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DOWAホールディング会長の経営改革回顧録。
人心も含めて詳細な改革の記録であり参考になる。
(読後)「べき論」いらない!「やり抜く」ことが仕事だ
まさにその通り。回顧録であり、リアルに描かれているので
読みやすいし、分かりやすい。
結果をだしてなんぼの世界を、愚直に追求した経営という旅の記録です。
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心の壁 長年の習慣の壁を壊す事の難しさを痛感する今日このごろ。。読み直して 心を満タンにして 打ちのめされての繰り返し。。
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非鉄金属会社DOWAの再生物語。古い慣習と前提を見直し、物理的壁と心の壁を壊す改革を断行。
収益性の大幅改善を果たす。「壁を作ったのは所詮人。だったら壁を壊せるのも人である。」
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2011年8月
いちいち共感する内容。今、会社に対して持っている不満がそのまま書かれている。
人事部出身の著者が、よくフロントの人が持つ不満がわかるな、と。
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悪しき伝統と風土、低収益、借金経営からの脱却を目指すための、破壊的改革を成し遂げた老舗企業の本部長時代。
異端者のたわごと扱いされ、多くを敵に回しても強行した合理化計画のスタート。
合理化を為すための破壊が始まったのだ。
会社の存続をかけて、かなり厳しい決断も下し、心身ともに疲労し心発作で倒れたことも。
感傷に惑わされることもなく、信念を貫き通す姿勢に熱意を感じた。
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老舗企業の改革の為に、壁を壊す事を決意し、本当に物理的な壁まで壊してしまった経営者の話。
ただ、企業の障壁となる壁を壊すにとどまらず、内容の選択と集中を行い、その合理的な判断に基づいて経営戦略をたてて、実行しているのが重要なのだろうなと感じた。
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引用
「今の仕事をまずしっかりとやり抜くこと、自分の軸をぶれさせないこと、そうすれば必ずチャンスがやってくる。苦労が花を咲かせるときがある。悔いる必要などない。」
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会社の他部署の人に「面白い。ぜひ人事の人に読んでほしい」と薦められて手に取った1冊。確かに面白かったです。
著者は人労部門中心にキャリアを歩んで非鉄大手DOWAの社長になった人物。タイトル通りいろんな改革を断行する訳ですが、ひとつひとつの改革の中身は割とありふれているんだけど、老舗企業でこれをやり切ったところがすごい。
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”見えない「壁」は、私たち一人一人の心の中にある。これを壊して「やり抜く」力を引き出すことが、改革には不可欠なのだ。”
どこの企業にもあるような悪しき伝統(壁)を破壊し、様々な改革を断行していく様子が分かりやすく書かれており、参考になる内容が多かった。
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DOWAホールディングス会長が著者
将来性がないと考えられた企業から
ホールディングス化、環境事業への
新規参入など、超高収益企業への改革を
成功させた本人によって、成功までの道のりを
書いた本。
■「べき論」はいらない。「やり抜く」ことこそ仕事
■組織には改革を阻む無数の壁がある
こころの壁、組織の壁、上下の壁など、壁と
考えられるモノは徹底的にNoを言わさず排除、
■事業会社間にも市場原理・競争原理を
などなど、
会社を、組織を、変える・壊すヒントが
満載で、鳥肌立ちまくり。
徹夜して読みました。
オススメです。
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DOWAホールディングスの経営改革を行った元代表取締役の著者の一冊。
読んでいくと伝統的な会社の古い悪しき体質がはびこっていたこと、それに対してメスを入れたことがわかりました。
・バブル時に出資した利益の出ない不採算事業を止め、利益の出る事業に投資すること。
・不要な本社接待などは止め、経費は出来る限りで削減していくこと。
・持ち株会社化し、競争意識を高めること。
など経営として当然のことを行う一方で、本書のタイトルでもある壁を壊すことを物理的に行い、今では決まった本社では席のないフリーアドレスを採用し、部署間の壁の排除を行っています。
非常に強い意志で改革を叫ぶ一方で、やはりこのような改革は社員一人一人の意識も大事な事を感じました。
そのためにp154から書かれている社員との対話は非常に大切なものと感じました。
あとこの改革から学んだ事がp179から書かれているのですが、氏独特の考え(先見性や人事管理に対しての考えなど)もあって非常に興味深いものでした。
氏の意志の強さを感じると共に伝統企業の悪しき体制の変革の大変さを感じさせられた一冊でした。
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古い考えの会社をどうやって立てなおしたか。とても面白い、且つためになる内容だなと思った。
・「べき論」と「やりぬく」こととはまったく別のこと
・社内の論理ではなく市場の論理で、協調ではなく競争の原理を
・「選択と集中」の徹底。判断基準は、市場があるか、当社に競争力があるか、社員にやるきがあるか
これを満たさない事業は黒字でも撤退
・書類はゴミ。書類作成は仕事ではない
・会議室の有料化
・自由出勤、仮眠室ー仕事は時間でなく質である
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本屋でビジネス本ベスト50と言うコーナーで8位に入っていた。
改革の一部始終が書いてある。しかし、これだけの改革を進めたら、抵抗も凄かったのではないかと思うが、信念を持って行動すれば成し遂げられるのだな、と感心した。
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企業の課題が自分の会社と似ている気がしたので、読んでみた。
さすが、これだけの決断力と実行力がある人がトップになれば、会社も変われるのだろう。ただ、自分の疑問としては、老舗企業としてはある意味亜流の人物が出世できたのか、という方が疑問であった。本書は著者が上層部に出世してからの話がメインで、それはそれで参考になったし、面白かったが、前述の疑問については今一つ記述がなかったのは残念である。