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凹まない人になるための5つのステップ
レベル1 健康で幸せな状態を保つ
何が大変なんだろう? 私はこう感じている 自分を元気にしてくれること
レベル2 問題解決のスキルを学ぶ
「問題を解決する」という意思を持つ。「自分の力で解決する」という心構えを持つ。今までの思考パターンを飛び出す。感情的にならない。
好奇心を持つ。経験から学び続ける。失敗からも学ぶ。この状況で笑えることって何だろう?ここから私が学べることって何だろう?違う立場から見たらどうだろう?これをひっくり返してみたり、裏返しにしたらどうだろう?
レベル3 自己イメージを高める
レベル4 さらに高度な弾力性のスキルを身につける
レベル5 セレンディピティの能力を身につける
これが起こってよかったと思えることって何だろう?どうしたらこの不運を幸運に変えられるだろう?これで思わぬ道が開けることが、何かないか?
他人は他人。人がどう思うかは、私がどうこう言えることじゃない。他人の言動であなたがむかついても、彼らのせいじゃない。むかついてるのは、あなただ。あなたの心の許容範囲が小さいということだ。
いやなやつというのも、自分の弱さや小ささを教えてくれる、ありがたい先生なのだ。
あいつは人間のクズだ、と切って捨てたところで役には立たない。人を悪者にしてやっと保てるような、もろいセルフイメージではダメなのだ。彼らが変わってくれるということは絶対ない。彼らに脅かされ続けるのは、あなたなのだ。そうではなく、彼らの視点でものを見てみることだ。彼らはなぜそんなことをしたり、言ったりするのだろう?
共感とは、自分の感情は切り離しながらも、他人の感情は理解できるという態度。
困難を幸運へと変える力。これが起こってよかったと思えることって何だろう?どうしたらこの不運を幸運に変えられるだろう?これで思わぬ道が開けることが、何かないかな?
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ストレスとは外部から私たちの体や心にかけられる圧力のことだ。
そしてストレインが、その圧力に対する私たちの反応ということになる。
問題なのは、圧力の客観的な大きさではなくて、それにいかにへこまされないかという私たちの許容力のほうなのだ。
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これも、すごーくいい本です!(笑)
人生をコントロールできると感じている人は、自らそれを証明するような生き方をする。
人生をコントロールできないと感じている人は、自らそれを証明するような生き方をする。
心に弾力性がある人は、楽観的なだけでなく悲観的な部分もある。利他的かと思えば、利己的でもある。
あらゆる部分でそういう両面性も持っている人ほど人間関係力があるという話には驚きました。でも、考えてみると納得できるというか、当然のような気もします。
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『凹む』という漢字は、なんと見事にその状態を表しているのだろうと思う。物理的に凹んでいる状態を、そのまま象形文字のように表現している。一方で、精神的に凹んでいる状態も、この凹みを上げることができたら元の健康な状態に戻れるのに、といったもどかしさまで表現しているように思う。
さて本書は、精神的に凹んだ状態をどうやって乗り越えるか、あるいは凹みにくくなるにはどうすればよいか、ということが分かりやすく述べられている。常々、何が起こっても自分次第で乗り越えられると思っているので、共感できるところが多かった。
目からうろこが落ちたのは、相反する二面性を持つ方が適応力があっていい、ということだ。例えば、繊細でありながら図太い、衝動的でありながら用意周到、外交的でありながら内向的、など。日頃から自分の性格に矛盾を感じていて、二重人格は良くないんじゃないかと思っていたので、救われる気がした。これからも、好奇心旺盛に、自分の人生を自分でコントロールするつもりで、無理せず楽しんでいこうと思う。
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困難を避けてばかりいたのでは、真の強さは身につかず、困難とうまく付き合うことができてこそ、それを糧に自分を成長させることができるのである。
不幸と思わず、この事によって、逆に良かったことは何だろう?と問いかけるようにしたい。
絶望や被害者意識の対極にある心的態度こそ大切なのだ。
どのような悪い状況にあっても、道を開く力は自分の中にある。
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『ストレス(stress)という言葉は誤りで、ストレイン(strain)と呼ぶべきだった』 外部からの圧力(ストレス)に対して自分がどう反応するか。ストレスを問題にすると自分以外のところに目を向けがちだが、結局はストレスをどうとらえるかというのは個人的な問題でしかない。 なるほどと思いましたね。
相反するパーソナリティを持つことで、高い対人能力を持つことが出来る。
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覚え書き。
・レジリエンシー心理学。心の弾力性。
・ストレス(外部からの圧力)⇔ストレイン(圧力に対する反応))
・シナジー効果
その人がいることで物事がうまくいったり、
明るく活気が出たり よい影響を与える。
・困難を幸運に変える力。
落ち着き、受け入れ、必ず道が開けると信じ最善をつくす
・逆境によって自分を作り変える
一大事の前後で 人は同じではない。
バネにして柔軟に適応させることができれば成長できる。
他人ではなく、
自分で自分の人生をコントロールし 責任をとると
決めること。
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凹まない人→心に弾力性と柔軟性と素直さと新しい状況に適応し変化する人
凹む人の特徴
1.いつも良い子でいるようにと育てられた
2.いつも自分以外の力が自分の人生をコントロールしていると信じ込まされた
3.ストレスと言う間違った概念を信じ込まされている
凹まない人
凹まない人は、自分が環境をコントロールする力を持っていると言う考えを持っている。
感情は選べる事を知っている。
→心のハンドルを持とう
ストレスは無い。自分が勝手に作り出したもの。心の捉え方次第に気付く。
グループ作る上で勉強になる一冊でした。
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自発的に行動を起こす自分コントロール型の人は、他人コントロール型の人より逆境に強く、他人に修正を求める代わりに自分でなんとかしようとする。
この辺りは、納得する反面、逆の考えもあると思う。コントロールしようとしないのが仏教。
以下、気になった文。
他人を変える事はできない。自分が変わるしかない。
私が思う最高の知恵とは、一見不幸と見えることを、幸運へと導いていける知恵だ。ただなんとか不幸をやり過ごすのではない。それによって、自分が前よりもさらによくなる、ということなのだ。
人生の一大事の後で、人はそれ以前と同じではあり得ない。あなたは、そのことによって自分の知らなかった力を発見してさらによい人間になるか、あるいはそれによって粉砕され悪くなるか、そのどちらかでしかない。
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人生の逆境にありながら健全な精神を保って生き抜く人たち、それも困難を切り抜けるたびに以前よりも強くなっていく人たちの研究をしたもの。
彼らはどのような精神状況で、どのような思考を持っているのか、また、そのような人間に変わるためにはどう心がければ良いのかを、10章に分けて綴っている。
章の最後には『凹まない人になるためのアクションプラン』として、ワークが加えられているところもある。
凹まない人は、心の弾力性を持っており、状況に合った選択をすることができる。
そして、逆境を上手く生かし、自分の学びとすることができる。
この本を参考に、自分が行動できそうなことからまず始めてみることが必要だ。
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凹まない人は困難を乗り越えてより強くなれる。
問題や困難と立ち向かうときも自分の捉え方次第で変わってくる。
→問題や困難も好奇心を持って楽しむ。そして乗り越えた先のことを想像する
どんなに悪い状況になっても最善を尽くす
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http://ameblo.jp/ochi-work/entry-10194732459.html
「2代目設計屋・仕事っぷり」さんを見て興味。
凹まないというのは心の弾力性があるということだと書かれている本だそう。
またポジティブシンキングの本か〜と思ったところに、この2代目設計屋・仕事っぷりさんの「こういう本に興味を持つ人は心の弾力性がある人だと思う」的な発言を見て、意外に思った。私も潜在的にそういう力があるのだろうか。
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アル・シーバート著、林田レジリ浩文訳『凹まない人の秘密』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2008年)は困難や障害に負けずに成功した人々の共通点をまとめた書籍である。この種の人々を凹まない人と本書は位置付ける。
昭和のステレオタイプでは、逆境をはねつける強い意思を持った人々やポジティブ精神の人々と考えがちである。これに対して本書は、強い心を持っている訳でもなく、いつポジティブに考えている訳でもないとする。この認識は21世紀になっても昭和の精神論根性論が残存する中で貴重である。
本書の凹まない人は立ち直りが早い人である。弾力性resiliencyのある人である。その意味では凹まないというよりも、凹んだままにならない人になる。見込み捜査で冤罪を起こしながら謝罪しない警察官のような全く反省しない人間は凹まない人ではない。凹んでもいないためである。本書の立ち直り方には欧米的な合理主義がある。この点でも日本的な過去を振り向かない未来志向とは異なる。
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翻訳本にしては読みやすく分かりやすい本だと思う。
困難を克服する凹まない人は、常にまえむきでポジティブなのかというとそういうわけではない。楽観的でいながら悲観的、自信はあるが自己批判的などの相反するパーソナリティを持つという。
正直、なんだ自分もそうじゃないかと思った。うつ病からも学ぶことができているし、今は自分なりの目標も持って行動している。少しずつ、凹まない人間に向かっているのではと、思うことができた。
少しの自信といっぱいの自己批判だけど、相反するパーソナリティを大事に生きたいと思う。