日本人がパチンコを好むのは当たるまでの「我慢」があるから。我慢に「美徳」を感じる民族性のため。勝ちを得るための負けを受け入れられる。
→その日本人の根気よさが好き。
・パチンコが勝てない理由は「売上ー経費=1以上」であるから。経費(台の料金、人件費など)を先に計上して、そのうえで釘や設定で売上を決められる。売上、つまり「売上=投資-回収」代になるため、勝てないのは当然。
→広告費とか手厚いサービスとか豪華な内装とか見るとどんだけ勝てる人が少ないかがよくわかる。
・パチンコはキャバクラとかと違って機械が言うこと聞くし、手間かからないし収益あげてくれるし最高。
→ぐうの音も出ないね。
・パチンコ店は無駄なものには1円もかけない。費用対効果で考える。ユニクロ柳社長いわく日本はいらないことをやりすぎている印象があるとのこと。
→勤めの中で、いらないことに力を注いでいるとどれが費用対効果が高いのか刃が鈍っていく気がして怖い。
・負けた時は、経済学に立った分析が必要。恋愛や人間関係の分析も同じ。ウマが合わなかっただけでは何も次のためにならない。
→人間関係を経済学的にという発想が面白い。ふと考えられるようになれればいいけどなかなか難しそう。
・パチンコ店の控除率(取り分)は10%
・攻略法
-マーチンディル法 1倍、2倍、4倍で勝つまで
-キャンセレーションシステム
-逆マーチンディル法
-ココモ投資法
→投資における一種の考え方として入れておきたい。
・「利益」と「道徳」は比較できない。
お年寄りに席を譲る、弱者をいたわろうという考え方が道徳。そこで優先席をたくさん確保して売ろうとする考え方が利益。もし利益のみ考えるなら金を盗むことも利益になる。そこをダメだよというところに道徳が存在する。
→その道徳と利益の割合がゼロサムでなくグレーな時に何が答えなのか息詰まる気がする。けど、大事なこと。
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パチンコが何故なくならないのかがよく分かった。
経済学、経営、集客のための心理など、パチンコ屋を通して考えることで、表面的ではあると思うがよく出来て
いる仕組みだなと感じた。
以下抜粋
・パチンコのなにがおもしろいのか、と言われてもベジタリアンにスキヤキのまろやかな風味を伝えたり、未経験の少年にセックスの快感を伝えたりするのと同じくらい説明が難しい
・パチンコ屋は「疑う」ことの大切さを学べる、数少ない場所のひとつと言えるでしょう。