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紙の本

休日の朝食のお供に、ちょっとした非日常を。出来れば現地に行きたいというのが本音だけど・・・

2010/03/22 14:19

9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:marekuro - この投稿者のレビュー一覧を見る

写真家の西川治氏による朝食に関するエッセイ。
仕事でめぐった各国の朝食をまとめています。

氏が訪れて朝食を食べた場所は以下。
・トルコ
・モロッコ
・イタリア
・フランス
・オーストラリア
・ドイツ
・デンマーク
・スコットランド
・イギリス
・カナダ
・アメリカ
・メキシコ
・オーストリア
・フィジー
・タイ
・フィリピン
・インドネシア
・マレーシア
・ベトナム
・インド
・モルディブ
・モンゴル
・韓国
・香港
・台湾
・日本
・中国

となっています。そして上記は目次にもなります。

驚いたのは朝から肉を食べる国が多いこと。
そして、著者もしっかりと朝から肉を食べています。
場所によっては驚くほど大量の料理をたいらげている
記述もありました。

自分の感覚から言うと朝から肉はちょっとキツいなぁと
思うのですが、そういう文化もあるということでしょう。
著者も述べていますが、実際に現地で朝食をいただくと
例えば肉料理なんかも比較的抵抗なく食べれるそうです。

どの国の記述からも、それが農村部か都市部かの別を問わ
ず、朝の空気のようなものが伝わってくる文章です。
モロッコの寒い朝にホテルの屋上で飲む熱い珈琲や
同じくモロッコの砂漠の中で、料理に入った砂に苛まされ
つつも、おいしくいただくハリラというスープ。砂漠の
ように寒暖の差が激しいところでいただくと、とっても
とってもおいしそうです。
※参考までにハリラとは

おいしそうな料理は他にもたくさんあって本当は全部に
ついて述べたい気持ちはあるのですが、あまり書いてしま
うのもまずいので、この位にします。

国によっては朝からアルコールを嗜むところもあるようで
おいしそうにビールを飲む男性の写真がありました。
自分はほとんどお酒を飲めないが、なんとも優雅だと
思います。

本書で紹介されている朝食はパンとベーコンエッグ
そして珈琲といったような、日本人にもお馴染みの
ものから、名前も現物も見たことがないようなもの
まで記載されていました。
そして、どういうわけかいくつかの料理に関しては
レシピが載っています。

アメリカやヨーロッパの朝食は見たこと聞いたこと
がありそうなものが多いのですが、アジアや中東
それ以外の国の朝食はほとんど初めて見聞きする
ものでした。

個人的に気になった朝食は以下
トルコ料理
でシュミット(上記リンクではスィミットと表記)
同じく上記リンクにあるトルココーヒーと一緒にいただい
てみたいと思わせる記述です。

本書によるとトルコでは至る所に露店がありシュミット
とトルココーヒーが安く売られているそうです。
現地まで行って路上でいただくのが理想ですがなかなか
そうはいかない自分としては市内にあるトルコ料理屋を
探すことになりそうです。

飲み物に関しては全体的に珈琲の記述が多く
珈琲好きの自分には大変うらやましい限りでした。
例えばフランスやイタリアの朝食の頁にあったのですが
早朝から働いている労働者が作業を中断して路上で
珈琲を飲んでいる写真があるのですが、春のまだ肌寒い
朝に路上で珈琲を飲んでいる姿はとっても絵になっていました。
バターがたくさん練り込まれていて、甘そうなクロワッサンと
とっても苦そうなエスプレッソの組み合わせも涎が出そう
でした。

どの珈琲も飲んだことがある豆の種類だったり
落し方だったりするのですが、妙においしそうに見える
から不思議です。
料理も珈琲をはじめとした飲み物も、それをいただく
シチュエーションって大切だな~などと考えてしまい
ました。

以上のような事をぼーっと考えながら現地を想像しながら
遅く起きた休日の朝兼昼ごはんに安物トーストとシリアル
をコーヒーで流し込みつつ、本書を読みました。

休日の朝食時に世界中の朝食を題材とした本書で
ちょっとした非日常を楽しむのも素敵な時間の過ごし方
かもしれません。



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紙の本

熱意とカメラと丈夫な胃袋

2008/02/06 20:21

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mikimaru - この投稿者のレビュー一覧を見る

写真家であり、食にも一家言をお持ちの西川治氏が長きにわたって書きためた、世界各国の朝食の話題。お若かった時代の記述などは「こんなに食べる人がいるのか」と思うほどの食べっぷり。

地域別に分かれているので、90年代のトルコやモロッコのあとに70年代のイタリアやフランスが出てきたり、さらに古くは60年代のオーストラリアも登場する。最古は1945年の日本、著者が5歳のころに食べた茶粥だ。

短期間で企画に沿って取材した記事ではなく、仕事などさまざまな事情のついでに書きためたものから朝食を抜きだしただけあって、重みがあり、味わいがある本となっている。ところどころにレシピも出てくる。

好奇心旺盛で食欲のある若い人が、カメラを片手に朝の街を歩くとき、言葉は要らないのだと実感した。身ぶりや指さしなどで現地の人と一緒に食事をする度胸は、わたしにはない。

P.190から書かれている1969年のオーストラリアの話がおもしろかった。レンタル料が足らないので、キャンピングカーのうしろだけ(牽引車は不要)で荒野に放りだしてもらい、ひたすら写真を撮りまくったという。その期間、冷蔵庫が不調になり、中にはいっていた食糧が傷み…。だが、著者は無事に生還した。

記載されている国が多いため、珍しい食べ物や現地の記述も豊富だが、目次から地名を見ただけではどこに何が書かれていたかよく思い出せず、探すのに苦労をする。それだけが残念だが、パラパラとめくるにはおもしろい本。

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紙の本

世界の朝食

2021/04/06 20:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る

世界の料理に興味があるのでとても楽しめました。旅行者向けの気取った朝食ではない所が良いです。とても朝からは食べられないようなものも多いですが、お国柄を楽しめます。

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2008/09/08 12:19

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2008/12/05 14:48

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2009/05/13 23:07

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2010/05/24 00:30

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2011/04/28 19:53

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2011/03/07 15:51

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