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なんとも言えないゆる〜い感じの絵柄です。
有名な昔話ですが、犬がやって来る場面や花を咲かせる灰の由来など、案外覚えていないものですね。
犬がやってくる場面はもしかしたら何通りかあるのかしら?
娘は犬が死んでしまう場面で衝撃を受けているようでした。そのわりに何回も「読んで」と持って来ます。
「面白いから」だけではなく、自分の中でストンと納得いかない内容の本も
何度も読む対象になるのかもしれません。
ああ、だから絵本って大事なんですね。内容を親切のつもりで柔らかく書き換えてしまっている本があるけれど、それは子供の擬似体験の機会を奪う事だと思う。
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「ここほれワンワン」でおなじみの・・・と、言いたいところだが、今時の子供はあんがい昔話を知らない。はなさかじいさんも、なんとなく知っているだけなので、読み聞かせする。
松谷みよ子の文は読みやすく、西村繁男の絵もぴったり。まだ落ち着きのない低学年でもいけます。
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川上から箱が流れてくるという始まり。こんな始まりだったかしら、とびっくり。定番の昔話。松谷さんの文章が読みやすい。
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桜の季節に読み聞かせをしました。
西村繁男さんの絵がほのぼのとしていいなと。
ばあさまが川でひろった白い小箱から犬のシロが誕生したくだり、
隣のじいさんとばあさんには、牛の糞、馬の糞がもこもこ出てくるくだり、
えっ、そうなんですか~。
そして最後のページには残念な隣のご夫婦の姿があるのでした。
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3歳10ヵ月
絵本は大好きなのに、
昔話はどれも怖がって読ませてくれない息子。
かさじぞうも、こわい。
このはなさかじいも、犬が、死んでしまうんだよね。
でもこの絵本は、
よく読む作家さん(イラスト)だったのもあってか
最後まで聞いてくれました。
同じ昔話でもたくさん絵本が出ているけど、
「はなさかじい」は私はこれをお薦めします。
可愛いイラストもさることながら、
ことばの選び方が、大人にも何か心に残る。
「しろは、しんだ。」
悲しいこの箇所が、ただこの一言で終わっているところに
むしろ語りつくせない何かを感じます。
その後の、絵には出てこないシロの存在感ったら!
生き生きと描かれています。
最後、お話が全て終わった後の
絵だけの一枚も、
わたしはとても好き。
いじわるじいさんにも何かあるんだよね。
そんな、登場人物すべてが大事にされていることを
感じさせる、
言葉のない一枚です。
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はなさかじいさんってこんな話だったんだ、という驚きの作品。娘はイジワルじいさんを嫌って読みたがりませんでした。
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5歳5ヶ月男児。
絵はポップなんだが、内容は結構エグい。
こぶとりじいさん的な感じで、勧善懲悪的な話と捉えて、うんうん頷いていた。
子供の頃に読んだ花咲爺さんは、もっと大判小判の描写が金ピカで、子供心にときめいた記憶がある。
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ここほれワンワンと言うフレーズは頭にしっかりと入っていましたが、おじいさんが犬に乗って山へ登って行くんだったかな?となりのじいさん犬をなぐり殺したんだっけ?まぁ枯れ木に花を咲かせましょうは有名な話ではありましたが。