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今話題になっている投稿型の創作怪談集です。
様々な作風のものが読めるのがいい点ともいえますが、短い作品が沢山載っていて、作者によって文体が違うので、若干読み進めづらいです。
品質がまちまちなのもちょっと。
面白い話もありましたが、世間の評価とは逆に、私はそれほど楽しめませんでした。
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【目次】
はじめに(東雅夫)
土星の子供/出席簿/額縁の部屋/プラグイン/姉やん/密壺/月の味
いちご人形/円筒形の幽霊/団欒図/夢の結末/泡影行燈/うるはらすM教授の著述(抜粋)/透明な教室/夕陽を跨ぐ友達
巨獣/おそうめん/静かな団地/かえる/迷路事情/父の就職/山彦
家事とヤンキー/般若娘/男の世界/水獣モガンボを追え/いいかげん幽霊だと気づいてくれないと面白くないわ/電車会社/歌姫の秘石
歌うたい練り歩く/トイレの河童/からころはつぼ/ロス・ペペスの幻影/神の左手・COA
受胎/おいていくもの/影女/亡妻/○ちがい電話/私の生首
中有駅前商店街にて/凋落/鬼裂/まっぷたつ/てのひら/盲蛇の子/餓鬼/夜間の祭囃子/ガクン
お見合い/プリオン的/三重/邪まな視線/間一髪/赤色ウサギは何を夢見る/ザクロ甘いか酸っぱいか/おたぬきさま/ランバス・フー・ファイター/マシロのいた夏/花火
月夜/誘女/浴葬/きぇー/生活者/海辺の家/先祖返り/地獄の一丁目/家系を綴る/目を摘む/蛇が出る思い出/母/重ね重ね/謝罪の理由
夢のおとない/呼ぶ声/崖の石段/クマキラー/シャボン玉/海底の都/トゥング田/虹蟲/残心/渡し
書聖/七夕呪い合戦/式神返し/枕/失くしもの/ヨモツヘグヒ/夜勤の心得/高橋さん/牛殺し/グレムリン/闇沼/河童の天ぷら/小人/門番
魚卵祭り/言霊の呪力
おわりに(東雅夫)
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数字じゃなくサブタイトルなのには理由があった。傑作選編?
(目の前をするする進行していく怪異を見ているだけの立場、からの怪談ってさびしくて怖くて好きだ)
「額縁の部屋」 クジラマク
(ひどいのかやさしいのか。よくわからんけれども、嫌でも怖くもない話で、しかも印象深い。)
「かえる」 我妻俊樹
探せ。(ちょっと笑える。笑えない状況とか切羽詰まった感が)
「からころはつぼ」 狩野いくみ
この身、朽ちるまで、さぁ存分に。(食わず女房。と、良い勝負の夫。みたいな)
「鬼裂」 立花腑楽
(道具の使い方。ひんやり。)
「てのひら」 松本楽志
(さぶえ。誰にでもあるもんなんだろうか)
「三重」 一双
(このまま人類滅びそうってくらい、拡大し続ける。好き)
「ランバス・フー・ファイター」 林不木
(情景がやさしくて綺麗。)
「月夜」 杜地都
(すごく怪談な世界なのに、妙にしっかりコミュニケーションとりあってる、とろうとしてる、人たち。好きだー。)
「般若娘」
「男の世界」 ヒモロギヒロシ
(短編集あったら買う、くらい好き。軽やか。しゅっとしてる。すごいノスタルジックなのに甘くなりすぎないのはなんだろう、文体?結び?)
「透明な教室」
「夕陽を跨ぐ友達」 君島慧是
表紙がさやかさん。
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この怪談はほぼ創作です。
実話が有ったとしても、オチを付けようとヒネった結果、創作じみて全然怖くありせん。
怪談を楽しみたい方は、漠然と事実を有りのままに書いた『新耳袋』をお勧めします。稲川某のような「昔、ココでは殺人事件があり…」的なオチがないので、釈然としない恐怖があります。
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《未購入》無性に気になっていたシリーズ。無名の作家さんのアンソロジーみたいな感じで、一話2ページの短文集。ぶっちゃけ一切怖くなく、創作の怪談物。色とりどりで綺麗だけど、中には鋭利な石も混じっている、宝石箱みたいな可愛い本。
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99話でやめようと思ってたのに気付いたら100話読んじゃってた
しくった
「いちご人形」「受胎」「亡妻」「私の生首」「先祖返り」「クマキラー」「七夕呪い合戦」が印象的だった
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続きがたくさん出てるのは知ってるけど、なかなか手に取る機会がなくて残念。時間もないから、時間できたら手に取りたいシリーズのひとつ。
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多種多彩な800字怪談。たくさんあるから好みの作品に出会えるのも嬉しい。(逆もまたしかり)さくっと読める、息抜きな一冊。