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ICCに行ったついでに本屋で買う。
ICCの本屋で働きてーなー。
内容としては、「教科書」、うん、教科書といった感じ。
自分の中でメディアアートの歴史が連続した歴史として感じることができないのならば是非読んだ方がいいのではないかと思う。
美術と名を冠するものならば、須く、その体系となる歴史の中に位置づけをされているものだ。
巻末にはメディアアートの通史一覧があって結構使える。
また、ジャン・ルイ・ボワシエのワークショップもなかなか。
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50年代くらいからのメディアアートの歴史が簡潔にしるされていて、テクノロジーの進歩と歩調を合わせて発展してきたのもよくわかる。最初のうちは新しい技術を使うこと自体が目的だったのが、やがて表現のために技術が使われるという方向に進んできたんだというのをみると、よちよち歩きの子供が成長しているような感じがする。
ただ、思想面での解説はあまり多くなかった。メディアアートは、メディア自体が社会や認識にどう影響をあたえるのかっていう面もさけて通れないところだと思うから、そうすると思想面での理解がないとなかなか難しいはず。マクルーハンくらいはさらっと触れられていたけれど、もう少し詳細に説明してほしいところだった。
あとまあ、あたりまえだけど、実物を見ないことにはよくわからない。絵や彫刻ならまだしも、動きのあるメディアアートだ写真をみただけではぜんぜんわからない。やっぱり足をつかって実物をみないと。
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かつてビル・ヴィオラは、新しいテクノロジーによって作り出されたアートに対して、「かなり問題があると思います。ややもすれば機械ばかりが注目されて、アートに目がいかないことがある」と語り、テクノロジーが消滅したときにこそアートが成立すると主張した。
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メディアアート作品が時系列にそってたくさん紹介されている。
動画を見ながら読むのがよさそうなので、PCとネット環境があるところで読むのがいい。
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genetic art
アグネス・ヘゲドゥシュ ハンドサイト
1996年アルス・エレクトロニカ・センター開館
ドイツ カールスルーエ ZKM
SIGGRAPH、ISEA、IMAGINA
AVIE、iDome
インタラクティブに成長する植物
映像装置としてのピアノ
PowerMate
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ビデオアートに始まり、メディアアートの歴史と特長が良く分かる本。気に入ったのは、本のサイドに書かれた作者名や有名な作品のリストで、それだけでメディアアートの秀作が一挙にわかります。