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自分にとって「熱量」を持っている小さな文章片(自然石)をたくさん集めることで、大きな文章を作っていくという手法について書かれています。
あとがきの、「出版社をたらい回しにされた本が最も売れた。その本を出版してくれた出版社も、2番目に最も売れた本を出版させてはくれなかった」という話は痛快。
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自然石を集めていくことから始めていくという、絶妙な比喩がわかりやすかった。そして自分の好きなことを書いていく余計なことすなわち自分の興味のないことは書いても読む人にとってとてもつまらなく映ってしまうと言う客観的な視点でも書かれているところに教科書と思ってしまうほど感激した本だった。
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コミュニケーション能力・文章能力などを磨きたいと思っていたところ、
ワインバーグさんの本でこの文章読本はいいと薦められ
さっそく先々月かな、読んでみた。
どちらかというと文章の書き方というより、ライター向けの読本って感じ。
ただ、ワインバーグさんのいう「自然石構築法」というのはなるほど・・って思った。
興味のあること、面白いと思った文章、図、絵、引用なんでも、自分にとっての
アイデアの「自然石」になりうるんですね。
ちりも積もれば山となるっていいますが。日々いろいろなことに目を向けて
視野を広げて、「石」を見つけて集めていきたいものです。
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毎年のようにベストセラーを連発し、毎月のようにあちこちに引用される論文を書く、この業界のアウトプット・スペシャリスト ワインバーグがその執筆術の全てを大公開。曰く、「興味の無いことについて書くな!」
とりあえず、僕も自然石を集めはじめよう。似たようなことは今までもやってはいたのだけれど、もっと積極的に、もっと体系的にやってみることにするのだ。まぁ、本を書く予定があるわけではないけれど、集めることそれ自体が楽しそうなので。
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ワインバーグさんは、元スーバーSE。
今でもシステムやコンサルティングについて示唆の多い本を書かれていますが、これは物書きとしてのテクニックを整理されています。
小手先のテクニックというよりも、物書きとして押さえておくべき心構えとか、考え方です。
自分は物書きではないですが、仕事で文章を作成するときの参考になりました。
書き振りは、とても分かりやすい。翻訳もグッド。
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内容紹介
ワインバーグ流「自然石文章術」で着想と表現と文章の組み立て方が、おもしろく楽しくわかる!!ワインバーグは40年以上にもわたりソフトウェア業界で活躍し、執筆した論文は400を超え、40冊以上の著作がある。本書では、自らのライティングにあたって、どのように材料を収集し、組み立て、不要な部分をばっさり切り捨てるのか(自然石文章術と名づけて)、いつもながらのワインバーグの楽しい語り口で説明する。自然石文章術とは、石をひとつずつ積み上げながら、石の壁をきれいに作り上げるように文章を組み立てる方法である(石とは、文、写真、引用など文章中に現れるあらゆる要素を指す)。本書では、その具体例や、多数の挿話、うんちく話、失敗談、執筆時の1日の過ごし方、などワインバーグの知られざる一面も垣間見られる。40以上の演習問題もあり、ライティングに役立つ心構えも伝授する。【原題】Weinberg on Writing: The Fieldstone Method
目次
文章を書くために一番大切なこと
自然石構築法の概要
スランプをなくす
自然石を集める
文献の石を再利用する
安全に石を盗む
収集に役立つ道具
記憶から自然石を集める
使えない石を捨てる
捨てる石の選び方
文章を一割けずる
石を並べ始める
自然石ソリティアでアウトラインを作る
作業空間をととのえる
気がすむまで動き続ける
潜在意識をはたらかせる
石を形成する
すきまを埋める
いつ終えるべきか
完成したあとは?
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ホシ無し$$つまらなさ過ぎる。著者IT業界では有名らしいが、$$自然石構築法ってイマイチ。具体的でもないし。$$半分読んだが、挫折。
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駆け足で読了。いつものワインバーグ師で面白いんだけど、読者としては本気で物書きになりたい人を想定している様子で、だから彼らにとっての実用性は兎も角としても読み物としての魅力は少し薄いかも。
彼のワークショップに参加してる気分でいつか再読したい。
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会社の先輩から貸してもらった本。
翻訳本だからなのか何なのか比喩がよくからないところ多数。
「書きたいことを書きなさい」「自分で考えた文章にくわえ日常会話や読書した内容からピンときた言い回し(この本曰く石)を集めて構築する」「ひとに読んでもらったり不要な石を削ったりして積み上げていく」というところは、たしかにそうかなと思ったり。
・・・・。
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ワインバーグの文章読本
文章作成を自然石を利用した壁、
各アイデアなどを自然石、
というメタファで統一された世界。
日々の自然石収集。
エネルギーを感じるかどうか。
隙間を埋める。
不要なら捨てる。
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本書では自然石と呼称されている、
要するにネタを集めるための姿勢や、そこから文章や構成をどう上手く作るか、その練習方法が書いてある。読んだからといって、飛躍的に技術が身につくわけではない。
内容は梅棹忠夫の「知的生産の技術」にあった京大カードに近い。
一度に色々は出来ないので、私はまずネタ集めを意識的にやろうかなと。
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文章の書き方というよりは、もとのごとの考え方、アイディアの出しかたの本。大学教員、大学院生、その他知的な作業で生きていこうとする人はマスト。