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日高敏隆選集 4 動物という文化 みんなのレビュー

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紙の本

最後のメッセージが意味深

2011/07/09 11:11

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:koo± - この投稿者のレビュー一覧を見る

「生物とか好きなら、日高敏隆氏の本がなかなかオススメ」と友人に薦められて購読。

とても親切で分かり易い文体。リーダビリティは良。とはいえ学術書なので、興味が薄かったら全体を通して読みきるのはちょっとしんどいかも。掻い摘むぐらいのトリビアな気持ちでどうぞ。

単細胞の微生物から動物までの生態を「文化」というユニークな視点で分析・解説している。海の生き物であるカイメンを「毛の生えたザルの文化」、ホヤを「フィルターの文化」といった具合に。生きる、それは多様な環境に対応し変化する機能の合理性。なるほど複雑化することだけが文化の発展でないのだな。ある意味、人間社会のアナロジーとも捉えられる。必要以上の進化は生きていくことになんの意味も持たないのだな、と。

最後のメッセージが意味深。「どの型の動物が生活に最も適しているかは簡単にはいえない。それぞれの型にはそれぞれのやりかたがある。そのやりかたで生きる条件をみたしているかぎり、動物は生きていけるのである」何処へ行ってもハミ出し者な社会的適応力の低い僕。ヘタな生き方本とかよりも、よほど心に突き刺さる。

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