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みんなのレビュー26件

みんなの評価4.4

評価内訳

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26 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

ため息まで聞こえてくるような短篇集。

2008/06/30 21:47

9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:求羅 - この投稿者のレビュー一覧を見る

思えば子どもの頃、世界はもっと単純で分かりやすかった。できることは限られていたのに、なんでもできるような気がしていた。
いつだったろう、白でも黒でもない、グレーゾーンの存在を知ったのは。悲しいのに笑い、嬉しいのに切なくて泣きたくなる。そんな言葉にできない感情をもてあますようになったのは、いつからだったのだろう。

本書には、12の短篇が収められている。どれもとりたてて何かが起こるわけではなく、ほとんど取るに足らないような出来事ばかりである。表題作の「密会」にしても、その甘く危険な香り漂うタイトルとは裏腹に、寸暇の密会を重ねる男女の姿はいたって穏やかなものだ。
ところがウィリアム・トレヴァーの手にかかると、市井の人々の些末な日常が、とたんに意味を持ち始める。大仰な言葉で「人生とはなにか」と説くのではなく、ありふれた情景で人生の奥深さや心の深淵を語る手腕に、思わずため息がもれる。

冷静で淡々とした筆致は、登場人物たちを突き放すかのようだ。だがむしろ、初対面の女性に夕食をおごらせようと企む男や、夢破れて故郷に戻った男、別れた妻につきまとうストーカー男といった弱くてずるい人間に、作者のあたたかなまなざしが向けられていることに気づくのである。
情けない男性ばかり紹介したが、女性もさまざまな思いを抱え、苦悩している。ただこの作品集で女性は、暗い淵にたたずむ人々に与えられたひとすじの光(希望とまでいかなくとも、安らぎ・癒しの存在)として描かれているように思う。けっして爽やかとはいえない物語なのにそれほど重苦しく感じないのは、そんな救いが用意されているからではないだろうか。

ウィリアム・トレヴァーは、アイルランド出身の作家。数多くの長短篇を世に送り出し、「英語圏で現存する最高の短篇作家」と称されるほど高い評価を受けている。20ページほどの短篇のために、彼がずっと多くの背景を書き込んでいるのも納得の奥行きある作品群である。
なかでも、妻を寝取られて傍観する老教師の苦悩を教え子の視点で描いた「ローズは泣いた」は秀逸。過去と現在いくつもの場面が断片的に綴られ、ある秘密を共有する二人の胸の内に迫っていく。少女の想像の中で語られる一組の男女の物語だけでも、ひとつの作品になりそうだ。
派手さはないが、登場人物たちの抑えた激情がじわじわと心に染み入るトレヴァーの作品集は、短篇小説の醍醐味をあますところなく伝えた一冊である。

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紙の本

おいでおいでに誘われて

2008/07/13 21:21

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 はじめに書いておきます。この短編集を読もうとしたきっかけは、bk1書店に投稿された<求羅>さんの書評を読んで、なのです。あの書評はまさに書評の見本みたいによかった。書評がおいでおいでをしていました。あの書評がなかったら、この本を読むことなんてなかったと思います。書評ってそういう意味で、なんらかのきっかけを与えてくれるものです。まだ読んでいない読者への手紙みたいに。私も書評もどきを何年もbk1書店に投稿していますが、あんないい書評は書けていない。反省しながら、この本の書評を書いてみようと思います。
 その前にもう少し、書評の話をつづけます。以前川上弘美さんの書評集『大好きな本』で世評も高かった『停電の夜に』という本の書評を読んだ。これがよかった。これもおいでおいでをしていました。それで読んだのだけれど、どうも自分の肌合いに合わないというか、感心しない。どうしてこれがいいのかわからない。そういうことってやはりある。そういう好き嫌いがあって当然なんですよね。たくさんの人がいいというから自分もいいと思わなくてもいい。それが人間というもの。実はそういうことを多くの本から教わったはずです。本を読むことはそういう学習だと思います。
 では、アイルランドの作家トレヴァーのこの短編集はどうだったかというと、久しぶりに小説を読んだという満足感に浸りました。そもそも小説、あるいは文学といってもいいのでしょうが、とはこういうものだったように思います。特に際立って何かあるわけではない。表題作でもある「密会」に描かれている中年の男女の別離には何ひとつとして事件がおこるわけではない。しかし、女は決定的に別れを意識し、男もそれを予感する。そして、読者もそのことを否定しない。ありえる。それだけです。最近の、そして特に日本の文学シーンにおいて、このテの作品があまり書かれていないのではないか。愛を語るのにあふれるような饒舌があり、別れには数え切れない涙の数が欠かせない。それはひょっとすると、そもそも文学が目指そうとしたものとほど遠いのではないでしょうか。誰もがここで笑い、誰もがここで涙をながす。著者の意図のままに作品が読まれる。それは果たして幸福で豊かな読書体験となりうるのでしょうか。
 私はこの短編集を読んだことをいつか忘れるでしょう。だから、こうして書評まがいの「読書ノート」を書いているのですが、この本は未来の私をけっして拒まないだろうという予感のようなものがあります。短編「密会」の最後の文章を借りれば、未来にはまだ、自身の繊細な寡黙さがあり、そしてまだ、しばらくのあいだ読書をした満ち足りた自身がいるだろう。(注:これはこの短編の最後の文章を加工したもので、実際の文章はもっと奥深いものです。そして、その最後の文章はそれまでの場面があってはじめて深みを増しています。トレヴィーという作家のうまさだといえます)

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紙の本

「作者は書き、読者は想像する。そしてその関係を調整するのは作家だ」とトレヴァーは言っているという。この揺らぎない自信の前に、自分は存分な想像を働かせて読めたのだろうか。トレヴァー作品は、想像力を試される「道場」のようである。

2009/01/23 13:32

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:中村びわ - この投稿者のレビュー一覧を見る

『聖者の贈り物』で注目されたウィリアム・トレヴァー、もうすぐ彩流社からも短篇集の新刊『アフター・レイン』が出るみたいですね。
 この作家の短篇には、「作品の頭数を揃えれば1冊作れるから」と間に合わせで入れたような作品は1つもなく、どれも素晴らしいので楽しみです。

『密会』という邦題が与えられた表紙に、顔は隠されているけれども甘やかなひとときを過ごす男女のシーンが提示されている(『密会』という題を隠すと、女吸血鬼が耳の下をかじっているようにも見えなくもない)。背景は海だが、穏やかな日ではないようだ。どんよりした曇り空の下、風で波が立っている。沖で潮をはらんだ風は浜まで達すると、男性のソフト帽を飛ばしかけたのだろうか。
 女性を待つ間、彼は本を読んでいたらしい。休日のデートなら、こういう天気にわざわざ海へ向かうわけもなく、こういう服装で海辺に来るはずもない。ウィークデーの仕事の休憩時間か、クライアントに向かう途中に男性は抜け出し、人目につきにくい海岸まで車を走らせてきたと見える。
 女性の方は、散歩がてら出てこられる近所に住んでいるのか。ドレスは着ているけれども髪を解かずにまとめている。戻った家では、おそらくやりかけの家事を片付けなくてはならない。学校から戻ってくる子どものために焼くクッキーの生地が、朝から冷蔵庫で寝かされているのかもしれない。
 どのように出会い、どのように思いを寄せ合い、そして、どのように別れて行くべきふたりなのだろうか。そういうことをイメージしてしまう人もまた、トレヴァーの小説世界を生きる人物の仲間なのであろうか。
 トレヴァーの短篇小説の1つの特徴を、この装画は説明しているように感じられる。

 人の記憶は、人生に起こった出来事の顛末を物語として頭に収めているのではなく、このように束の間のカットとして収めているものである。
 一瞬、一分、半日……。そこで起きたことが生き方の何がしかを規定することがあり、人はそれを誰かの表情や身ぶり、発されたひと言、家具の配置、鳥のさえずり、木の葉の色、そばにあった道具など、携帯電話にストックする写真や短いビデオのような「小片」で、脳裡にぽっと浮かべることがある。いや、写真やビデオほどに「絵」にならない情景であることもある。
 それをよすがに、誰かに顛末を語ろう、誰かに向けて書こうとするとき、記憶はそこから表現する物語と相まって、語り手のストックから独立していってしまうのである。トレヴァーの短篇小説は「小説のお手本」、いや、そう言うよりも、まさに人間行為のそのようなお手本である。
 さまざまな人の脳裡に小さなシミのように残った小片を象徴的に表現し、そこからごく少ない文字数で、その人の半生や一生を読者に読ませてしまう。

 自分のことを振り返れば分かる。シミのように残った小片は、なかなか他の人には伝えにくいものなのである。そういうものをいくつかひとりでストックしているからこそ、人は「その人自身」「個人」たり得るとも言えよう。
「喜びも悲しみも分かち合い」という言葉があるが、共感や人の心に寄り添うことの大事さを大いに認める人であっても、究極のところでは誰にも分かり得ない領域を持つ。皮肉なことに、それがいかに辛くしんどいものであっても、それが自分を自分であると確認するアイデンティティとなってしまう。
『聖母の贈り物』で私はトレヴァーが「孤独」を厳しく書くことに感じ入ったが、この「孤独」はひとりぼっちというニュアンスではなく、「個独」と表記するとしっくりくる気もする。人の個性を深く洞察する人が見つけられる、相手が「唯一の自分であるところの領域」として示すかけらを持って立っている状態――各作品で、それが書かれていく。
 この人は、何と見事に、個人にとっての「かけら」を見つけ出し、多くの人間を小説のなかで生きさせるのであろうか。

 訳者あとがきに「本書で描かれるのは、小さな世界に生きる卑小な人間の、ほとんど取るに足らないような出来事である」と説明があるが、「それはちょっとどうか」とも思える。客観的にそういう説明はできないこともないが、自分の「個」の領域とこすり合わせるようにトレヴァーの小説を読むとき、描かれているのは決して「取るに足らない出来事」ではない。
 小説好きなら、「グレイリスの遺産」を読むと良い。これは一見、図書館員と利用者の何でもない邂逅の話にも取れる。しかし、好きな本の話が合う「真に気の合う相手」を見つけることがいかに感激に充ちた、まれなことなのかという強い思いに身がつまされる。これは、美しい奇跡に満ちた日々の記憶を書いた話ではないか。
「孤独」という一篇で起こるある瞬間は、少女時代に訪れた魔の一瞬である。それ以降、ひとりの女性の「悲劇」と「幸福」が常に表裏一体とならざるを得なくなった。少女が家族の平安のために、親の浮気相手に処刑を行った怖ろしい話ではないのか、これは……。この瞬間の記憶に引き摺られ、年配に至った彼女は正気と狂気に揺れている。
「ローズは泣いた」で少女が垣間見た大人世界の上品と下品は、おそらくその後、彼女の深いトラウマとなって平々凡々と生きることを許さないのであろう。少女が勉強を教えてもらった家庭教師が耐えてつづけてきた屈辱。それは、教わった学科よりしっかり彼女の血となり肉となり、生き方を規定する教育となってしまったのである。何という皮肉な話であろう。

 表紙に使われた写真の解釈と同じように、大げさに解釈しているわけではない。客観的に小説の出来を評じるような読み方はおよびでないと丁重に断るかのように、トレヴァーは作品世界に入って存分に想像力を働かせ、想像力を伸ばして行くことを読者に望んでいる。
 いったいその誘いに私はどれだけ応えられたのか。一抹の寂しさとともに本を閉じれば、2回、3回と再びページを繰りたくなるのである。

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紙の本

すばらしい短編集

2012/05/30 23:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:いたちたち - この投稿者のレビュー一覧を見る

私は英米の短編小説の深い陰影と読み終えた後に自分の心にわだちの残される感じが好きで多く読むのだが、ぶっちぎりのベストである(これまではアン・ビーティ が短編のいちばんだった)。
「ふつうの人々の思い通りにならない人生とその中にほの見える希望を描く」というのは英米短編小説の常套であるが、ウィリアム・トレヴァーの短編には必ず明らかな異様さが織り込まれていて、それが「珍しいものをかいま見る」という、読書の根源的なモチベーションを満たしてくれる。それでいて、シュールに堕させない手綱さばき。
母親の情事の相手を殺したために両親とともに土地を離れて放浪の人生を送る女の回想譚、『孤独』が特に気に入った。これだけの奇譚が、哀しみが、余韻が、わずか30ページ。すごい。

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紙の本

このてのお話は、偶に読むのもいいかな、でも毎日だったら重苦しくっていやだな、だって人生ってもっと楽しいもの、なんて思います。そういう意味で純文学、嫌いじゃないけど無くても生きていける・・・

2008/11/13 22:10

6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

総じて好きなクレストブックですが、今回のカバー写真はなんていうか映画のシーンをそのまま使ったようで好きではありません。もう一ひねりがあってもよかったかな、なんて思います。そんな写真はStephan H Sheffield/photonica/amanaimages、装幀はDesign by Shinchosha Book Design Divisionです。

カバー後の案内は、

自分はあの時、
たしかに愚かだった――
アイルランドとイギリスを舞台に、執着し、苦悩し、諦め、やがて
立て直していく男たち女たち。英語圏最高の短篇作家と称される
トレヴァーが、静かなまなざしで描く、人生の苦さと深み。

カバー折り返しには

A Bit on the Side

早朝のオフィスで、カフェの定席で、離婚した彼
女の部屋で、寸暇の密会を重ねる中年男女の愛の
逡巡…表題作。孤独な未亡人と、文学作品を通
じて心を通わせた図書館員。ある日法外な財産を
彼女が自分に遺したことを知って…「グレイリス
の遺産」。過って母親の浮気相手を殺してしまっ
た幼い自分のために、全てを捨てて親娘三人の放
浪生活を選んだ両親との日々…「孤独」。アイル
ランドとイギリスを舞台に、執着し、苦悩し、諦
め、立て直していく男たち女たち。現役の英語圏
最高の短篇作家と称される、W.トレヴァーが、静
かなまなざしで人生の苦さ、深みを描いた12篇。


とあります。各話を、カバー折り返しや訳者あとがきも利用させていただきながら原題とともに簡単にご紹介しましょう。引用させていただいたものには注記をしました。

・死者とともに Sitting with the Dead:28年間連れ添った夫は、馬小屋を見たいといってパジャマ姿で出かけた。それが原因ではないものの八日後、夫は亡くなった・・・

・伝統 Traditions:七羽のコクマルガラスが死んでいた。誰が鳥の首をへし折ったのか、レゲットだな、という少年もいればオリヴィエのようにあの女性を疑うものも・・・

・ジャスティーナの神父 Justina's Priest:道理も何も理解できないジャスティーナの告解に立ち会うたびに、クロヘシー神父は嘆かわしく首を振り・・・

・夜の外出 An Evening Out:あわよくば初対面の女に夕食をおごらせようという図々しい自称写真家(あとがきより)

・グレイリスの遺産 Graillis's Legacy:孤独な未亡人と、文学作品を通じて心を通わせた図書館員。ある日法外な財産を彼女が自分に遺したことを知って…(カバー折り返し)

・孤独 Solitude:子供の頃に起こったある事件をきっかけに両親とともに外国を放浪する女(あとがきより)

・聖像 Sacred Statues:ヌアラが夫のコーリーに頼んだのは、ファロウェイ夫人のところにいって借金をお願いすること。夫の石工としての才能を知る夫人ならきっとお金を貸してくれる・・・

・ローズは泣いた Rose Wept:若く美しい妻を寝取られても何もできず、苦痛に堪えながら傍観している老教師(あとがきより)

・大金の夢 Big Bucks:貧しい伯父が残してくれるという農場ではなく、アメリカでお金を稼ぐことにしたジョン・マイケル。目処がたったら婚約者のフィーナも彼の後を追ってアメリカに・・・

・路上で On the Streets:別れた妻をつけまわすストーカーのような男(あとがきより)

・ダンス教師の音楽 The Dancing-Master's Music:ピアノを弾きながらステップを教えるというダンス教師の名はバックリー、毎朝、随員二人と屋敷にやってきて・・・

・密会 A Bit on the Side:早朝のオフィスで、カフェの定席で、離婚した彼女の部屋で、寸暇の密会を重ねる中年男女の愛の逡巡(カバー折り返し)

訳者あとがき (中野恵津子)

です。確かに英国の天気のようなお話で、読んで楽しいというよりは湿っぽくなってしまうものばかり。いやあ、なんて思うのは「夜の外出」、いやはやこんな男に声かけられたら最悪だな、なんて思います。それと「大金の夢」ですか。人間の欲望と男女の距離、いかにも現実的な終わり方が好きです。今ひとつ乗れなかったのが「ダンス教師の音楽」、なんだかラテン・アメリカ文学を読んでいるような・・・

楽しいばかりが文学とはいいません。偶にはこういうお話もいいかな、でも毎日つきあわされたら降参してしまうかも・・・。

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紙の本

人生の悲哀

2023/09/23 15:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kisuke - この投稿者のレビュー一覧を見る

短篇の名手、ウィリアム・トレバーの作品集。
いろんな人の人生の悲しみや痛みが描かれています。
ハッピーエンドのお話ではないのに、何か読むと落ち着きます。

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2008/05/28 16:28

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2008/11/26 17:49

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2009/02/26 21:23

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2009/04/18 10:52

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2010/10/03 01:57

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2011/01/18 22:16

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2011/06/22 15:55

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2008/10/11 18:33

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2012/02/01 18:27

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