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800字以内の怪談100話詰め。
夏の夜中に一人でひっそりと読み終えて、丑三つ時になっていることに気づいて、しかも、百物語だったことにも気づいてちょっと怖くなった。写真が良く見ると怖いっす。目が口。
いろんな人が書いているのでいろんな怖さがあって満足できる。解説が京極堂ってこともお買い得。
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怪談てもっとこう、体験談であるとか又聞きであるとかそういううさんくさくても現実感が欲しいな…創作風味過多でいまいち私が怪談に求めるテイストとは違います。短くて読みやすいのはいいことなんですが。でも時折挟んである人形の写真はなかなか嫌なかんじでいいです。
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2003年から4年間に刊行された「てのひら怪談集」の傑作選。新作も数点あり。
100作品を読むと自分好みの怪談(傾向)があるので、「自分はこういう怖い話が好きなんだな」と客観的に理解できます。
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ネット上で2003年より毎夏開催され、大反響を巻き起こしている「ビーケーワン怪談大賞」の名作佳品が一冊に!大の怪談好きで知られる3人の編者が、腕によりをかけて選んだ100編に加え、文庫オリジナル書き下ろし作品8編も収録。
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不思議な話、ぞっとする話、童話のような話。
よくも800文字でここまで…というものばかり。
身近にありそうで怖いのが、いこうと誘われた
プラットホーム。
川で石を拾ってきてはいけない、というのも
よく聞く話です。
猫好きに、猫の…はぞっとします。
マザーグースのようなものもありました。
どれもこれも短いので、ついもう1話、と
読み進めてしまうのが難点です。
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八百字という制約の中で描かれたさまざまな「怪談」を集めた一冊。笑えるのや、ほっこりするのや、シュールなのやら、読み心地も人によって様々です。もちろん、怖いと感じるものも人それぞれの一作があるのでは。
お気に入りは「カオリちゃん」。やっぱりこういうのが一番怖く思えてしまいます。でもむしろ曲もつけてみたいような……。
「テスト」も怖いなあ。こういう場所ってなんとなくありそうな気がするだけに余計にリアルな恐怖を感じました。
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玉石混交だ。巻末の解説で既に布石を打たれた感があるが、怪談と言うわりに怖くなく、訳のわからないものもあった。800字以内の怪談を公募して「傑作選」と謳う割にお粗末なものもあった。しかし、夜中に一人で風呂で本書を読んでいると、たま~にぞくっとするような内容の怪談もあったり……
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1、2ページのホラーSSが100篇+α収録されたアンソロジー。「ビーケーワン怪談大賞」の受賞作を1冊にしたもの。
そういう内容なのもあり、それぞれの怪談の作者さんはほぼ見たことがない方ばかりなのですが、時折知っている方もいて、目次も見てみると楽しいです。
内容も千差万別、不気味な物から不思議な話まで。怪談のイメージも人それぞれですね。
ちなみに、個人的に何が一番怖いかといえば表紙と所々にいる謎の人形(バラバラの手足いっぱい付き)。何で目が口になってるんだ……。素手で触るのためらいます。