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紙の本

難しいことを言わず、ドキドキしながらページをめくろう。

2008/06/29 13:42

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:YO-SHI - この投稿者のレビュー一覧を見る

 帯によると米国では、4巻で完結の予定のはずのシリーズが、現在14巻目が出版されている、大人気シリーズらしい。国内では既に第2巻の「ドラゴンと黄金の瞳」が2月に、第3巻の「いかさま師と暗黒の迷宮」が5月に出ている。
 本書はアスキーの「ダンジョンズ&ドラゴンズ スーパーファンタジー」という名のシリーズの1冊。ご存じの方も多いだろうが「ダンジョンズ&ドラゴンズ」は、ボードゲームのロールプレイングの草分けで、魔法やドラゴン、エルフやドワーフといった種族が登場する。

 このことから推察されるように、本書はRPGの世界をベースにした青少年向けの小説のひとつだ(恥ずかしながら、ジュブナイルというジャンルであることを、本書のあとがきで知った)。
 問題の解決のために、頼りにならない大人の代わりに少年たちが行動を起こす。生死に関わるような苦難を、その勇気や機転、行動力で克服してゆく。1つの苦難を乗り越えたと思ったら、どんでん返しがあってまた次の難題が降りかかる、一難去ってまた一難だ。
 言葉にするとこうなるが、テレビゲームのRPGをプレイしたことのある方には、「あんな感じだ」、と言えばすぐにわかってもらえるかと思う。

 主人公は、街の少年少女3人。衛兵隊長の息子兄弟2人(14才と12才)と、盗賊の娘1人(13才)。魂を抜かれてしまった街の大魔法使いを救うため、地下迷宮の中へ向かう。おおむね、主人公たちの年齢ぐらいの読者を対象としていると思われる。その年代の子どもは楽しめるだろう。
 ただ、ファンタジーなどで、子どもを主な対象としながらも、大人が読んでも読みごたえがある、という本は少なくないが、本書は、そういった類のものではない、と思う。
 無粋なことを言わせてもらえば、「それはムリでしょ」という展開が多い。何かの伏線か?と思わせるエピソードがあっても、大抵はその後に何もつながっていない。前の章の最後が、次の章のきっかけになっているだけで、それ以上の構造はほとんどない。

 しかし、一般的にはRPGというのはそういうものだ。ヒントをもらって、1つづつイベントをクリアしていく(街の長老に聞きました「伝説によると北の森の中の湖があり、そこには...」)。そして、大人だってRPGを楽しんでいる。同じように、大人だって本書は楽しめる。難しいことを言わずに、ドキドキしながらページをめくって行けば、結構楽しめるに違いない。

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