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川上さんの小説の空気感がとても好き。というようなことをずっと感じていたのだけど、うまく言葉にできなかったのを、栗田さんの解説を読んでなるほど…と思った。この本のどの短編も、そういう少しだけ不思議な、でも素敵な空気で満たされていた。
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職場の男性職員の机の上にあったので、借りて読みました。うーん、これ、男性に理解できる話かなぁと思って、おもしろかったか?と聞いてみたら、おもしろかったらしい。意外と男女関係なく、切ないのがいいと思える短編小説集かも。
正直、まじめに考えると不道徳なシチュエーションの話が多い。でも、なんかいいですよ。あわあわとした感じが、私は好きです。
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正直書くと、最初読んだとき全く意味が分からなかった。
たぶん今まで読んできた本の中で一番分からなかった本だと思う。
12個のショートストーリーから成り立ってる本書は、どれもなんだかとぼけた感じに思えた。
もう少し年齢を重ねたらもしかしたら分かるのかな。
あっ、ひとつだけ共感できた物語はあった。
『川』
である。
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個人的川島弘美フリーク時代に衝動買いした。女ってなんかいやだなと思いました。私も、年を取っても女でいなきゃならないのかー。うーん。
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丁寧な食事。
喰いかかる1行目。
ささくれのない文章。
川上さんの選ぶ日本語は
あまりに心地がよくて
時々 読み終えてしまうのがこわい、と
たまらなくなってしまう。
「冷たいのがすき」「運命の恋人」
が 傾いていてすきでした。
川上さんの短篇の中では
寓話要素が割と薄い本かもしれない。
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おススメしていただいた作家さんでしかも人気があるみたいなんだけど。。。
私は「?」だった。
不倫とかそういうのがテーマだったりするけどね。短編。
もうちょっと大人になって40とかになったらまた「あぁわかる」とか思うのかな。
恋したとき相手も自分もわからなくなる、境界線がなくなっちゃう感じとか表現がうまいなぁ!ってのはすごいあってやわらかい小説でした。
じっくり読みたい人はイイのかな。
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終わってしまった、ような、いつまでたっても終わらないような、恋。
ふわふわと、光が差し込むみたいな一瞬を、大切に仕舞い込んだ話。
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110731*読了
短編集。川上さんの文章は静謐な感じがします。静謐なんだけれど、あたたかい。ことばをとても大切にしている。
恋愛をこんな風に描ける、というのもすごい。
波瀾万丈なこともまるで平凡な日常のように思えるぐらい、静かな文章。そこに味わいを感じます。
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川上弘美さんの短編集「おめでとう」読了
しっとり、ふわふわ、はかない
どういう言葉がしっくりするか表現出来ない世界
心の奥底が清潔で川上さんの小説は好き
でも、短編より長編の方がいまのところ好きかな
「風花」は切なくやさしくとても好きな小説
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川上さんらしいフワーッとしたかんじ。
とりとめもない時間がすぎる。
女と性は、理解はできなくても、心地よい。
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いろんな女の人のいろんな形の恋愛が詰まった短編集
登場人物のセリフが不意に刺さったりする言葉のチョイスが素敵です。
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これ、はじめてよんだ川上弘美さん。
これで、小説をよむことのおもしろさとゆうのが、自分のなかでひろがったきがする。
この本をかしてくれた子の、達観した恋愛観のわけを、
なんとなくちょこっと垣間見たきがしました…。(′ʘ⌄ʘ‵)
さいごの運命の恋人、ちょっとびっくりしたけど、
川上弘美さん慣れしてきたから、
いまよんだら世界にひたれるきがする。
なんとゆうか、諸行無常な恋愛小説?
しばらく寝かして、またよみたい。
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12個のそれぞれの恋
川上さんの作品を読んでいると
「あーー、女に生まれてよかったな」と思う(笑)
いろんな恋
世の中には、まだまだ知らない世界がある
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夜の子供、冬一日、冷たいのがすき、ばか、、、、
いつか別れる私たちのこの一瞬をいとおしむ短編集、とカバーにあるけれど。
幸福で、不安をおぼえずにはいられない瞬間の風景。
通じあうことをのぞみながらも、どこへ行くのかわからない言葉たち。
切なさが、胸に迫ってくる。
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おもに恋人同士や、もと恋人同士でなされたふたりきりの会話で構成された短編集。とても短いが、ひとつひとつに長い時間の物語が流れている。