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昨日からわが街に天皇・皇后両陛下がお見えになっていて、朝の散歩コースは閉鎖されているわ、お巡りやガードマンはうじゃうじゃいるわ、パトカーは走り回るわ、ヘリは飛んでるわ…。
今日の夕方にはうちの前の道も通られるので、ご送迎奉ろうかとも思ったのだけれど、今日は両陛下よりも女王陛下の日なのね。
そういう訳で喧騒の街を離れ、申し訳ないながら京都競馬場へ。その往復の車中も含めてソッコーで読了。
下巻になるや否や、火喰い鳥・白鳥の登場。
上巻でもそれぞれ登場人物のキャラが立っていて、そこにこの本の魅力もあるのだけれど、この白鳥、その中でも一等、キャラ立ち過ぎ。
ネガとポジという形で語られたこの物語だけど、正に田口と白鳥表裏一体でズンズン進む物語。
様々な社会の矛盾と人の心の深淵を描きながら小難しくならない娯楽性に溢れて。巻頭と巻末に語られる抒情が、騒がしい話を落ち着けて。
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こんな勢いで読みきった作品は久々。下巻から出てきた白鳥のキャラがいい緩和剤。勿論主人公の田口のキャラも秀逸だったと思う。続編は、文庫になったら購入予定。
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下巻から意外な展開といいますか、濃いキャラが出てきます。
上巻までの雰囲気が好きな人には、合わないかもしれませんが、自分的には好きです。
理論的な推理展開も面白く、しっかりしているので、読み進めていても飽きません。
キャラの好き嫌いもあると思われるので、星4つで!!
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現代のホームズを見ているような作品。
白鳥と田口の掛け合いも面白い。
ラストのどんでん返しには感服しました。
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071118、池袋ジュンク堂で購入。行きの電車で上巻を読み終わってしまったので、下巻を帰り道で購入しました。
途中、「ん?」って思うところがあったんだけど、なるほど。シリーズ物だったのね。次作品も機会があったら。
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連続発生しているバチスタ手術の術中死は偶然か?他殺か?
病院長の任を受け、天才外科率いるチーム・バチスタのメンバーを内部調査する窓際医師の田口講師。 この奇抜なプロットと配役だけでもぐいぐいと物語に引き込む力があるのだが、上巻で起きる事件を発端として新たに厚生労働省の変人役人 白鳥が加わると、さらに面白さが加速する。
正直、窓際医師が七転八倒しながら事件を解明してゆくものと思っていたので白鳥の登場は意外であった。 しかも言動から伝わる変人加減は、キャラクター的に拒否反応を起こす読者もいるであろうと思われるほどである。
しかし、個性派ぞろいのチームバチスタのメンバーとの駆け引きは絶妙で面白い。
もともと本書は1冊ものであるが、物語の展開として上下巻に分かれていても全く不自然でない。
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まー
さすが
『このミス』受賞作品
「左心室縮小形成術」
通称バチスタ
を主題に描かれたミステリー
日本の小児臓器移植の矛盾も描いてみたり。
「拡張型心筋症」に対して、心臓移植の代替手術としてのバチスタ手術の成功率は6割
そのバチスタ手術を、100%の確率で成功させてきた『チーム・バチスタ』だが、その後、連続して手術は失敗してしまう
手術中のミスは自覚できるという執刀医
しかし、失敗した3例でミスは犯さなかったと言う
失敗した3例は
”たまたま連続した不運”
”医療事故”
”悪意によって引き起こされた事態”
のどれに当たるのか
というところから
愚痴外来の田口医師の内部調査が始まる
主題のミステリーより
キャラとその設定
ストーリー展開が上手い!
あと手術中の緊迫感!
続編
早く文庫化されないかなー
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チームバチスタの栄光。なぜ上下巻にして文庫化したのだろう。2巻あわせても、白夜行なんかより随分薄いのに。とはいえ、上巻のコメントにも書いたとおり、本書は傑作ミステリの一つに数え上げられるだろう。現役医師の作品だけあって、手術や医局の描写がたまらなくリアル。かなりお勧めです。
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ただただ、「ふむ〜」と思った。
おもしろかったけどね。
映画化されるそうだけど、確かに映像化したらもっとおもしろいかもしれない。
映画化の情報をテレビでチラッと見たとき、竹内結子さん、阿部寛さん、池内博之さんの姿が見えたので、勝手に大友→竹内さん、桐生→阿部ちゃん、田口→池内くんと想像してたんだけど、全くあってなかった(汗)
阿部ちゃんが白鳥かぁ。
確かに、原作通りゴキブリのイメージで役者さん選んできても、華がないからなぁ。
映画、DVDになったら見てしまうかも。
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この下巻、「ロジカルモンスター白鳥」の登場によって一気に雰囲気、そしてスピード感が変わる(なぜこんな薄いのに上下巻??だったのに、だからココでわざわざ上下巻に分けたんだ〜と思うほど) そしておもしろさも加速してゆく あぁ2作目、3作目が早く読みたい(早く文庫化してくれないかなぁ〜)
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医者もの小説が好きなので購入。
あんまり新鮮味は感じませんでしたが、まあまあ。
なぜ、これが「このミステリーがすごい!」の大賞なんだろう…
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あまりに表紙が似ていたため、上巻を読み始めるまで上下巻モノだと気付かなかったいわくつき(笑)の一冊。
上巻よりはテンポが良くなり、作中に入り込みやすくなった感じ。
下巻にてようやく相棒が登場し、田口先生のいい人っぷりというか普通っぷりというか常識人っぷりが発揮された印象。
ラストは読者には多少アンフェア?
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意外と使い古した大仕掛けに落ち着いたけど。でもオモシロです。何より、キャラがきょーれつで次作も絶対読むのら。文庫になったらだけど。
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読んだ時期:2007年11月
下巻になるとミステリーの香りがぷんぷんしてきてました。
でも上巻の書かれ方のほうが私としては好きでした。
総合的には面白い作品だと思います。
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ラストは一気に読んでしまいました。
面白い!!
個々のキャラの個性が本当に際立っています。
映画化されるようですが、是非見てみたいです。楽しみ。