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女性視点で進む恋の始まりの話。
これからが気になる話も多かったですが、切ないようなかわいいようなそんな恋愛ばかりでした!
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旬の作家の、珠玉の恋愛短編が一冊にまとまっている。
とてもおとくな本。
どの話もさらりと読めて、心に残ります。
non−noでの連載をまとめたもの。
読書のとっかかりにはおすすめ。
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帯には「読むだけで恋したくなる。」とあるが、うーん、ならなかった。
多分対象年齢が若いから私にはぴぴっとこなかったのだろう。
初出は『non・no』だし。
これらを恋と呼べるのか?ちょっと軽すぎないか?
いや、別にどろどろ重いだけが恋愛ではないけれど、あまりにも都合よく恋愛に発展してるなぁというのが素直な気持ち。
一番よかったのは森さんの『本物の恋』。
恋が何かも、自分の気持ちがどこにあるかもよく分からないまま、恋愛の真似事をただ惰性でしていた女子高生。
そんな彼女がお祭りの日に巻き込まれた(?)出来事をきっかけに人を純粋に思う気持ちに気付く。
もっともこの話、最後にとんでもないオチが用意されていて感動も一筋縄ではいかないのだけど。
いや、でも現実ってこんなもんだよ、って気もして読後感は悪くなかった。
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恋愛を題材にしたアンソロジー。
やっぱ石田衣良は上手いなぁと思った。
あとはまぁ島本理生もよかったかな、さっぱりめの島本理生だったからか。
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旬の作家の作品が詰まってる。
なかなか楽しめた。
嶽本 野ばらさん、初めて読んだのですが。。。この短編の中の
「。。。誰よりも自分を信じる強い心。。。」
「私は私の人生の見学者でした」
という言葉が、今の自分の心に響きました。
森 絵都さんは、もともと好きな作家さんなので、文句なく素敵
な短編でした。爽やかに笑えた♪
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○2008/08/01
母が借りてきた。恋愛系か…と思ったけど、知ってる方がけっこういたので読んでみた。やっぱり短編集は楽しい。
嶽本野ばらさんって下妻物語の人だったんだと初めて知った。
全部通して読んで、やっぱり締めあたりとか、最後の一文が良くないと気持ちよく終われないんだな、ということを再確認。そういう意味では後ろ3つがよい。
話のツボという意味では嶽本さんの話が好き。
これくらいさらっとした感じの、しかも短編小説なら恋愛系でもぜんぜん行けるかな、と思った。
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オムニバスは今まで読んだことのない作家との出会いがあって面白い。それをきっかけに作家を好きになることもしばしば。
この本は5人の作家による5話の恋の短編集。
どの作家も恋をテーマにしているけれど、どの恋もまったく違うもの。
恋する心をどれも違う視点から短い話の中で綺麗に描いてしまうのは、さすがの一言に尽きます。
本自体がカラフルで可愛らしいデザインなのでちょっと恋愛小説読みたいかなって人にはオススメです。
必ず気に入った恋の話が見つかりますよ。
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石田衣良以外は知らなかったので、あまり期待してなかったのですが、おもしろかったです。
角田光代さんのがよかったかな。
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石田衣良 角田光代 嶽本野ばら 島本理生 森絵都
アンソロジー。恋のはじまりについて描く。
すごい豪華な顔ぶれでした。
一番、印象に残ったのは島本さん。うまいってわけじゃないんだけど、光る何かがありました。
角田さんの「卒業旅行」もよかったです。旅行でこわくてホテルから出れないって共感。「動けなくなったら目を見開いてただ見るんだ。ずっと見ているとそこは知った場所になる。知った場所になればどう動き出せばいいかがだんだんわかってくる。何があってもおれらはなんにもなくさないっていうことがわかってくる」・・いい言葉。
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森絵都 島本理生 嶽本野ばら 角田光代 石田衣良
読むだけで、恋したくなる。
今、いちばん読みたい作家5人があなたのために描いた 宝石のようなラブストーリー。
↑と、帯に書いてありました。何処に目の焦点を置いていいか判らない表紙・・・・・。
あまり太くない本(1つ1つのボリュームで言ったら、国語の教科書みたいな。)で、それぞれの作家さんが思い思いに恋を描いてらっしゃる短編集です。
恋がテーマとしてあって、本当の恋ってなんぞ?と考えているような話ですが、何か恋とは関係なく元気になれる気がしました。うん、頑張ろうかな〜って。
読んだ事ない作家さんも居るんで、これから読書してみよっかな?という人の導入といいますか、あたりを付けるのに使ってもいいかなと思います^^
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<内容>読むだけで、恋したくなる。今、いちばん読みたい作家5人があなたのために描いた宝石のようなラブストーリー。
「non・no」で大好評だったラブストーリーが一冊に!
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すごく読みやすい。しかも、きゅん。とくるストーリーばかり。石田衣良さんの作品は、どこにでもありそうな学生時代の恋を切り取っているのですが、実感として恋を感じる作品で、甘酸っぱさが胸に拡がります。
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さまざまな作家さんによって書かれているこの作品。
私の好きな作家でもある、島本理生さん、森絵都さんらも書いている。
特にこの作品の中で好きだったのが島本理生さんの作品です。
島本さんの作品は、どの作品も『叶わない儚い恋』というのがテーマになっています。
島本さんの代表作『ナラタージュ』もそんな話になっています。
そんな島本さんの作品なのですが、
今回の作品は小さい頃に父親に寝ているときに殴られて以来不眠症になってしまった男性と、
まだ恋をしたことがない少女の淡い恋物語です。
私的には最後の展開がすごく新鮮でした。
少女と彼が幸せになって欲しかったのですが、彼が死んでしまったことがとても残念でなりませんでした。
この作品もぜひ読んで欲しい一冊です。
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2009.5.18
『ドラゴン&フラワー』石田衣良 ☆☆
『卒業旅行』角田光代 ☆☆☆
『Flying Guts』嶽本野ばら ☆☆☆
『初恋』島本理生 ☆☆☆☆☆
『本物の恋』森絵都 ☆☆☆☆
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どれもよかったのですが。。。
島本理生さんの「初恋」が絶品!!だから星5つ。
やさしい人じゃないってわかってて、それは精いっぱいならいいと言えるの、なんかすごい。
よくわかる。
ナラタージュもだけど、忘れられない恋をどうしてこんなぐさっと描けるのかな。