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長いし登場人物は多くてそれだけで3ページ分あるし、かなりの本読みでないと読まないかも。でもすこぶる面白いです。長いのは、事件が本当に次から次に起こり、メインとなる誘拐殺人事件の他に、というかその捜査の行きがかり上本当に次から次へと事件が起こり、それらを混乱の中でひとつずつ解決したりドジを踏んだりしてゆくから。読み終えて思い出すだけで、ケチな窃盗、傷害、ゆすり、誘拐脅迫、殺人が2件、と数日間にこれだけの事件をほとんど寝ないで担当します。その間も責任は取らず手柄は横取りの官僚署長マレットや昇進の鬼で規則が大好きなキャシディや上昇志向の強い女性刑事をテキトウにあしらい、下品な冗談を飛ばし、と相変わらずの大活躍。あと2作未訳があるそうですが、作者は最近高齢のため亡くなったそうです。残念。
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イギリス、デントン警察署のジャック・フロスト警部の関わった事件の話。時期はハロウィン。
きたきた、シリーズ4作目。主人公のフロストですら「それは誰だ」「何の話だ」と言い出すほどに、事件の数も登場人物の数も多い。ついに上下巻の長さになったか、という感じ。
このシリーズは、主人公でもきっちりドジを踏んで捜査失敗、という展開になる。そうなってぼやいたり怒ったり叱られたり、という場面があるので、わりと陰惨な事件が続いても暗い雰囲気にならない。そういうところが好き。
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待ちに待った4作目。
本屋で平積みになっていたのを見つけた瞬間、速攻で上下巻掴んでレジへ。
しかし、値段を聞いてややビックリ。1冊1100円してたんですね。
でも損しません。前作同様期待を裏切らない内容でした★
あー楽しかった!
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相変わらず人員不足のデントン警察署。フロスト警部もせっかく休暇中だったのにやっぱり駆り出されて…。
毎度のことながら、これでもかこれでもか!っていうほど事件が次から次へと鬼のように舞い込みます。そしてどんなに凄惨な事件だろうとフロスト警部の悪趣味なジョークも健在でホント笑わかしてくれます。映像化されてはいるけれど下ネタはどこまで省かれているのかな?
ちょっと文庫サイズにしちゃ、お値段高めだけれど。
残り2作も翻訳されると良いな
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上下巻ですが長さを感じさせない物語展開は相変わらず。フロスト警部のワーカホリックもお下劣も相変わらず。面白かったです。
ちょっとあの誘拐犯の犯行目的と人間性に納得いきませんがまあそれでも。マレット署長の俗物っぷりにも磨きがかかってきました。心配なしに読み終えられる本です。面白かったです。
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いや〜読ませる…面白い! シリーズ第4弾はついに上下巻に分かれているので、早速続き(下巻)にとりかかります。しかし、今年やっと翻訳されたものということで、下巻を読んでしまうと…しばらく次がおあずけってことね、読みたい、もったいない(複雑だ)、でもこれから読みます♪
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待ってました〜のジャック・フロスト警部もの。
相変わらず小汚い格好の仕事中毒、どこでも下ネタを連発、上司のたばこを盗むわ、セクハラもするわの困った親父ぶり。
警察上層部が会合後に交通事故で入院という異例な事態に、かって確執のあった同僚キャシディが警部代行として派遣されてくる。
今回、フロストとコンビを組むのは、冷静な若い女性の部長刑事リズ・モード。嬢ちゃん呼ばわりに頭に来つつ、フロストの苦手な面をフォローしてくれるのでけっこう良い組み合わせかも。
捜査も時にはめちゃくちゃになるが、混乱しつつもしっかり働く。そして、インチキはお手の物なので、人情溢れる采配も。
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相変わらずの一気読みを強制するかの展開。この著者の作品はこれを含めてあと3作。大事に読みたかったが・・・
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たまーにしか出ないフロスト。でも絶対におもしろいので裏切られないフロスト。TVドラマのできも相当いいですが、小説版はやっぱり最高です。
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久しぶりのフロストシリーズ。 待っていました!
出版されるたびに「このミス」の海外部門で1位を取るほどの質の高い推理小説。 内容もそうであるが実際にページ数も多く読み応えがある。 今回の作品はなんと、これまでのシリーズと同じ程度の厚さの本が上巻、下巻と分かれているから、そも分量にも驚かされる。
ハローウィンの夜にごみ置き場で見つかった少年の死体。 行方不明で捜索願が出ている少年が結びつくほど単純な話ではないのがフロストシリーズ。 それどころか15歳の少女の誘拐事件、幼児傷害事件、腐乱死体事件など、数々の事件が入り乱れ、それに伴い数多くの人間が登場する。
謎解きもさることながら、ズボラでお下劣な仕事人フロストの人間くささや彼を取り巻くデントン署のメンバーのキャラクターがこの物語を厚いものにしている。
上巻を読みきってもなお、まだまだ先が見えない状況なんて、ありえない!と思いつつ、ぐいぐいと引き込まれるのは、やはりその人間模様の描写が卓越だからであろう。
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09/3 ★★★★ 推理はずしまくりの名刑事フロストの第四弾。
残りページが少なくなっていくのが惜しいと思うほど面白い
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8月14日読了。「このミステリーがすごい!」海外編2009年度の第2位の作品。フロスト警部シリーズ第4作。クリスマス間近のデントン市に発生する、幼児の連続傷害事件と殺人事件。捜査に当たったフロスト警部以下デントン署の面々だが、相変わらず連発する事件の中捜査は一向にはかどらず・・・。フロストの下品な冗談は、メンバーに「ワンダー・ウーマン」リズ・モード部長刑事を加えたことでますます冴えて(?)きているようだ。今作は上下巻ということで、フロスト警部たちの活躍をたっぷり読めるのもうれしい。下巻の展開が予測がつかないが、どう解決するのだろうか・・・?
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待ってましたフロスト警部!!! シリーズ第4弾。
下品で下ネタ好きでだらしなくて、絶対に一緒に働きたくないタイプ。
でも仲間を大切にするし、頭が超キレる。同時発生するいくつもの事件を悩みながら解決していく。
このしっかりとしたストーリー構成。第4弾でも衰えず。素晴らしい
今作ではフロストの悩みがかいま見られてちょっと切なかった。
著者は高齢で、既に亡くなっているそうなので、未訳のものはあと2冊のみだそう。とても残念。
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デントン市のフロスト刑事は、仕事は乱雑に、机の上は複雑な地層を作りながら、やや卑猥はギャグを織り交ぜながら、難事件を解決していきます。
今回は未成年者の行方不明事件から始まります
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ほんとジャック・フロストは笑わせてくれますね。この面白さは半端じゃありません。ミステリーとしても、よくできているので、読んでいてほんと楽しいです。